表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

under 500 Ⅱ

現実に限りなく近い夢幻

あなたがいなくなった。


夢の中までも。


それは一生続く予感がした。


脳にあなたの姿はなくなっていた。


気付けば声も横顔も忘れ去った。


名前でさえも曖昧になっていた。


存在というものを完全に忘れる直前。


あなたは夢の中に再び出てきた。


以前のように二人で笑い合って。


以前のようにやさしく抱き合った。


そして、以前のように思いっきりフラれた。


それは現実で想定していたものと、ほぼ同じだった。


夢のような日々は夢の中だけでいい。


あなたは完全に泡となり消えた。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