7話
ふう。
前回は知らなくてセーブボタン押したら、あんなことになるなんて・・・。
気を取り直して、やるか。
うむ、このフロアは、全部探し終わったけれども、ほかに隠し通路的なものでもあるのだろうか?
とりあえず、部屋を出よう。
部屋を出たらそこに淡く光ってる魔法陣があった。
これに、乗ればいいのかな?
魔法陣は俺が乗った瞬間に強く光って、さらに何かが俺から抜けるような感覚がした。
次に目を開けたら同じような部屋にいた。
あれ、何も変わってない?
いや、さっきの禍々しい模様のドアがなくなっている。
しかーし、その代わり・・・
正面:かわいらしーい感じのピンク色のドア
右左:ふつうな感じ
後ろ:壁にほぼ同化している
何これ、方向性が少しずれている嫌がらせ?
神様は何をしようとしたんだ?
迷宮だろ。ピンク色のドアなんて作んなよ。
まあいい、で、次はどのドアに入ろうか~な~っと
右から入ろう。
ガチャ
そこには、
袋があった。
何これ?
持ってみたら、中でジャリジャリいってる。
これは・・・あれだ。金だ。
どのぐらいあるんだろう?
と思って、袋を開けたら、中身が消えた。
え?
ちょ、まて、何この、嫌がらせっ。
何考えてんの?神様。
お宝は?
くれるっていったじゃん。
と思って、袋の中に手を入れたらびっくりした。
袋の中が見た目に反して異常に広い。
これは巷で噂の魔法具とやらですか?
めっちゃ、いいもの手に入れたじゃん。
あっ、でも俺スマホ持ってんじゃん。
アイテムボックスのアプリがあるじゃん。
・・・
まあいいか、お金用ってことで。
じゃあこの部屋を出ようか。
(あっ、この部屋にはドアノブみたいのがある・・・)
じゃあ次の部~屋~は~・・・
後ろのドアへ。
でもこれ、どうやって開けんの?
このドア取っ手もドアノブも無いんだけど。
こうゆうときは・・・
どおおぉぉぉぉぉんん
破っ壊ぃぃ
おお、ドアだけ破壊できたぜ。
結構大きいのやったんだけどな~
壁は破壊できなかったか~。
さて、見た感じ宝箱が1つおいてあるな。
何かな~?
俺が宝箱をを開けたらそこにスライムがいた。
なんで、お前がそこにいんだよっ。
しかも何故緑色っ
いけ、魔力砲。
今回は人差し指だけに意識を集中させて魔力を溜めて発射してみた。
するとどうでしょう。
明らかにさっきのドアを破壊するときの魔力よりすごく少なくできたし、それでスライムが倒せた。
なるほど、今までは全部掌でやっていたけれども、意識するところが小さいほど魔力が小さいのか。
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今回は何もアイテムこないな。残念。
何も無いからほかのドアも調べてみたら、左の部屋には何もなくて、正面の部屋には『回復薬』ってのが10本あった。
正面の部屋を出ると、やはりまた魔法陣が出てきたので、俺はそこに乗ってまた眩しい光により目を閉じた。
康太:そういえばこのコーナーって何?
神:えっ、『(無駄)情報説明コーナー』だけど。今まで知らなかったの?
康太:知ってるかよっ。しかも(無駄)って何だよ。
神:だって、時々本編に結構関係あるような話をしようと思ってるから・・・
康太:こんなコーナーでしないでくれ・・・。