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第三十七話【イールフでの収束、私達のこれから】

まずは閲覧ありがとうございます!


このお話は初心者による物語です、プロフィールに書いた通りのまるで台本の様な小説とは程遠い拙い文章、少ない表現力、明らかな描写不足、当然の様な誤字脱字など正直問題だらけです、それでも読んで頂けるのならば幸いです。


一部の「」『』の説明


「」は主に人間のセリフ


『』は人間以外や大体の主観の人以外の電話や通信越しなどによる人間の音声のセリフのイメージとなっております。


【この話での未知の生命体ドラーベ内の用語集】


【アハッド】


異星の者達から伝えられた技術によって、対ドラーベを想定して造られた人型兵器、大きさはおよそ8m程


【アフィア】


地球に存在する反異種族連合軍の通称


主に多くの地球人が集まった者達で結成されたそれは、ここ数十年で規模を広げ今ではフォースデルタに次いで地球を二分に分ける程力を持った組織、度々フォースデルタと衝突を起こすも、あくまで自分達は地球の為に行っていると正当化している、異星から来た彼らの技術を盗み、アハッドまで造り出していた(但し、違いは殆ど無い)




【カッド】


アハッドと同様に異星から伝えられた技術によって造られた戦艦、アハッドを格納な上にある程度の戦闘も可能、海上、空中、宇宙への航行も可能としている


特別国家イールフ


世界に広まっているアハッド、開発当時の研究者の一人が地球に作ったと言われている小さな国


他の国が最先端を目指して高層ビルや交通などを発展させていく中、この国は地球由来の豊かな自然が多い、そして中央には大きな噴水があるのが特徴的

【フォースデルタ】


地球連合軍の通称


異星との交流によりアハッドなどを得た地球で、対ドラーベを想定され発足された国を越えた人々が集う軍



【プレデシャン】


ミレイ達の乗るカッド…戦艦の名前


【ドラーベ】


地球や異星などに突然現れた未知の生命体、意思疎通が出来ず、人間を襲うものの明確な目的などが分かっていない為、侵略者として扱われる事が多い


現在軍に三種類確認されているドラーベだが、共通しているのは頭部が伝説上のドラゴンの様な形をしている事のみで、身体はそれぞれ違いがある



ドラーベ達の襲来、イールフ港での人型ドラーベの騒動が解決…とまではいかないものの、一先ず落ち着いた事でミレイ達はイフカに連絡を取り、ミレイ、レミ、ポートは国長邸へと向かった


特別国家イールフ…国長邸にて


…ガチャッ


扉が開かれると、以前出会った人が応対した


イフカの付き人

「…お待ちしておりました、イフカ様がお待ちです、どうぞこちらへ」


レミ達は付き人についていくと部屋まで案内された、扉が開かれると前には広々とした部屋…その先に机やソファがあり、イフカが奥のソファに座っていた、レミ達は一礼してから手前のソファまで移動し手腰を掛けた


イフカ

「…今日はアンタ達のおかげで助かったよ…ありがとう…!」


ミレイ

「いえ、この町の人達が的確に避難や防衛策を講じていたお陰よ、みんな防災意識が高いのね」


イフカ

「…他がどんな感じかは知らないから、そこはアタシには分からないよ、確かに建物はかなり頑丈ではあるけど、それでも今の防衛チームの状態じゃジリ貧、いずれは押し切られたはずさ…」


