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「……女に八つ当たりするなんて何と女々しい男」


斬り掛かって来た剣を、まるで魔法の様にフードの人物が現れたと思うとその剣を自分の剣で受け止めた。


「なっ! き、貴様何者だ!?」

「貴方がよ――く知っている筈ですよ?…………怨むならレベッカ様よりも私を・・怨むのが筋でしょうに」

「!! まさかお前はっ?!」


フードの人物は男の腹を思いっきり蹴り飛ばした。男が怯んだ隙に幾つもの指輪をはめた右腕で男の顔面を殴り飛ばした。

殴り飛ばされた衝撃で男は一メートル位飛ばされてしまったが、フードの人物は間髪入れずに男の元へ走ったと思うと、男の背中を足で踏み潰し、首に自分の剣を当てた。


「兵士達! 頭はこの通り捕縛した! 武器を捨て素直に捕縛されるなら死刑にはならないと約束しよう!!」


その言葉に鎧の男達が一人、又一人と剣を落とし遂にはその場にいた全員が降伏した。

ソレを見届けるとフードの人物は己のフードを脱ぎ、肩まである赤い髪・・・・・・・・を手櫛で整えた。


「……ジュリア・アバーズ?」


そう。レベッカを助けたのはヒロインであった・・・・・・・・ジュリア・アバース・・・・・・・・・だったのだ。


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