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15話 回想

あの子は埋もれさせたら勿体ない。

そう思ったからキスしたんだ。


綺麗な目をしたコだなー


それが第一印象。

…ん〜、僕だってそりゃー1度や2度は女のコと付き合ったことくらいあるけどさ。

寝た事だったある。

でも、あーゆーコは初めてだな。

え?

どーゆーコかって?

ん〜、何ていうか…純粋?

それとも…?

まぁそんな事はどーでもいーんだけど、ようするに変なコだって事だよ。

異常ふつうな人たちにとっては、ね。


時々そういう人に出会う事があるけど、そういう人って必ずイジメとか。

そーゆーのに遭ってるんだよ。

かわいそうだけど、どうしようもないんだ。

僕だって当時(とか言いつつも小学校高学年から中学ぐらいまでなんだけど)は、影薄い方だったから助けたくても助けられなかった。

思春期の入り口のおこちゃまたちは、華やいでいる人を何かとマネして。

んでその基準の人に合わせない人達を、何かにつけて差別したり?暴力だったり?して排除するわけですよ。

現在の何も知らない大人諸君。

もうちょっと、脱ゆとりとかイジメ撲滅とかとやかく言ってないで、体育館裏とか器具庫の中とか部室とか。

目につきにくい所にカメラつけたら面白いものが見れるぜ。

今まで優等生と思って可愛がっていた男子生徒が、心優しい穏やかな女子生徒が。

あんた達がただの友達と思い込んでいた子にどういうことをしているのかを、な。


それを知っていながらチクれなくて


そこまでの勇気がない自分を責めてみても


何にもならなくて


幾ばくかでも誰かの人生を変えてみたかった


自分の人生は変えられないくせに


その為だけに彼女を利用しただけかもしれない。

あーあ、また自分の浅ましさにイライラしてきた。

でもあれだけで彼女が変わるかどうかは、彼女しだいだけど。



僕たちはしがらみのなか


ちっぽけな世界をすべてとおもって


ぶら下がって


いつか誰かに落とされたと


思い続けていて


でも本当はわかっているんだ


手をはなしたのは


じぶんだと

どうも、葉月です。

今更こんなコト言うのもアレですが……。

小説のストックが無くなってしまいまして…(汗

更新が4日に一度くらいになります。

ごりょーしょー下さい。

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