8、ランクと補足とかあれこれ・1
感想でランクが見たい、とか、アヴァロンではどんな教育でどんな課があるのか、とあったので書いてみた。
最初に言うが、かなり適当である。
そこを考慮するように。また短いので注意。
そして教育の細かく分類するやる気がなかったのは勘弁願いたい。
【ランク】
:名前――補足。
:ちなみに今回は戦闘能力で区分け。
【EX(神霊級)】
:カナメ――作品の主人公。生きた年数と経験は強かった。生産特化。
:ラルヴァート――機玩具人形最強の存在。攻守共に隙がなく、遠近まで幅広くカバーする。そして精神汚染等の特殊攻撃や下僕を多数召喚してくる。公式チート。
:末弟の七男――ある種の例外的処置でランクイン。その為通常の戦闘能力だけを見ればリリーやデスフィールド、ラルヴァート等には勝てない。でもとある能力にてココに。
【SSS(英霊級)】
:セツナ――攻守にすぐれ、持ち前のセンスで戦うたびに強くなる、主人公属性持ち。神(金斬)の恩恵持ち。。
:ポイズンリリー――近距離戦に置いて無類の強さを発揮する。特にかつて殺したリリアドリットの素材で強化された毒性兵器は凶悪の一言。
:デスフィールド――遠距離戦に置いて無類の強さを発揮する。搭載された【神】を冠する兵器は、取りあえず味方を不可抗力で巻き込む事もあるので要注意。
:ウールブヘジン――接近戦に置いて無類の強さを発揮する。リリーと戦闘範囲が似通っているが、兵器性能の差と戦闘経験の差などによって一歩劣る。
:クーラーシュヴァリエ――鉄壁の守りが崩せませんと苦情が後を絶たない。自ら攻撃する事は無いが、反射させる防御法は鬼畜です。
:三男――でか過ぎて、重過ぎて……。取りあえず圧壊させる事に置いては機玩具人形中最も適している。
:シルバーチップ――遠距離で狙われたら逃げ場ないので暗殺にはご注意を。オカマなシルバの矢が君の●を狙うかも。
:テイワズセカンド――モテ男。リア充。魔術に関して反則。以上!
:スカラファッジョ――わさわさわさわさ、おぞましくも逞しい眷属が溢れ出る……。
:九女――私の歌を聞けー!! 脳髄まで蕩ける歌声を君に。
:ブリュンヒルデ――愛馬と共に駆け抜ける霊魂の導き手。騎士道精神は大切です。
:セリアンスロピィ――身体を構成するのは幾多の魔獣。女子大好きっ子、レズビアン。
:アルフヘイム――空を駆け抜ける精霊の主。もっともウザいと定評あり。
:アウトサイダー――自己のルールに則り行動する自由人。基本的に他人はどうでもいい。
:ハシーシュ――影から忍び寄る暗殺者。でもドジっ子属性が……。
:パンドラメンバー全員――外骨格を使用した場合。大体皆同じレベルだが、一番強いのはバーサーカーたるジル。ついでコウスケ。
:リュウスケ――知識を求めて彷徨う勇者。コンセプトは厨二。もうね、やられ役でしかない彼も最後にはきっと牙を剥く、はず。
【SS(準英霊級)】
:シャドウキャット――ニャハハハハ、数は個人を上回るのにゃ。個人軍隊とは恐ろしや。
:エスピリットゥ――引きこもり。でも仕事してるからゴクツブシとかじゃない。知られたくない秘密があるならご注意を。
:リリヤとアリア――メイドな姉妹。ちょこちょこ頑張る彼女達は見てて落ち着く。あ、機玩具人形の良心と言えるかも。
:レイファン――戦闘大好き暴走機関車。プトレのリーダー格。人類最強と言えるレベル。
:アウラ――レイファンのお目付け役。苦労が絶えない彼女は実は……。
:レオナール――片思いが実らない可愛そうな人。彼の思い人には実は……。あと、ロリコンとか言わないように。
:アリエス――レオナールが思いを寄せる少女。まだまだ未熟ながらもその戦闘能力は高く、華奢ながらその拳は竜の鱗さえ砕く。聖衣の能力で氷を自在に操る。
:他黄金十二宮――一騎当千な猛者ばかり。キャラが濃いのばかりだが、出すと多過ぎるので多分名前だけしかでない。
【S(人外級)】
