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第三十二話【それぞれの絶望、重なりし想い】

まずは閲覧ありがとうございます!


このお話は初心者による物語です、プロフィールに書いた通りのまるで台本の様な小説とは程遠い拙い文章、少ない表現力、明らかな描写不足、当然の様な誤字脱字など正直問題だらけです、それでも読んで頂けるのならば幸いです。


一部の「」『』の説明


「」は主に人間のセリフ


『』は人間以外や大体の主観の人以外の電話や通信越しなどによる人間の音声のセリフのイメージとなっております。


【この話での未知の生命体ドラーベ内の用語集】


【アハッド】


異星の者達から伝えられた技術によって、対ドラーベを想定して造られた人型兵器、大きさはおよそ8m程


特別国家イールフ


世界に広まっているアハッド、開発当時の研究者の一人が地球に作ったと言われている小さな国


他の国が最先端を目指して高層ビルや交通などを発展させていく中、この国は地球由来の豊かな自然が多い、そして中央には大きな噴水があるのが特徴的


【フォースデルタ】


地球連合軍の通称


異星との交流によりアハッドなどを得た地球で、対ドラーベを想定され発足された国を越えた人々が集う軍




【プレデシャン】


ミレイ達の乗るカッド…戦艦の名前


【ドラーベ】


地球や異星などに突然現れた未知の生命体、意思疎通が出来ず、人間を襲うものの明確な目的などが分かっていない為、侵略者として扱われる事が多い


現在軍に三種類確認されているドラーベだが、共通しているのは頭部が伝説上のドラゴンの様な形をしている事のみで、身体はそれぞれ違いがある


【オールドドラーベ】


ドラゴンの様な頭部を起点に、上半身は竜人を思わせる身体、下半身は蛇の様にやや長い身体、全体的に靭やかで身体の灰色部分は硬い、赤黒い部分は比較的硬くないが、それでも銃弾や刃物を通さないほどの硬さはある、人で言う肩の辺りからは、形状を鎌や触手の様に変化させる特殊な腕の様な物がある、大きさはおよそ1m超え


上記の通り足は無く、浮いてはいるがスピードは余り速くない(小学高学年位なら逃げ切れる)

【パワードラーベ】


同じくドラゴンの様な頭部を起点に怪獣の様な大きな身体、かなり筋肉質でやや猫背、手足がありしっかり二足で立っている


大きさは高さおよそ8〜12m程


【飛行ドラーベ】


形状は他に比べてドラゴンっぽさが強い、というのもその姿は伝説などに出てくるワイバーンに近いものとなっている


大きさは翼を広げると全長およそ8〜10mほど高さはおよそ3〜5m





特別国家イールフでメックと観光をしていたヒュウ、そんな中突然ドラーベ達が襲撃してきた、町の人を避難させたりしつつ他のみんなと合流する為にプレデシャンへと向かっていた


しかし、二人は初めての町だった為に路地裏に迷い込んでしまう


追い詰められてしまった最中、メックがヒュウを庇って重傷を負って倒れてしまう


ヒュウは残った麻酔銃で抵抗するも、ドラーベの数には足りずに残弾が尽きてしまう


…そして打つ手が無くなったヒュウに、ドラーベは近寄り…




ドスッ!


「ぐあぁっ…!?」



声が漏れ出るような強烈な痛みに我にかえると、メックさんを抱えていないもう片方の俺の腕が勝手に動き、頭部を狙っていたと思われるドラーベの刃が貫いていた、その刃を勢い良く引き抜かれたその時更に襲ってきた強い痛みに、絶望から無理やり現実に引き戻された…


「…っつぅ!」


…痛い…!…でも何かが…おかしい…何で腕に…?


それにこの…身体が無理矢理動かされるような感覚は…どこかで…?


…そうだ!元凶のドラーベの事を喋るのを止められた時、見えない何かに押さえつけられた感覚、あれに似ている、腕が勝手に動かされた…?


