表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
17/19

17話 トーナメントにて

「…あっつい!!」


「同感」


「右に同じ」


「左じゃない?」


「…いいじゃない、それぐらい!!」


あさ達1年生は炎天下での先輩達の試合の応援に疲れ、試合の合間にやっとこさ見つけた日陰に打っ倒れた。

パシャッ

ペットボトルの中の水が揺れる。


峯「おーおー、お前らヒマそーだな。俺は汗水流して試合に勝ってきたところなのによぉ」


「すごいですねぇ!相手どこの高校でしたか?」


峯「どこだったかな…、高堂だったか水梨だったか…?」


「結構違いますよ」


峯「ん〜、あっそうだ!聖隷だった!」


ドテーン!!


「先輩!前の2つの名前とも全然違うじゃないですか!!」


峯「あ、そーだな。あははは…」


ゴチッ


峯「いて」


北嶋「なに油売ってんのよ、夏合宿の話をしに行ったんじゃなかったの!?」


「あ」


峯「わーったわーった、今からするから」


北嶋「ったくもう!」


「……それで夏合宿ってのは?」


峯「いつもこのトーナメントの後の夏休み始めぐらいに、選手の強化合宿をやるんだ。1年生もそこで本格的にテニス教え始めるんだよね」


「へぇ〜、どこ行くんですか?」


北嶋「千葉の……どこだったっけ?」


峯「九十九里浜の方だって聞いてるよ。副部長なのに聞いてなかったの?」


北嶋「だって先生があやふやだからー」


「……先生?」


峯「…あ、そうか。おめーらあのふざけたセンコー見た事無いのか。っつーかオレだってあんなの見たくもねー」


北嶋「いつも峯の言う事には、ムチャクチャすぎて賛成できなかったけど…今回ばっかりは大賛成するしかないわ」


「ど、どんな先生なんですか?」


北嶋「その内に、嫌でも遭うから…そん時にじっくり見て」


峯「どっちかって言うと、遭遇だな」


2人して影背負って話されると怖いです!!

…その先生ってどんだけ怖い?変?なのー!!


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
もしよろしければランキングに参加しているのでぽちっとしてみてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