レミ

「…私達だけでも、多分足りなかったよ…ってそうだ、イフカさん、あの防衛チームや助っ人の人達は?」


イフカ

「防衛チームは身体と…心の治療中さ、流石にこう間を置かず襲撃されるとたまったもんじゃないからね、助っ人の方は…そうだね、どちらにしろ…だね」


レミ

「?」


イフカ

「入ってきてくれるかい?」


イフカが部屋の横にある扉に呼びかけると、扉から二人現れて入ってきた、男女一人ずつで男の方は頭に包帯を巻いていた


二人はイフカの座るソファの横に並んで座った


イフカ

「紹介するよ、アンタ達がお世話になる、サフィアのトップと…その彼女だっけか?」


聞き覚えのある声の青緑髪の女性

「違います!…失礼、マネージャーです」


聞き覚えのある声の銀髪の男性

「やれやれ、二人共相変わらずだね、っと…それはともかく、まずはお礼を…先程は助けていただき感謝しているよ」


レミ

「…先程?えっと…(この声、喋り方…どこかで…)」


レミは首を少し傾げて考え…思い出す


レミ

「…あっ!あなた達があの時の!?」


銀髪の男性は頷く


銀髪の男性

「思い出してくれたかい?自己紹介がまだだったね、僕は反連合軍特殊部隊、通称【サフィア】一応そこのトップを務めさせていただいている、ロヴェルだ、そしてこっちが…」


青緑髪の女性

「シャイラです、ロヴェルのマネージャーなどをしています、以後お見知りおきを」


青緑髪の女性は一礼した


レミ

「ロヴェルさんとシャイラさん……?って!反連合!?ちょ…ちょっと待って!?お世話になるって一体どういう事!?」


イフカ

「言葉の通りだよ、アンタ達はこれからこの二人の所に世話になるのさ」


レミ

「お母さんどういう事!?」


ミレイ

「…言ったでしょ?今より規模は小さくなるけど守るために今の力を使うって」


レミ

「そうだけど!…でもなんでよりによってアフィアにっ!」


ポート

「…落ち着けレミ、彼等はサフィアだ」


レミ

「…?でも反連合軍なんでしょ…?」


シャイラ

「それは間違いでは無いですが…ちょっと語弊があります」


レミ

「…シャイラさん?」


シャイラ

「正しくは反連合軍「特殊部隊」です、反連合軍とは付いていますが、明確に違います」


レミ

「訳が分からないんだけど…」


ロヴェル

「すまない、君の言う事も間違ってはいないんだ、ただ…アフィアも一枚岩じゃないって事なのさ」


レミ

「…?(一枚岩じゃない…?内部争いでもあるの…?)」


ロヴェル

「事前にイフカから話は聞いたが…、僕達はフォースデルタを抜け出した君達に近いかもしれない、僕達もアフィアのやり方に疑問を持ち、抜け出した者達が集った組織なんだ」


レミ

「…!そんな組織が!?」


ロヴェル

「ただ、表向きはアフィアの中の一組織としての扱いさ、あくまで方向性が違うって事でこの特殊部隊…サフィアの存在を許され、争いを避けている、時には戦いに協力する事もあるんだ」


レミ

「…あの…わざわざ表がアフィアとしてというのなら…裏向きは?」


ロヴェル

「…何だと思う?」


レミ

「…表がアフィアの協力なら…反対にアフィアの…壊滅…とか」


僅かに考えてからしたレミの発言を聞いたロヴェルは、少しだけキョトンとした後軽く笑い始め


ロヴェル

「……フフ…ハハハ!面白い事を言うね、君は」


シャイラ

「それは無理ですね、名目上は所属扱いですし」


レミ

「…う…そりゃそうですよね…(言うんじゃなかったっ!)」


ロヴェル

「…実はね、僕達のいるサフィアには…フォースデルタから逃げ出した人達も来ているんだ」


レミ

「えっ…フォースデルタも!?どうして…」


ロヴェル

「理由は人それぞれさ、例えばフォースデルタを嫌になった者、戦う事自体が嫌になった者などね、これはアフィアからサフィアに入った者とあまり大差ない事だね」


レミ

「…じゃあどうして、イフカさんはあなた方に連絡を?」


イフカ

「それはアタシのお節介だ、立場上、この国はフォースデルタにもアフィアにも…どちらの軍とも繋がりがある、元々ミレイは最初にアタシを頼りにしてたけど…同時に別の心配もしていた、ここに留まり続けたらいずれはフォースデルタに狙われ…戦場にされる可能性があった、いくら何でも脱走兵を匿ったってなったらこの国が危ないってね」


イフカ

「だけど親友の頼みだ、何とかしてやりたくてねぇ、そこで拠点を移動しつつ、アンタ達のやりたい事が出来るかもって思って、ロヴェルの所に連絡したのさ」


レミ

「自分達の…やりたい事?」


イフカ

「ミレイも言ったろ?守る為にってさ」


ロヴェルは軽く手をパンッと叩き


ロヴェル

「そこで僕達の裏向きって訳さ、流石にアフィアやフォースデルタほどではないが…今ではサフィアも大きくなり、この地球のあちこちに僕達と繋がりがある者がいる、彼等はフォースデルタ…或いはアフィアから退き故郷に帰ってる者達だ…」


ロヴェル

「そういう者達ほど肩身が狭くてね…例えばドラーベの襲撃時に救援が出せなかったりね…そういう時に最寄りのサフィアのメンバーを向かわせたり…またある時は外国への買い物などもやるんだ」


レミ

「…救援したり…買い物?…つまり何でも屋…みたいな?」


ロヴェル

「何でもじゃないよ、僕達サフィアは…その時にそれぞれ出来る事を協力してるんだ」


レミ

「…凄い……だってそんなの…国を守る為の軍みたいじゃないですか…!」


シャイラ

「みたいではないです、軍は何でも屋ではありません」


レミ

「あ…いやそうじゃなくて……私がフォースデルタに元々想像していたのが…もっと多くの人を助けられると信じていてたからで…、聴いてる限りだとサフィアは…そういう形に近かったから…つい」


