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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
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勇者04──防衛省異世界対策室の少年

作者:朱実孫六
【魔王、東京に侵攻。防衛省は異世界の人間兵器【勇者】の確保にのりだす】

高校生の朝倉真琴は子供の頃から同じ夢に悩まされている。青い甲冑の勇者が女僧侶と並んで戦う夢だ。ハロウィンに沸く東京・新宿。バイトに遅れた真琴は、いつもどおり自宅を飛び出した。

一方、同じ頃、新宿副都心には異世界より転移した【勇者】が降り立っていた。青い甲冑に真紅のマント。トラックを両断する剣技。彼は、異世界で魔王との最終決戦に敗れ、女僧侶の禁忌魔法によってこの現実世界へと飛ばされていた。

だが、次元の裂け目から転移してきたのは彼だけではなかった。すでに【魔王】および幹部二体が新宿駅西口に現れ破壊を始めていた。

そして真琴も、その現場に偶然バイトで居合わせていた。勇者に救われ、またとっさに放った魔法で勇者を救った真琴。

未曾有の事態に防衛省が新設した【零級特異災害対策室】は、魔王に対抗しうる未知の戦力として、勇者と真琴をスカウトする。
自衛隊・政府・メディア、そして国民の視線までをも巻き込んだ「魔王vs.日本」の戦いが始まる。

多元世界のすべてを支配するために、別世界同士を隔てる次元の壁を破る禁忌魔法を──真琴ごと手に入れようとする魔王。
彼は「この世界だけには手を出さない」ことを条件に、政府と国民に真琴の身柄を引き渡すよう要求する。

日本は一人を犠牲に、安寧を選ぶのか。
それとも一人を救うために、多大な犠牲を払うのか。

その時、真琴と勇者も決断する。

対魔王用の心を持たない兵器として育てられた異世界の少年──失敗作の勇者エヌ。
彼にとって唯一の例外であり、世界を救うに値する存在──真琴。

彼らが選ぶのは、自分たちか、世界か、それとも……
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