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76話「痛み」 77話「空腹」
これは、大学受験から逃れるために漫画家を目指した臆病者・逃げ漫が、商業誌での連載を勝ち取り、さらにアニメ化という夢を叶えようと奮闘する物語である・・・
✑76話「痛み」
逃げ漫は心の中で叫んだ
(痛ぇ!痛ぇよお!)
必死で無表情を貫きつつ
気遣ってくれたハイド君には強がりつつも
実は全然大丈夫じゃなかった
落ち着いてくる気持ちとは裏腹に
燃える様な激痛が
顎に走り始めたのだ
痛みの炎はどんどんより大きく
激しく燃え上がるのだった
✑77話「空腹」
顎に走る痛みで
全く身が入らなかった受験説明会を終え
帰宅した逃げ漫
この頃にはひいたのか、慣れたのか…
痛みはピークを越え
落ち着いていた
生きていれば腹は減る
顎が痛かろうと
激動の一日で消耗していた逃げ漫は
何か食べる事にした
…食べる事が出来ると、思ってた
78話「たこ焼き」
79話「味」




