プロローグ第2話おっぱいパラダイス計画
「ん?」
今こいつなんて言った?
予想の斜めを行きすぎる回答に思わずキョトンとしてしまった。
「今、なんて?」
俺が聞き返すと、悪魔もキョトンとしている。
あ···いや、まずい
俺は慌てた口調で答える。
「いや、なんでもないなんでない!おっぱいな!パイパイ計画な!okok」
まだ慣れないゴツゴツした手の親指と人差し指を丸め不格好な丸を作り動揺した顔を隠しながらも悪魔に掲げた?
これ以上ヘマして自分が記憶ないのバレるのはまずいとなぜか直感で分かった。
しかし、名前が名前だぞしかも不意打ちはいくらなんでも卑怯だろ···
しかし悪魔まだキョトンとしている顔で何か物言いたそうな顔でこちらを凝視している。
うーん···えー···次にお前は!え?私。何かおかしいこと言いました?と言う。
「え?私。何かおかしいこと言いました?···この名前と計画考えたのハッハッハーデス様じゃないですか」
「ぶぅぅぅ」
そのことを耳にして、吹き出してしまった。
まじか俺···何考えてんの?
再び、キョトン顔の俺に
はぁとため息をつき、悪魔はドヤ顔を無理に作りながら語りだした。
「決断したぞ。今だ、たった今だ!我は南の都市部を崩壊させ、そこにいる巨乳以外の人間どもをすべて根絶やしにした後おっぱいの国おっぱいパラダイスを作るぞ!!がはははは。名ずけておっぱいパラダイス計画!だ!今考えたが行くのだるいから三日後行くぞ!三日後までに我が軍を揃えておけ!!悪魔よ!!!おっぱい!!ぷるん…!ぷるん!!!!」
へぇへぇとため息を二度ほど吐き悪魔は続けた。
「これちょうど三日前···ハッハッハーデス様と私との会話の1部です。どうですか、思い出せましたか?」
「·········」
うん。とりあえず、俺でいいのかな?こいつバカだよね?
人間滅ぼす。悪魔だから分かる。
おっぱいパラダイスは…意味がわからん。
てか、この計画絶対思いつきだよね!思いつきで行動したよね俺(たぶん俺)適当すぎたろ!それでも主人かよ…
いや、待て待てとりあえず今は全てひっくるめ、主人らしくいかなくては…
「うむ、失礼した。で、悪魔よ。君はこの···えー···計画に、賛成なのか?」
「何をおっしゃるのですか。貴方様の仰ることに間違いなどありません。絶対なのです!」
悪魔は、二つ返事で返してきた。
なるほどこれが絶対服従というものなのか。なるほどなるほど
「さてとにかく準備はもうとっくに出来てます!午後からマドピンマドルーン1003世様との会談がありますので、早く行きましょう」
「あ。はい···もう好きにしてください···」
俺は悪魔に聞こえない程度に呟くように言った。
俺は悪魔の行く後について行く。
よくよく周りを見渡すと、中は薄暗く静かですごく広い。天井にはデカいシャンデリアと何あれ悪魔の頭部の石造が数体飾られている。ここは、よくアニメとかで出てくる玉座の間と言うやつか···5段ぐらいの小さな段を上がった所に宝石と骨が散りばめられ造られたなんとも趣味の悪い大きな椅子がある。
どうやら俺はこの椅子で寝ていたらしい。
数秒歩いた後、悪魔がぴたっと止まった。
え···なに。
どうやら今たっている所が、この部屋の中心らしい。
悪魔は1歩前でいきなり大声を上げ。
「さぁぁぁぁぁ!出撃の時は来た!集まれ!いくぞ15師団」
その声に答えるかのように無数の骸骨や悪魔やゴブリンや杖を持った魔道士が一斉に集まってきた。
軽く200近く居るではないかという軍勢に冷や汗が滲み出てくる。
なんだコイツら···てか、お前ら一体どこに居たの···
「さぁ。では、みんな手を繋いで。さぁハッハッハーデス様転移の魔法をお願いします!」
は?え?て···転移そんなもの何も覚えていない俺が使えるわけがない。
「て······えっと、その」
何か言い訳しようとありとあらゆる脳細胞を俺はフル回転させ頭を抱えた。
「······」
もの苦しい数秒の静寂が数分のように感じた。
するといきなり悪魔が
「あ!」
と突然驚いた顔をしてこちらを見てきた。
くそ···さすがにバレたか···
「申し訳ございません···」
「へ?」
バレたと思ったら急に頭を下げてきた。
「私としたことが···出発の前の号令を忘れていました···すいません」
「号令······」
考えていると横にいた骸骨が話しかけてきた。
「カランカランカラン···」
わりぃ、骨音だけでなんも理解出来ん。
察するに多分号令お願いしますとかかな···
無理だなぁ···仕方ないから言い訳するかなぁ···
「ん、ん···悪いが二日酔いで声が出ん代わりに掛け声やってくれんか···悪魔よ···」
俺はわざとらしくかすれ声を出し答えた。
「あぁ、二日酔いだから今日口調とかおかしかったんですね。なるほどです」
「ははは···」
え?もしかしたらこの子馬鹿なのかもしれない。
そんな考えもこの馬鹿っこには悟られず。
悪魔は陽気で
「さぁ!では皆さん···せーの」
「おっぱーーーーーーーい」




