そこ!俺の名前を、入れ替えるんじゃないーーーーー!
処女作です。皆さん宜しくお願いします!
俺はモンスターと戯れたり、ダンジョンを守ったりしながら、毎日ダンジョン生活を送っている。
どういうことかって? それは、少し前のまだ日本にいた頃の話。
今日の午前五時、
「お兄様、ご飯が出来ました。起きて下さい」
「わかった。今起きるよ」
俺はいつもの可愛い妹の掛け声で、太陽の光を浴びながらも気持ちよく起きて、妹の手作り朝ご飯を食べて、学校に行くための準備をして、家を出て、妹と別れた。
ここまではいつもと同じだった。歩いている途中で俺はふと、黒い野良猫がいる事に気がついた。
無性に黒い野良猫が気になってしまい触ろうとしたら、急に黒い野良猫と地面が光っていて、逃げようとしたが動けなくなっていた。
段々光が強くなり、そのあまりの眩しさに思わず目を閉じてしまった。
そのあと僅かに浮くような感覚があり、ゆっくりと目を開けてみると、
周囲には黒い床が広がっていて、俺の前には黒い丸い机と椅子があり、
椅子には黒い服を着ている20歳後半位のイケメンが、五人座っていた。
大体座っている人たちは、皆同じ顔で、違う所は背の高さ位だ。
その中の、一番背の高い人から話始めた。
「ふむ、人間よ。我は邪神帝の、ズクイテだ」
次は、二番目に背の高い人が話始めた。
「俺は、邪神王の、チズクウオだ」
次は、三番目に背の高い人が話始めた。
「俺様は、邪神王のズキクウンオだぜ!」
次は、四番目に、背の高い人が話始めた。
「僕は、邪神のズヨクウだよ!」
最後に、五番目に背の高い人が話始めた。
「私は、邪神のズザクツです」
「我々は、全員あわせて邪神会という。お前の名はなんと申す」
「俺の名前は、宇邪尾宇小間だ」
「本題に入ろうか。我々が宇小間をここに呼んだのは、ダンジョンマスター
になってもらうためだ」
「は? ダンジョンマスターとはなんだ?」
「よくぞ聞いてくれた! まず、ダンジョンとは、創造神シンソが創った、異世界ウゾウにある、洞窟のような物だ」
「その中には、強力な怪物や、悪質な罠、金銀財宝などが眠っており、冒険者たちは、名誉や金、大きな力などを得るために潜っておる」
「そして、ダンジョンにはマスターというものがおり、我々はそのマスターというものを、宇小間にやってもらいたいと思っておる。どうだろうか」
「何で俺にしたんだ?」
「それは、宇小間という名前が入れ替えると邪王王魔となり、邪悪性を感じられるからだ。それにその美しい黒髪、細いが筋肉質な体、つり上がっている邪悪そうな目などを気に入ったんだ。」
「そんな理由か?」
「ああ、そうだ」
なぜ呼ばれたのかと思ってたけど、そんな理由だったとはビックリだ。
「あと、黒い野良猫に触ろうとしたら、突然光ったり、動けなくなっていたのは何故だ?」
「ああ、黒猫は我の魔法で創った魔法生物で、お前が触ったら転移魔法陣と呪縛魔法陣を展開して、ここに連れて来るように命令していたからだ」
「ちなみにダンジョンで何をやれば良いんだ?」
「ああ、それはDPというものを集めて貰えれば良い」
「DPとはどうやって集めるんだ?」
「DPが集められる方法は、一、外部の人間がダンジョン内に居るか、二、外部の人間がダンジョン内で魔法を使うか、三、外部の人間がダンジョン内で死ぬか、四、野良のモンスターがダンジョン内に居るか、五、野良のモンスターがダンジョン内で魔法を使うか、六、野良のモンスターがダンジョン内で死ぬか、のどれかだ。ちなみに、DPは、一、四、二、五、三、六の順番で、得られるDPが多くなっていくぞ」
「ああ、わかった。十分間だけ考えさせてくれ」
十分後
「ああ、答えが決まった。答えは、・・・
基本的には、1日1話から、3話
更新していくので宜しくお願いします。
魔法
魔法とは、上位魔力というものを操り、様々なものに干渉したり、様々な現象を起こしたりするもの。
魔法と言っても様々な法式があり、そこには、魔法陣や魔法式、魔法詠唱などがあり、それぞれの特徴がある。
なお、魔法の劣化版が、魔術であり、魔術は魔力というもの操り発動する。