4話
『よーし、続きをやるぞー』
「いやまて、前回あんな切り方しやがって」
『いや、それは私は関係ない』
言っておこう。それは絶対にない。
『魔法とはつまり君たちの世界の、スキルに似たようなもんですね。ハイ
まあ、この世界の生物は生まれた時から、なんとか属性みたいなね、才能みたいのを待ってるんですよね。ハ「しゃべり方うざい」ハイ』
『そのー、なんとか属性の才能みたいのでーgetできるースキル見たいのがー変わってってー、
イエーイみたいな?』
「何だ?その、なんとか属性って」
『いろいろあるよ~。火とか~、水とか~、風とか~、またその辺は追々ね』
そこらへん詳しくしてほしいな~。
そうゆう、ところにロマンが詰まってるんじゃないか~。
ピロピロリーン
ん?
『では、今回もやってまいりました。神様プレゼンツ『異世界初めての迷・Q~』』
ドンドンパフパフ~
は?何だこれ?
「おーい、大丈夫ですかー。頭いかれましたかー?」
『さて、今回もやってまいりました。『異世界初めての迷・Q』。司会はこの私、kamisamaがお送りしま~す』
おーい、どーしたー?大変だ。こいつを精神科医に連れてかなければ。
はい、ここ異世界の森の中でした。精神科医なんていませんねー。
てかまて、「今回も」って何だ、「今回も」って。
『この企画は、司会のこの私が直々に作った迷宮の中に入ってもらいます~。』イエェェェェェイ
『し・か・も、この迷宮の中には前回と同じく、いくつもの属性の才能の書や、超強力チートスキルがあります!!!』イエェェェェェイ
『さらに、今回、私がこれだけのために作ったお遊びスキルもあります』イエェェェェェイ
『しかーし、あくまでも迷宮なので敵もいます。しかし、倒すとアイテムドロップ!!!』イエェェェェェイ
「まてまてまて。話を盛り込みすぎだ。意味が分からねーよ」
『まあ、チュートリアルボーナスで、魔力砲の練習とレベル上げだ。
なーに、敵なんて、どうせスライムとかだ。死ぬはずない。』
ふ~ん、前のやつ、魔力砲とか言うんだ。
てか、今何気なく死亡フラグを立てた気が・・・。
『えーと、向こうでのこちらとのやり取りはできないから、聞きたいことあったら今のうちに聞いて。』
「うーん、じゃあ・・・。宝箱とかってある?」
『あっ!しまった。入れんの忘れた。今、入れるわ。』
お?入れてくれるのか?
「あと何か、剣とかないのか?」
『何言ってんの、魔力砲っていう武器があるでしょ。君、最大魔力多いから多分大丈夫だよ。休憩すれば溜まるし。しかもこれはさっきも言ったとおり、魔力砲とかの練習なんだから。』
ふーん、結構考えてるな。
『偉いでしょ』
前言撤回
『酷っ。』
『もう何も無いなら、迷宮に送るよ?』
「ああ」
『よーし、いくよー』
『えい』
「そんだけっ⁉」
神:そういえば、魔素と魔力の違いってわかる?
主人公:知るか。
神:魔素はね、体のある器官で魔力に変えるんだよ。んでもって、魔力を使い、魔法を使うんだ。
主人公:へ~。・・・それってどこなんだ?
神:忘れたけど、確か細胞の中にある『魔素変換質』ってゆう、ちっちゃい丸いやつ
主人公:オイオイオイ、何だそれは。
神:大丈夫。君の体にも作ったから。
主人公:何やってんだぁぁぁーーー。