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命を量る  作者: Starsya
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シマエナガとカラス

 シマエナガはかわいい。カラスはかわいくない。(カラスをかわいいと感じる人が存在していることは知っている、会ったことはないけれど)


 シマエナガもカラスも雑食だけれど、シマエナガは無害、カラスはごみを荒らし、農作物を食害するから有害。


 鳥は恐竜から進化した。(厳密にはこれだって正しくない。共通祖先から進化した、だ)


 もしもシマエナガがティラノサウルスと同じ大きさだったら。体長6m、しっぽを入れたら14m、素早く飛び回り、家畜も農作物も食害し、人間すら手あたり次第襲う生物であったなら。 シマエナガはおそらくニホンオオカミより速やかに絶滅させられるだろう。あるいは人間のほうが絶滅するかも。


 そのときにかわいいは何の助けにもならない。


 私は無人の海辺で、瓶につめた手紙を海に投げ込むような行為をしている。誰にも届かないけれど、それでいい。間違って拾われたら、多分脊髄反射で反発されて、炎上して、対話が成り立たなくて、人間に失望して終わる。


 もしかしたら世界を俯瞰する誰かが、いつか瓶を開けて、こんなことを考えた生き物がいたんだなって思ってくれるかもしれない。まず文字の解読が必要だろうけれど。

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