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「OWNの終日」  作者: せんだい
2/3

ルート1のA



『貴方は、二日後になくなり、世界が幸せになります』

と誰が言っている。

けれど俺には関係が無い話だ。

この場には、数人がいる。

仮に俺だとしてもあり得ない話だ。

だとしても、質問には答える。

「俺は、逃げ出すだろ」

と答える。

けれど、俺を抜かす数人の人々が笑った。

『貴方は、本当に逃げれますか?』

俺は躊躇うことなく喋り続けた。

「どんな時でも楽なのを考えのが人間のあり方だから、俺は逃げる」

『では、本当に逃げれるか試しますか?』

「できるならはやればいい」

『わかりました、

それでは、行きます。』


** ** ** ** ** ** ** **


ふっと目を開ければ、いつも通りの天井が広がるはずだが、

見慣れている天井で無い。

少し豪華なっている。

『貴方は、これから42時間後に死を迎えます』

と脳裏から聞こえて来た。

俺は思わす反応した。

「意味がわからない」

けれど俺の朝は変わりなく、大した変化もなく、

いつも通り、学校に行った。

「おはよー」

と声が聞こえる、

それに対し反応する。

「おはよう」

けれど、反応がない。

それもそうか、挨拶をした人は、俺の方向を向いていないのだから。

次々と生徒が教室に入って来た。

気がつけばHR〈ホームルーム〉が始まったが、

けれど先生が来ない。

遅れること30分先生はお面をかぶって来た。

「遅れたが重要のところだけ説明する」

けれど俺以外の生徒は普段どうりの学園生活を送っている。

俺は先生に聞いた。

「先生は今、お面をかぶっていますよね?」

けれど先生は言い返した。

「何を行っているのですか」

先生は何もないようにこちらを向く。

「少し疲れているのかもしれませね。

今日はしっかりと休むように。」

先生は俺のことを心配している、けれど

心配なのは俺の方だ。

先生とは色々あったから尚更心配になっている。


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