『バカナ!?ナゼオソウ!?』


声の方へと振り向くと、近くで浮かんでいた元凶のドラーベが慌てている…?痛みと慌てる姿が珍しいせいで…いつも以上に理解が追いつかなかった…


元凶のドラーベとオールドドラーベが…話している…?みんなには見えてなかったけど…オールドドラーベには透けてるあいつが見えてるのか…?


ズキィッ!!


「ぐっ!」


刺されたのが腕のみとはいえ、思った以上の出血…そのせいか…目が霞み始めてきた…身体に力も入らない…


話し終えたのかどうか分からないけど…元凶のドラーベがフラリとオールドドラーベから距離を取ったのが薄っすら見える…


『…ワレガ…オカシイダト…?』


…おか…しい…?


『…ク…ククク…フハハハ…』


元凶のドラーベは、ゆらりとしながら俯き、奇妙に笑い始めながら顔を上げる


元凶のドラーベが…笑って…る?


『……フザケルナ!!』


元凶のドラーベは鎌を横に振り払い、襲撃してきたドラーベに鎌を向ける


『キサマラガソノツモリナラ!ワレハ!』


元凶のドラーベは振り向き、鬼の様な形相でグイッと力なく項垂れたヒュウの胸ぐらを触手で掴む、するとメックを抱えてた腕が離れ、メックは地面にドサッと落ちた


「…メック…さ……」


『…イマスグキサマノカラダヲヨコセッ!!』


…いきなり…何を…


目を開く力も段々と無くなり、胸ぐらを掴まれて声も上手く出せず、辛うじて保っている僅かな力で考えを伝えた


…そんな事…出来たら…とっくに…したんじゃ…ないのか…?


『デキテイタラ、キサマラハトックニシンデイル!!』


…それは…そうだけど…、もう…意識も…ぼやけて…それでも…無理なら…こっちに出来るわけ…


『ソンナコトハシラン!ワレガイキノコルタメニキサマヲササゲロ!』


…自分が生き残るためって…こんな時に…みがって…すぎる…


『ナントイワレヨウガ、ワレハアイツラヲコロス!スベテヲ…ヨコセェッ!!』


………


………?


………いま……なんて…?


『クドイ!カラダヲヨコセトナンドモイッテイル!』


…ちが…う、…あいつら…って?


『コノバニイル…ドウホウダ!』


……ドラーベが…ドラーベを?


……死にかけだからって、ドラーベが…冗談を言うなんて…


『ワレハホンキダッ!!』


……ほん…き


『セッカクエタスガタ…コンナトコロデシヌツモリハナイ!ソレハキサマモダロウ!』




……しにたくはない…でも…


『ナラバ!イマスベキコトハ!?』


…メックさんを…みんなを…たすけたい……そのために…


『ワレガイキノコルタメニ!』


……俺は…あのドラーベ達を…!


『ワレハドウホウヲ!』


「…倒すっ!」『…コロスッ!』


…カッ!


その場に強烈な光が広がる、それと同時に衝撃波が走る、ヒュウ達の周りにいたオールドドラーベ達は、近くの壁まで吹き飛んでいった


衝撃波は止み、ドサッ!と音を立てヒュウは地面に落ちる、腕の痛みも合わせて襲い、辛うじて目を開くと、透けていたはずの元凶のドラーベがハッキリとした姿で浮いていた


それだけではなく…僅かに赤く光っていた


「…な…に?…それ…?」


『…ワカラン、…ガ』


元凶のドラーベは身体を見回した後、俺に近寄って腕の触手で俺をグイッと引き寄せて見下ろした


「うぅっ…?」


『…ヤルゾ!』


…グバァッ!!


…突然、元凶のドラーベは大きく口を開き


「…えっ?」


バクゥッ!


俺の頭に…噛み付いてきた


「っ!?ぐああぁぁっ!?」


噛まれた部位に強烈な痛みが…巨大な剣山で刺されたような痛みが襲ってくる、しかしそれだけに留まらなかった


…ドロッ!!