:五女――機玩具人形の中にある確実な良心。彼女の祈りは全てを癒す。
【A(千人長級)】
:プトレのシルバークラスやハルピュイアに所属する隊員など、一部上位部隊の中でもまとめ役が分類されるクラス。
【B(百人長級)】
:アヴァロンで部隊に所属する事を許されるようになるレベル。部隊に入れると言うのはそれだけで一定以上のステータスである。何らかの任務があった場合は、小隊の指揮官として動く事も。
【C(十人長級)】
:部下九人を率いれるだけの指揮能力・戦闘能力を有し、二級の魔獣の群れを単騎で殲滅できるレベル。
【D(五人長級)】
:部下四人を率いれるだけの指揮能力・戦闘能力を有し、ホ級の魔獣の群れを単騎で殲滅できるレベル。
【E(一般兵級)】
:軍部に所属する者の中で最も多い分類。実力さえあれば若くても高い地位に昇れる可能性があるので、日々の鍛錬を惜しまない者が多い。
【F(訓練兵級)】
:農業や産業などの生産業の職につく事を選ばず、将来はアヴァロンの軍事力として貢献しようと志した若人達の事。つまり学生たちの事である。
【番外(一般人)】
:兵士ではない多くの国民。であるが、生まれた時から施されてきた教育により、基本的なスペックが高いので錆落としを兼ねた短い訓練期間を終えただけでも、他国であれば隊長とかを務められるだけの能力を持つ者は大勢いる。
【アヴァロンについて】
独立国家<アヴァロン>
その教育は非常に幅が広く、言ってしまえば自由過ぎて不自由である。
地上部にある学園ではまず大きく分けて、兵士課と産業課と芸術課と政務課の四つとなる。
その中でも細かく分けていくときりが無いので簡単に言えば、
兵士課では剣士や槍士といった前衛職と、精霊使いや魔術師などと言った後衛職に別ける事で様々な個別授業が発生する。
剣士や槍士などは肉体が資本であるのだから鍛錬は基本であり、様々な流派の術をその身に叩き込まれていく。
魔術師や精霊使いは自らが使用できる術技の幅と威力を上げるための勉強をする。
そしてそのどちらも戦闘職なのだから戦闘は必ずカリキュラムに組み込まれる。
とはいえ、戦闘技能はどの課に行っても必須事項なので、他よりも戦闘に重きを置く、という事が兵士課の特徴だ。
産業課では魔道具や薬などの生産技能を高める為の授業が多く、薬学や建築学など取りあえず何かを造る授業が多い。
多過ぎて書ききれないが、まあ、造るモノ関係の授業を受けたければこの課に入ればいい。
芸術課はそのまま芸術全般の授業が多い。産業課と一部混じっている部分もあるが、あくまでも個人の芸術に対する技能を深くする課。
絵画やら小説やら、そう言った項目を伸ばす。兵士課や産業課と比べれば人は少ないが、歴史に名を残す者を多く輩出しているのはココ。
人間界だけでなく魔界でも有名な魔彩画家・アルケニー・トゥワ・マッドなどを排出したのもココ。カナメとも多少友好があり、王城の私室や執務室には彼の魔術絵が多く飾られている。
政務課は他の三つに比べて圧倒的に不人気。アレクセイ第一班の殆どのメンバーがココ出身で、勉学が他に比べて圧倒的に多い。しかもただ勉強だけできればいいと言う事は無く、カナメの無茶振りなどにも耐えきれる能力と、外交能力等も要求される。
つまるところエリート課である。無事出れたら出世街道マッシグラ。でも不人気なのは、取りあえず卒業する事が困難極まりない為。浪人しまくっている人も居るが、多くは諦めて他の課に行く。
と、大きく分けてみたモノの、アヴァロンの教育体制は個人の意思を尊重する傾向にあり、兵士課の生徒だけど芸術課の絵画の授業を受けれたり、なども可能。
そうする事で新たな可能性が発生する事も考慮に入れた結果である。
ただし、基本的には四つの課で推奨される科目を受ける事が殆ど。
そして地下都市にある高位教育機関“フラスコ”では更に専門的な教育を施す。
つまり地上の学園では物足りなくなった者や才ある者がそこでその能力を飛躍的に伸ばす場所である。