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薔薇恋  作者: 龍頭
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2・2度目の近所

2度目の席替えから1ヶ月後

俺はサッカーは好きだ、でもサッカー部は嫌いである。なぜなら下田がいるからだ。

下田はサッカー部の顧問で生徒指導の先生でもある、人によってコロコロ態度を変えて嫌われている先生、おれは下田に嫌われていて何しても怒られる時がある。


「今日下田会議だってよー」

「え?!まじ?!よっしゃあ!」


こんな感じであいつがこないとお祭り騒ぎになる。


「航平ー最近彼女とどーう?」と蒼弥。

「ふつうやで」


基本的に航平は咲のことを教えてくれない。


席替え3日前。


「実はさ、、航平と付き合ってるってやつあれ本当じゃないんだよね」

「え?!」

「本当じゃないというか航平に告白されてOKはしてない、だから多分航平が勘違いしてて、いいにくいじゃん?」


最初に聞いた時は驚いた、航平が勘違い?ありえない、昔から航平はよく告白して砕けるやつだったけど素直に諦めれるはずだ。本当に勘違いしているのだろうか。


「でも学年中に付き合ってると思われてるで?」

「それが問題、、」


現在。


まだ本当のこと言えてないのか、、


7ヶ月後。


「よっしゃ席替えや!後ろこい後ろ!」


前から3番目、?地味だなぁ、、


「あっ!楠本!斜め後ろやん!」


楠本は2年になってから仲良くなったやつ。

あ、しかも隣咲じゃん。


「いやー近くでよかったな楠本ー」

「いやほんまな?最高!」

久しぶりのいい席だった。


次の日。


「ねぇ、春樹あの問題のやつ覚えてる?」

「あーあれねー懐かしいなぁ」

「あれ確か2級までとったよねーもっかいやろーよ」


いい雰囲気だなと思う、でも俺の中には咲のこと好きに思う部分が現れ始めていることに気づいていた。

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