噛み付いたドラーベが突然ドロッと溶け出し、噛み付かれた所から俺に覆い被さるように、赤黒いドロドロした何かが包んでいく


近くで倒れたメックは、開いているか閉じているのか分からない瞳で、ぼんやりとだが、誰かがドロドロした何かに包まれていく光景を見た…直前まで意識が無かった為誰かは分からない、しかし自然と…ある名前を口にしていた


メック

「……ヒュ…ウ…くん……?」



「ーー!!」


包まれていくヒュウの声は、殆ど外からうめき声としか聞き取れない、声を出してもドロドロの何かにかき消されてしまっていた


ドロドロした何かは噛み付いた頭から、首、肩、腕、胴と次々呑み込んでいった


内部でも目、耳、鼻、口からどんどん中に入ってくる


…なんだ…コレ!?…痛いし何より…息が…出来ない…!…そ…そと…に…!


先の腕の痛みや噛み付かれた痛みで身体に力が入らず、僅かにしか抵抗出来ない…


何とかもがこうとしている間も、ドロドロは腰、足と呑み込んでいき、ついにはヒュウの全身は包まれてしまった


…ふと気付くと中では呼吸が出来た、しかし身体はほんの僅かしか動かせず、それも海の中で動くような重い感覚だった


一方外から見ると、ドロドロとした赤黒い何かに人が包まれている光景が映った、包んだ何かには人の形が浮き上がり、僅かに蠢いて見えていた、そのおぞましい光景にオールドドラーベさえも、距離を取っていた


そして人を呑み込んだ赤黒い何かは、浮かび上がっている人諸共グチュグチュと音を立てながら伸縮を繰り返す、その度に浮かんだシルエットは徐々に形を崩していき、消えていく…


その時の中の俺は…伸縮を繰り返す度に少しずつ身体が…意識が…周りのドロドロに溶け込んでいた、外のシルエットがなくなる頃、そこにいた俺の身体が無くなり、完全にドロドロの一部と化していたんだ



外では伸縮を繰り返していたドロドロの赤い何かは、大きくグチュンッ!と音を鳴らすと、球体になってしまった、そこに浮かんでいた人のシルエットは完全に消えてしまい、そこに残ったのは血で出来たかの様な赤黒い球体だけ



その光景を恐れながら見ていたオールドドラーベは、互いに相談するような仕草を見せる、得体の知れない球体をどうするか、話しているのだろう


少し時間が経ちどうするか決めたオールドドラーベ達は、まず球体の側で倒れているメックに狙いを定めた、次々とドラーベ達がメックに襲い掛かっていく


グサッ!グサッグサッ!


鋭い刃は、次々と身体を貫いた



ただし、貫かれたのはオールドドラーベ達の身体だ


貫かれなかったドラーベ達が慌てて距離を取ると、メックの側の球体から刃の様な触手が何本か出ていた、これにドラーベ達は貫かれたのだ


触手が縮んで元の球体に戻ると、貫かれたドラーベ達が体液を流しながらドサドサと落ちていく


ドラーベ達は標的を変更し、遠くから一斉に球体に刃を伸ばして貫く事に


ドスッ!ドスッドスッ!