ミレイ

「レミ…」


シャイラは少し呆れたように軽くため息をついた


シャイラ

「…甘いですね、軍は慈善事業ではありません、そんな事でよく所属出来ましたね」


レミ

「うっ……(実際反抗してるようなものだったから反論出来ない…)」


ロヴェル

「だが、僕の見立て通り、実力は折り紙付きだ、…そうだろ?」


シャイラ

「……そこはまぁ、ロヴェルも助けていただきましたし、認めざるを得ませんね」


レミ

「あ、ありがとうございます!」


レミは頭をサッと下げると、シャイラは少し戸惑い


シャイラ

「…わざわざお礼を言わなくても結構ですっ…!」


ロヴェル

「それで…僕達としては歓迎するけど、改めて…皆さんはどうしますか?」


レミ、ミレイ、ポートは互いを見て頷く


ミレイ

「…私達は、私達の信じる事の為…誰かを守る為にこの力を使いたいの、…結果として…あなた方と敵対する可能性もある、それでも構わないかしら?」


ロヴェル

「勿論…個々の意志は尊重されるべきさ、僕達は君達を歓迎するよ」


ロヴェルはサッと手を差し伸べると、ミレイがそれに応じて握手を交わす


ミレイ

「ありがとう…よろしくお願いしますね」


イフカ

「話は纏まったようだね、取り敢えず今晩は双方ゆっくりしていきなよ」


ロヴェル

「イフカ、心遣い感謝するよ、それでは僕達はお先に宿に失礼するよ、明日の朝そちらのカッドを案内するよ」


レミ

「案内…?どこに行くんですか?」


シャイラ

「簡単に言うと我々の本拠地です」


ロヴェル

「どこに行くにしても拠点は必要だからね、そこからなら今地球上に点在するサフィアの基地と情報交換が出来るから、先ずはそこに案内するよ」


レミ

「よ、よろしくお願いします!」


ロヴェル

「そう堅くならないで、もっと自然な感じで構わないよ」


レミ

「えぇっと…それは…流石に…」


ロヴェルの軽口にシャイラは軽く睨み


シャイラ

「ロヴェル…!」


ロヴェル

「ハハ、すまない、ちょっと度が過ぎたかな、それじゃ今夜はこれで…また明日会おう」


ロヴェルは立ち上がり、外への扉を通っていった


シャイラ

「…はぁ、それでは皆さん…お先に失礼します」


イフカ

「…アンタも大変そうだねぇ」


軽くニヤけるイフカに、シャイラは困りながらも僅かに微笑み


シャイラ

「おかげさまで退屈はしませんよ、それでは」


シャイラは立ち上がり、レミ達にお辞儀をしてからロヴェルの後を追っていった


イフカ

「…アンタ達はどうするんだい?」


ミレイ

「そうね…みんなへの報告や彼等の出迎えの準備もしなきゃだし…今夜はプレデシャンへ帰るわ」


イフカ

「…それもそうだね、これからが大変だろうし、みんな…負けんじゃないよっ」


レミ

「ありがとう…イフカさんっ!」


ポート

「…色々とお世話になりました」


イフカ

「こちらこそだよ!ポートが手伝ってくれて助かったよ!」


ポート

「俺は最善を尽くしただけです、お気になさらず」


イフカ

「アンタは本当お堅いねぇ」


ミレイ

「イフカ…おかげで色々助かったわ、本当になんて言ったらいいか…」


イフカ

「いいんだよ、アタシの方こそ…この国を守ってくれて助かったよ、ありがとう」


ミレイ

「…それじゃあ、コレで…」


イフカ

「あぁ!みんな元気でね!」


レミ

「またね!イフカさんっ!」




そしてレミ達はその場を後にし、プレデシャンへと戻っていったのだった…



この話終了時点の主な登場人物のプロフィール



ロヴェル(26)男性


反連合軍特殊部隊、通称サフィアのトップ


イフカからの要請でミレイ達を迎えに来た青年、性格は様々な人を率いている為か、発言の捉え方によっては人を下に見ていると思われがちだが、本人にそんなつもりは無い、女性(シャイラは除く)と男性での対応が違う事があるが、誰かに突っ込まれるまで気付かない天然たらし、更に本人的には至って真面目である為質が悪い(シャイラ談)


銀色のアハッドを操り、二本のビームサーベルでの戦闘を得意としている、その戦闘技術はレミが初めて驚いた程


第三十四話では人型ドラーベにやられはしたが、原因はあくまで初見の油断(サイズ差が主な原因)相手が自身より弱い前提で実力を量ろうとした為にその時はやられてしまった、この油断が無ければ一方的にはやられずに勝てていた可能性もあった


シャイラ(25)女性


ロヴェルと同じサフィアに所属していて、ロヴェルのマネージャーを務めている


性格は真面目で、その原因は大体側にいる人のせい、ロヴェルの発言を訂正したりする苦労人で、そのせいで気張りすぎな一面もある


青緑色のアハッドを操り、ビームマシンガンやスナイパーライフルでの射撃戦や援護を得意としている、その実力はロヴェルから認められている為、ロヴェルと共に戦場にいる事も多い、その為、ロヴェルがレミに援護を頼んだ事に対して少しだけ、居場所を奪われたような感覚になり、少しだけ意地らしい発言をした




作品に関しての感想、質問があれば可能な限りお返事します。


次回も楽しみにして頂けると幸いです

ここまでお読み頂きありがとうございました!

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