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命を量る  作者: Starsya
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子猫 2

 中学生のとき、同じ部活の子が捨て猫を拾ってきた。真っ黒で大きな目で、とてもかわいかった。


 「アパートだから」「犬がいるから」とだれも引き取る申し出をしなくて、段ボールごと、子猫は私に押し付けられた。母親が嫌がるし、共働きで家に誰もいないからきっと飼えないってわかってたけど、私は家に子猫を持ち帰った。案の定、母親は「元のところに捨ててきなさい」という。

 困って、段ボールをもってうろうろとして、どうしていいかわからなくて、近所の動物病院の前に段ボールを置いて逃げ帰った。


 無責任な同情でかえって他人に迷惑をかけた。以前は何もできなかったけれど、この時は私は「捨てた側」に回ってしまったし、「最後まで完全に面倒を看る確信が持てないなら、何も手出しをするべきじゃない」と心に刻まれた。

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