無数の刃が球体に刺さった、しかしドラーベ達が刺した刃に異変が、ドラーベ達は苦しみ、慌てて刃を戻そうとしたが、既に…刺さったはずの刃の先は無くなっていた


球体は刺されたところからグジュグジュと音を立てている、まるで触れたものを溶かしているかのようで、出来た傷も再生するように穴は塞がった


そして…ドクン!と大きな鼓動のような音を鳴らし、球体に変化が起きる


先程までドロドロだった球体が、ビキッ!と硬くなり、何かを象るように内へ内へとバキバキと音を鳴らしながら変わっていく


その場にいた者達は気付かないが、バキバキという音の中に、くぐもった痛がっているうめき声のような音が僅かに聞こえる


だんだんと形が浮き上がってくると、それは全体的に人を思わせる形に変化していく


しかしおよそ人間とは思えない明らかに違う所があった


全身はドラーベに見受けられる甲殻の様な灰色の身体、首や関節の辺りは同じくドラーベのような赤黒い色


頭にはドラーベを彷彿とさせる二本の角、頭部と顔に一対ずつある閉じた瞳の様なもの


両肩や胴体は人のそれらより明らかに大きく、胸には傷痕のような模様も


腕や足も甲殻に覆われ、両前腕部の片面には、薄く鋭い刃の様なものが


足も二足で立っているものの、人のような五本指ではなく、獣の様な鋭い爪が前に三つ、踵に一つ持った足に


背中側も背骨が飛び出したかのような形状と、その延長上の様に尻尾が伸びている、尾先は刃のような薄く、鋭い形に


ビキッ…


その音を最後に変化は終わった


現れた何かは両腕を腰の高さに、手を力を込めつつ軽く開いて上に向け、中腰の体制で身体を少し仰け反らせ、両脚も軽く開き、かつ力強く踏みしめて大きな雄叫びをあげた


『「グオオォォォーーーッ!!!」』




そこにはオールドドラーベ達が見たことない何かが立っていた、大きさは自分達よりでかく、高さはオールドドラーベ二体半程、仲間のパワー、飛行タイプよりは小柄だが、大きな咆哮や得体の知れない存在を怖れ、身体が動かない



咆哮を終えると、何かは体勢を変え二足でしっかりと立った、そしてその生物の二対、四つの瞳がゆっくりと開く


開いた頭部の瞳は赤黒く、顔の瞳は黄色かった


『…イマノハ?』

「…今のは?」


球体が変化した生物は辺りを見回す、奥には大量のオールドドラーベ、少し横には傷を負ったメックが倒れていた


っ!メックさん!…あれ?メックさん…少し…小さくなって…?


『…ソウダ…ソウダ!ワレハコレヲ…コノスガタヲモトメテイタ!』


……この声は…アイツの声!?アイツの声が聞こえて…!…あれ?…でもいない?


『…ナンダ?…イゼンホドジユウニウゴカセヌ、…マサカ』


…動かせない…?何を言って…


そんな中、何体か意を決したのか、奥にいたオールドドラーベが現れた生物に襲い掛かった


『…チッ!ニンゲン!フセゲ!』


「ええっ!?」


俺は声の言うがまま、無我夢中に咄嗟に攻撃を防ぐように右腕を前に上げ、攻撃を受けた


ガギィッ!


鈍い音が響き、ドラーベの攻撃が弾かれる


「ぐっ!」


それと同時に視界に入った異形の腕に…俺は驚いた


「…!?何だよ…この腕…!?」


自分が見える範囲で身体を見回す、手、腕、肩、胸、腹、腰、足、そしてその歪な手で頭、顔を触って確かめていく、見えはしないが明らかに人の顔と違う形なのは理解出来た


そして、それまでにない新たに動かせる感覚が増えていた、背骨の辺りや尻尾だ、そこまでも自分で動かせそうな感覚があった


「…う、腕だけじゃない!?全部!全部違う!?…いや、そもそも俺は何で動ける!?何で生きてるんだ!?」


驚くヒュウの脳裏に浮かんだのは…先程までいた球体の中での記憶


身体は包まれ…溶けて…そして消えた、…しかし徐々に感覚だけが戻り、少しずつ無いはずの全身の部位それぞれを、ペンチで挟み、無理矢理身体を潰し曲げ、ひしゃげるかのような軋む痛みが襲った、その痛みで声を発するも、全てがかき消されていく…あの光景…


「…っ!?があぁぁっ!?」


球体が変化した生物は両手で頭を抱えて叫んだ


「…っ!…ハァ…ハァ…今のって…」


『ナニヲホウケテル!クルゾ!』


「…!」


その言葉通り、オールドドラーベ達が次々と襲い掛かってくる…俺は両腕を前に出して防ぐばかりで事態が中々好転しない


『ナニヲシテイル!サッサトコロセ!』


「そんな事言われてもっ…!」


こんな身体…どう動かせって言うんだ…!


