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二百字掌編集

遺体遺品リサイクル法

作者: 若松ユウ

 ある極東の島国で、孤独死が深刻な社会問題になっていた。

 未婚で家族親戚に先立たれた身寄りの無い人間が、国内人口の過半数を占めていた。

 政府は、処分に困る遺品や処理に困る遺体に関し、常識外れともいえる異例の法律を制定した。

 すると、その後どうなったか?

 所有権を失った遺品は、貴重品を中心に訃報を嗅ぎつけた近隣住民が根こそぎ持ち去って換金し、遺体は火力発電に使われるようになった。

 行き過ぎた再利用社会であった。

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