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ANOTHER WORLD  作者: にゃんた
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1日目-3



矢を補充し、そろそろ外に行こうかと思っていると妹からメールが来た。


「おにぃちゃん今暇?友達といるけど来れる?」


おにぃちゃんは可愛い妹のためならどこでも行くよ~~♪


「暇にゃンよ。どこに行けば良い?」


「南門前に集合ね。」


なぜ妹からメールが来たのか不思議に思っていると、フレンド勧誘の友人はフレンドリストに自動登録される便利な機能が・・・・・おにぃちゃん感激にゃん。


妹をまたせたらダメだから急いで南門に行くと可愛い女の子が2人で待っていてくれたにゃん。


ロビン「お待たせにゃん。おにぃちゃんだよ~~♪」


桜「おにぃちゃん。なんでにゃんなの?なんで弓持っているの??掲示板見てないの?」


秋桜「はじめまして、桜の友人のコスモスですわ。」


妹は桜という名前の人族で、背中には天使の羽がついていた。武器は剣を持っていた。


お友達の秋桜はエルフで、杖を持っていることから魔法使いかな?名前は桜つながり?


ロビン「掲示板はちゃんと見て、錬金術、弓、料理、薬の4つそろえたにゃんよ。だから弓をもっているにゃん。ちなみに語尾ににゃんがつくのは、猫族の仕様にゃん。」


桜「おにぃちゃん、ネタキャラで行くの?」


秋桜「茨の道ですが、そのまま進んで逝かれるのですか?」


ロビン「おにぃちゃんが思うに無駄なスキルはないにゃんよ。ちゃんとした意味があるにゃん。」


桜「考えているならいいけど、PT組んで、すこし強いとこで狩ろうと思おうけど・・・・おにぃちゃんも来る?」


ロビン「もちろん行くにゃんよ~~♪まだ戦ったことがないから弱いけど。」


桜「弓を使っている時点で戦力に数得てないから安心して。PT送るからOKしてね。」


ロビン「秋桜にゃんもよろしくね。」


秋桜にゃんとはフレンド登録しておいた。


秋桜にゃんは魔法使いのヒーラー兼アタッカーで、桜が暴走したときに、それをフォローするのが役割らしい。うちの桜がご迷惑をかけているにゃん。


桜「なにか希望ある?」


ロビン「お肉がほしいにゃンよ」


お肉ならウサギのところということで、草原に行くことになった。


ロビン「もう一匹連れて行ってもいいにゃんか?」


桜「おにぃちゃん、友達いたの?」


ロビン「失礼な・・・・・もちろん、いないにゃんよ」


桜・秋桜「いないのね」


猫又をテイムすると「名前を登録してください。」とメッセージが流れたので、「ニャンタ」にして呼び出した。


ニャンタは2人から好評だったが、「「その名前はない」」と突っ込まれた。


ニャンタ可愛いじゃにゃいか。・・・ドウセセンスハナイヨ・・・・


草原に着くまでニャンタは2人に抱っこされたままだった。うらやましすぎる。・・・・代わるにゃん。




草原に着くまで桜と秋桜と少しゲームについて話が聞けた。


桜「おにぃちゃんはテイムももってるよね?地雷スキル5つ全て集めてこれから何がしたいの?」


ロビン「生産やりながら、適当にやっていくにゃんよ」


桜「生産だって、採取したり、他の町にだって行くから、ある程度強くならないといけないのよ。特に生産者は必要な素材を探し回る必要があるのよ。だから、TOPの生産者は戦闘力上位の人も少なくないのよ」


秋桜「β時代に生産者しかはいれないギルドなのに、ギルドランクTOP10にはいってたギルドあったよね。」


桜「ギルド“バトルジャンキー”ね。」


ロビン「それ生産者ギルドの名前じゃ無いにゃんよ。戦う必要があるってことはわかったにゃん。余っているスキル枠がないから、必要に応じて考えるにゃん」


桜「スキル枠は最初に戦闘、採取、ギルドクエしたときに1つ増えるよ。他の町に行っても増えるから、今度こそ考えて取ってね」


ロビン「わかったにゃん。持つものは、可愛い妹にゃんね。」


秋桜「ところで・・・シスコンはネタなの?」


ロビン「秘密にゃん♪」


桜「考えるだけ無駄よ。実害は特にないし。」




草原は人もまだまばらで、貸し切りに近い状態だった。


ウサギはツノウサギで、跳び蹴りと頭突きがあり、ピョンピョンしているときは跳び蹴りで、トイレを我慢しているときは頭突きが来るから、ちゃんと見ていれば回避は簡単らしい。


にゃんが釣って(遠くにいる敵を弓で攻撃して呼び寄せる)、秋桜にゃんは火、水、風の3種類の魔法で攻撃、ニャンタが火魔法とひっかき、討ち漏らしたものを桜がトドメの役割分担でどんどん狩っていった。


3人?とも強いにゃん。にゃんの攻撃は1割も削れないのに、3人?とも1劇で半分以上削っているにゃん。ということで、どんどん釣っていったら、ペースが速いって怒られた。それにしても、ニャンタさんLV1なのにまったく危なげないってどういうことにゃん?


ツノウサギはなるべく速攻で倒さなければ、仲間を呼びながら攻撃をしてくるので、囲まれる可能性が高く危険なので、人気が無いらしい。


休憩を挟みながら2時間ぐらい狩りをして、みんなで採取をして帰った。夜になると暗くなり、敵が見えなくなるらしい。2人とも薬草はいらないということでくれたにゃん。ありがとにゃん。


今回の狩りは、弓の攻撃力のなさを実感させられたにゃん。聞くと、他の武器の1/4程度のダメージしか与えられないらしい。個人的に弓は好きなので、もう少し様子見にゃ。


サキュバス:オーガ:今回出番が無かったのはなぜだ??

ロビン:弓を使うには、前衛が少ない方がいいかにゃ~~と思って・・・・

サキュバス:私は後衛・・・・・

ロビン:ほら・・・・装備にゃいにゃん

サキュバス:猫又だっって装備してないわよ

ニャンタ:にゃぉ~~ん(してないよ)

ロビン:獣型ペットはアクセサリー以外装備出来ない・・・・・

サキュバス:なら。。仕方ないわね

ニャンタ:ニャオォ~~ン(差別にゃん!!)

ロビン:区別にゃん。装備出来にゃい代わりに、ステータスが人型に比べて高いにゃんよ。

ロビン:納得したにゃんか?・・・ということでお別れにゃん

サキュバス・オーガ・ニャンタ:逃げた・・・・

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