次元神の召喚!なんてカッコいいんだろう!&説明会
「そのダンジョンマスターというものをやろう」
「おお! やってくれるか。それはありがたい!」
ちなみに、なぜ俺がダンジョンマスターをやろうと思ったかというと、単純に楽しそうだからだ。
「最後に聞いておくが、なぜDPというものを集めなければならないんだ?」
「ふむ、それはな、我々邪神というものは魔種族からの信仰、またはDPのどちらかがないと、次第に力が弱体化していくからだ」
「魔族からの信仰はどうなってんだ?」
「最近は人類のせいで魔族からの信仰も途絶えていきつつある」
「へー現状はそうなっているのか。おし、現状もわかった事だし、そろそろ転移させてくれ!」
「では、あちらに送り届けるぞ。あちらで異世界の知識や、ダンジョンの基本がわかるからな。ではいくぞ。召喚魔法陣、次元神の召喚発動!」
その瞬間、視界が光に埋め尽くされ俺は意識を失った。
目が覚め周りを見渡してみると、壁から天井、地面まで土で埋め尽くされており、まさに洞窟という感じがした。
そして、中でも一番目立っているのは、真っ白な光を放つ球だった。
何だろうと思い思わず触ってしまいその瞬間、一気に頭に激痛が走り、そのあまりの痛さに、また意識を失ってしまった。
<ダンジョンマスターとして認定>
<知識を定着させます>
<体を作り替えます>
<マスター権限譲渡>
<知識定着パーフェクト>
<体作り替えパーフェクト>
<マスター権限譲渡パーフェクト>
<これにて作業を終わります>
体がまるで筋肉痛の時みたいに痛み、頭がまるで徹夜明けの時のようにずきずきと痛む。て言うか、ここはどこなんだ?
目を開け、今の状況を整理しよう。目を開けた時、俺は全てを思い出した。そうだ! 俺は邪神たちにダンジョンに送ってもらったんだ。で、コアに触り意識を失ったんだ。
ん? なんで俺はコアという言葉が、自然に出てきたんだ? コアなんて知らないはずなのに。他にも知らない情報がいっぱい頭の中にあるぞ。頭の中の情報を探って役立つ情報が無いか、見てみよう。
頭の中の情報を探って見た結果、俺の頭の中にある情報は、埋め込まれたものによるらしいのだ。
まず、埋め込まれた知識によると、意識を失う前に俺が触ったのはダンジョンコアといい、ダンジョンコアは一切マスター認定がされていないと、触っただけでマスター認定がされるらしい。
ちなみに、マスター認定がされていないコアのことを、空白のコアといい、マスター認定がされているコアのことを、属性コアというらしい。
次に、俺のようなダンジョンボスというのは、宝の番人もしくは害悪だと思われているらしい。
そしてダンジョンマスターという種族は、三種類いるらしい。
一、野良のダンジョンボス。
空白のコアを偶然触り、マスター認定されたもののこと。基本的に、このダンジョンマスターが一番攻略しやすいと言われている。
二、邪神の使徒
邪神によってダンジョンマスターにされたもののこと。一番厄介だと言われている。どうやら俺はこの邪神の使徒という者に分類されるようだ。
三、呪感のダンジョンマスター
空白のコアの周辺に、様々な負の感情が集まり、そのあまりにも強い意思によって、コアを侵略して、コアを操りダンジョンを創っているもののこと。特殊なダンジョンが多く一番攻略しにくいと言われている。
あとは、ダンジョンと俺、どちらもステータスがあるようだ。ダンジョンの方から見ていこう!「ステータスオープン!」
「邪と魔のダンジョン」レベル1
DP、10000
属性、邪、魔
地形属性、墓地、魔境
モンスター系統、不死者、霊、魔獣、魔物、魔人
ダンジョンスキル、邪と魔の迷宮
レベル、成長度の目安
属性説明、邪、モンスターに邪属性を与えることができる。邪属性とは、何かを代償にして何かを得ることができる属性。
属性説明、魔、モンスターに、魔属性を与えることができる。魔属性とは、魔の耐性と、魔の力が上がる属性。ただし、体力や力などの物理的なステータスがかなり下がる。
地形属性説明、墓地、不死者が有利になるフィールド。ここでは人族は、あらゆる能力が下がる。
地形属性説明、魔境、魔獣、魔物、魔人が有利になるフィールド。ここでは魔力が少ない、またはないと
あらゆる能力が下がり、生命力が減っていく。