『……!ナラバッ!』


次の瞬間


「…!?」


頭に何かが…イメージが伝わってくる…


伝わったイメージの暗闇の中から何かが見える


これは機械が…機械を撃っている…?


その後、気付けば暗闇ではなく月を見上げている、視線はゆっくり倒れるように下へ


下へ落ちながら駆け、その勢いで一機、また一機と切り裂いていく


これは…どこかで…見た事が…


…そうだっ!レミさんがフォースデルタに撃たれた時の!…でもあの時見せられたのと違うような…


俺に今見えたイメージは、過去にも見せられた体験してないはずの記憶、ただ明確に違う所もあったんだ、一つ一つの…感覚まで伝わるかの様な…


何かを突き破り暗闇を飛び出す感覚、月を見上げる動作、落ちるような浮遊感、駆け出した時に受ける風、機械を…アハッドを切り裂いた感覚、一つ一つ全てが伝わってくる


…まさか…この記憶…この感覚は…


『……』


「ドラーベ…お前の記憶…なのか?」


『ソウダ』


『ナゼ、オマエニツタエラレルノカハワカラン』


『ダガ、ソンナコトハドウデモイイ』


『…コレナラワカルダロウ?』


『…チカラノツカイカタヲ』


『ヤツラヲ…』


『コロセルコトヲッ!!』


「……!!」




ブワッ!!


突然、ヒュウを襲っていたドラーベ達が吹き飛んだ


吹き飛び倒れたドラーベ達は動かなくなる、倒れたドラーベ達には切り裂かれたような傷が出来ていた


俺は…両腕に群がるドラーベ達を素早く振り払ったんだ、ただ振り払うんじゃなく、腕に生えた刃を伸ばしながら


「ハァ…ハァ…、これで…いいのか?」


『…ソンナモノデハアルマイ』


「…こんなの初めてだっていうのに…手厳しいな」


『ヒツヨウナコトハツタエタ、アトハアイツラヲ…』


「…分かってるよ、早くしないと…メックさんも危ない…」


『シニカケノニンゲンナド、ドウデモイイ』


「どうでもよくない!」


『……』


「…出来る限り助けるんだ!その為に、まずはあいつらを倒す!」


『…ドチラニシロヤツラヲコロスナラカマワン、カッテニシロ』


「勝手にするさ!」


俺は両腕の刃を伸ばし、構えながら駆け出し、ドラーベ達を切り裂いていった


『イイゾ!ツギダ!』


刃から直に、ドラーベ達を切り裂く感覚が伝わってくる


「…っ!」


今までに感じた事の無い感覚に嫌悪しながらも、倒れているメックさんやどこかで危ない目に合っている人達の為にも迷っているヒマは無く、止まることなく次々と切り裂いていった…



俺の身体や辺り一帯がドラーベの赤黒い体液に染まる頃、俺は伸ばした刃を戻し、立ち止まった


振り返って辺りを見回すと、沢山のドラーベの死骸がバラバラに散らばっていた、俺達を追い詰め、その場に囲んでいたドラーベ達を全て切り裂く事が出来ていた


『…ヤットオワッタカ、オソスギダ』


「…ハァ…ハァ…、終わっ…た?…そうだっ!」


俺は足元に広がるドラーベの体液の液溜まりを意に介さず、バシャバシャと音を響かせながら走り、倒れたメックさんの側へ近寄ってしゃがみこむ


「メックさん!メックさんっ!」


『モウムシノイキカ』


元凶のドラーベの言う通り、メックさんはさっきより明らかに衰弱していた…このままじゃ危ない…!


俺は急いでメックさんを抱えて、出来る限りの力で地面を蹴り飛ばし、戦艦プレデシャンへと急いで駆け出すのだった…




作品に関しての感想、質問があれば可能な限りお返事します。


次回も楽しみにして頂けると幸いです

ここまでお読み頂きありがとうございました!

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