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俺は一人だけで異世界  作者: 中介
深林編
12/42

12話

目が覚めたのはそれから、約12時間後のことだった。

机と椅子が端にずらされて布団で寝ていた。






おかしいよね。

最初、布団なんて無かったのにね。


だいぶ、目が覚めてきたので

なぜ、奥もない部屋からいきなり布団が出てきたのかとアスさんに聞くと、


「まあ、それは追々」



なぜか、受け流されてしまった。


その後、5分ぐらい経った後、(微妙に頭がクラクラするが)俺とアスさんは布団の上に座って話始め

た。

あ、机は戻さないのね。



「で、何で俺は倒れたんですか?」

「ああ、それは・・・簡単に言うなら急激なレベルアップで体と脳、それと精神が耐えれなかったんです」

「精神ですか」

「はい。そもそもレベルアップというのはステータスの更新、すなわち体の変化を表しています。

。まあ、ステータスというのは体に直接影響するというわけではないので潜在能力、というべきなんでしょうが。どちらにしろ、その個人の体の変化なので急に成長でもしたら、精神・・・心が持たなくなる、あとはステータスの更新により頭の中に入る情報が増え脳がパンクする、そうして康太様は倒れたのです」



なるほどとは思うのだが、

これは、ファンタジーだから通用するという話なのだろうか



「では康太様、ステータスを見てみて下さい」

「あ、ああ」



==========

名前 渡辺 康太


レベル 147

体力 25169

抵抗力 19464

知力 23468

精神力 17536

俊敏力 54000


最大魔素保有量 120000/120000


==========



絶句した。

ほとんど何もしてないのにレベルがメチャクチャ上がってるんですけど。


どうでしたか?とアスさんから質問が入るが、そんな言葉は右から左に受け流されていく。

再度、どうでしたか?と尋ねられてやっとその質問に答えることができた。


「レベルが147まで上がっています」

「おお、そうでしたか。それは良かったです」


全然驚いてない・・・。

あれ、これは俺の方がおかしいのかな?

このレベルって一般的なのかな?


「実は、康太様が倒れている間に少しだけ経験値を入れさせてもらって、レベルを上げたんです。

いくらあの(神様お手製の)強化スライムといえど、得られる経験値は決まっていますら。

まあ、どのくらい入れたか覚えていませんが・・・」


最後の方は、少しだけ顔を赤らめうつ向いていったが、

それは、あの神(=アリシア)と同じように、適当に入れたのでは・・・?


「いえ、あの、アリシア様からお詫びということで、経験値を入れてやれと言われたので・・・」


あれ?何か違うことを弁解してるぞ?

まあ、いいや。


「で、俺はこれから何をすればいいわけ?」

「へ?あ、ああ、それはですね・・・」


俺はこの世界を楽しんで来いとしか、言われてないから何をすればいいのかさっぱりわからないのだが


「え―とですね。探検していろいろ見てきてほしいものがあるそうです」

「ふーん」

「とりあえずは、この世界の魔物などを全て見てきてほしい、だとか。なんか、MODを入れたマイクラ動画実況者の目標みたいな感じですね」



え?何ソレ?全然楽しめなくないんじゃないの?

アリシア:はい、目標1発表!!

康太:これ凄くめんどくさそうじゃない?

アリシア:うん。そうだよ。

康太:はあ。・・・てか、目標1ってことはまだ目標増えてくの?

アリシア:うん。その内容は、目標1が終わってからのお楽しみ~。

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