モンスター系統説明、不死者、特徴は、体の中にあるコアを壊さない限り、何度でも生き返ること。
モンスター系統説明、霊、特徴は、浮遊しており、魔力攻撃が強く、物理攻撃が一切効かないこと。その反面、魔力攻撃に致命的に弱い。
モンスター系統説明、魔獣、獣が、魔力に当てられたことをいう。
モンスター系統説明、魔物、魔力から造られた魔法生物のことをいう。
モンスター系統説明、魔人、魔神が創った、生物のことをいう。
ダンジョンスキル説明、邪と魔の迷宮、邪属性と魔属性の、力のデメリットを減らすことができる。
「へー、こんな風になっているんだ。じゃあ、お楽しみの俺のステータスを見てみよう!ステータスオープン!」
「宇邪尾宇小間」レベル1
生命力5000魔力8000気力1000
力50
固さ10
速さ30
魔攻1000
魔防800
頭脳70
魔術・魔法
邪術レベル1、魔術レベル1
スキル
ネクロマンサーレベル1、ダンジョンマスターレベル一、魔力操作レベル1、邪眼レベル1、魔眼レベル1
称号
ネクロマンサー、迷宮の主、邪と魔を従える者
レベル、強さの目安を表したもの。あくまで目安なので、完全に信用しない方が良い。
ステータス説明、生命力、基本的にこれが0になると、死ぬ。傷をつけられるか運動する、また、状態異常などによって減っていく。
基本的には、時間経過で回復していくが、傷が深い、または、状態異常が酷いと治らないこともある。成人男性の平均は12000
魔力、魔術を扱う時に必要となるエネルギー。これが0になるとものすごく怠くなり最終的には、気絶する。
もともと0の場合は、異なる。魔術を扱った時、状態異常などによって減っていく。時間経過で回復する。成人男性の平均は、3000
気力、身体強化などに使うエネルギー。これが0になるとものすごく怠くなり最終的には、気絶する。もともと0の場合は、異なる。
身体強化などに使うと、減っていく。時間経過で回復する。成人男性の平均は、6000
力、攻撃する時の威力を、数値に表したもの。常に一定ではないので、完全に信用しない方が良い。成人男性の平均は、300
固さ、体の頑丈度を数値に表したもの。場所によって固さは違うので、完全に信用しない方が良い。成人男性の平均は、300
魔攻、魔術・魔法の攻撃力、構築の速さ、速さを表した数値。場所や、精神状態などによって違うので、完全に信用しない方が良い。成人男性の平均は、150
魔防、魔術・魔法の防御力、構築の速さを表した数値。場所や精神状態などによって違うので、完全に信用しない方が良い。成人男性の平均は、150
頭脳、頭の容量、頭の回転の速さを表した数値。これが高いと、魔攻、魔防も高い傾向にある。成人男性の平均は、50
魔術・魔法、魔人が独自に編み出した技術。今では、魔神が管理して人類にも使えるようにしている。
スキル、神が生み出し、人類や魔人にも使えるようにした。
称号、自分がした行動を神が認めた場合付くようになっている。その中には、良い効果が付くものもあるが、悪い効果が付くものもある。
魔術・魔法効果説明、邪術レベル1
等価交換・禁、自分の体の一部を犠牲にすることで、その部位と同じ価値の
物と交換できる。
等価交換・具、自分の所有している何かを犠牲にすることで、それと同じ価値の物と交換できる。
魔術・魔法効果説明、魔術レベル1
魔壁、魔力を消費し、壁を作る。
魔装・剣、魔力を消費し、剣を作る
スキル効果説明、ネクロマンサー、レベル1
不死者を操れるようになる。
スキル効果説明、ダンジョンマスターレベル1
ダンジョンに関する権限を一部解除。
スキル効果説明、魔力操作レベル1
魔力を操作するのに補正。
スキル効果説明、邪眼レベル1
発動した方の目が見えなくなるが、5%の確率で10秒間ずつ敵に状態異常を掛けれるようになる。状態異常は、ランダム。
スキル効果説明、魔眼レベル1
魔力が視えるようになり、魔力操作に大補正。
称号
ネクロマンサー、不死者を操るのに補正。
迷宮の主、ダンジョン内ならどこでも、監視、盗聴ができるようになり、食事と睡眠がしなくてもよくなる。
邪と魔を従える者、不死者、魔獣、魔物、魔人をテイム、召喚するのに大補正。
説明会でしたがどうでしたでしょうか?
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