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山の灯台  作者: 吉野貴博
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蛇足


「夏休みが終わって大学に行って、Dが廃墟探しの旅から帰ってきて、私たちに合流したんですよ、なのでこっちはこっちでこんな灯台に行ったと言いましたら

「なんで俺を誘ってくれないんだよ!」

 と怒り出しましてね、いやBの家に行ったのも山に行ったのも予定にないことだったし、お前いなくて連絡取れなかったろとふざけんなと言い返したんですけど、Dが悔しがって

「俺も行く!」と言い出して、行き方を聞いて一人で行ってみたんですけど、灯台もなければ左に分岐する道も見つからなくて、何度も行ったけどどしても見つからなくて、BとCがとった記録を見て悔しがるんです。

 もしあのときDがいたら、遺影を見たって上に行っていたでしょうね、そうなったらどうなっていたか。

 ××は灯台の中にいたのか外の森にいたのか。

 遭って後悔はしたでしょうが、××ってなんだったのか、その興味は満たされたでしょうね」


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