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ノア(仮)  作者: 直方 諒
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「ディアザルテ男爵、お話中の所すみませんがそろそろ…。」

「おう。

 テルザの顔見せてくれてありがとな。本当は調べが終わるまで別行動しなきゃいけないんだろ?」

 テルザとお互いの無事を確かめ合っていたアルは、衛兵に向き合って礼を言う。

「ええまあ。ですが、命を狙われているとなれば、身の安全の確認も必要かと思いましたので…今回は特別に。」

 ぽりぽりと頭を掻く衛兵に「ほんとにサンキューな。」と礼を重ねて、アルは別室に促されてそれに従った。テルザも、迎えに来た女性衛兵に伴われ、アルとは別の部屋に向かう。

 ふたりが場を離れたのを確認して、残った書記官が、ヴァリエに経過を報告した。

「隊長、アークシェル司祭の件で城に連絡を取りました。しばらくしたら近衛から人材(ひと)が来ます。襲撃の件も併せてそちらに案件を移すことになりました。」

「ああ、それがいいだろうな。

 男爵と大教会の揉め事なんて、俺達衛兵程度にゃ荷が重いからな。」




『そうか、二人とも無事ならば良い。』

『』

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