第十七話【誰も彼もが初めてだから】
まずは閲覧ありがとうございます!
このお話は初心者による物語です、プロフィールに書いた通りのまるで台本の様な小説とは程遠い拙い文章、少ない表現力、明らかな描写不足、当然の様な誤字脱字など正直問題だらけです、それでも読んで頂けるのならば幸いです。
一部の「」『』の説明
「」は主に人間のセリフ
『』は人間以外や大体の主観の人以外の電話や通信越しなどによる人間の音声のセリフのイメージとなっております。
【この話での未知の生命体ドラーベ内の用語集】
【アハッド】
異星の者達から伝えられた技術によって、対ドラーベを想定して造られた人型兵器、大きさはおよそ8m程
【カッド】
アハッドと同様に異星から伝えられた技術によって造られた戦艦、アハッドを格納な上にある程度の戦闘も可能、海上、空中、宇宙への航行も可能としている
【フォースデルタ】
地球連合軍の通称
異星との交流によりアハッドなどを得た地球で、対ドラーベを想定され発足された国を越えた人々が集う軍
カッドの甲板にて
エクレールに問い詰められる中、まさかの友達になったヒュウ、気付けば日が沈んで辺りは暗くなり、更に上空のせいか夜風も少し冷たく感じた
エクレール
『まだ気になる事もあるが、友達になったから多少は多目にみてやろう!』
ちゃんとそこはしっかりしてるんですね…
エクレール
『んじゃ、そろそろ戻るか!』
「…うん」
エクレールは格納庫と出た時に軽く掴んでいた時とは違い、ヒュウを大事そうに胸のハッチの側に寄せて抱えながら、甲板から格納庫へと飛んで行った
程なくして格納庫の出撃ハッチ近くまでやってきた、だけどエクレールは出てきた時のようにハッチを開けず、突然空中で止まってしまった…どうしたのか俺は尋ねてみる事に
「…格納庫の前で止まったけど…どうしたの?エクレール」
エクレール
『……隙間から明かりが見えるな?』
「?」
そう言われて改めて閉じたハッチに目を向けると、周りが暗くなってきたのもあり、ハッチのシェルターの隙間だろうか…明かりが少し漏れ出てるのが見えた
「確かに、誰かい…」
言い終わる前にエクレールが急加速し、何処かへ飛び出した、そのあまりの勢いに、抱えられてるとはいえ、ヒュウの身体にも負荷がかかる
「うわあぁあぁあぁ〜〜っ!?」
少しすると、エクレールが何処かに着地した…俺は身体に受けた負荷のせいか、息を切らしながら尋ねてみた
「…ハァ…ハァ…エ、エクレール…?ここはっ?それに…急に一体、どうしたの…?」
エクレール
『…ここはさっきまで居た甲板の反対側の甲板…、そしてどうしたのか聞いたな?…格納庫に居たんだ…』
「……誰が?」
まさか幽霊とか言わない…よね?
ヒュウの問いにエクレールは恐る恐る答える
エクレール
『…レミだ』
「…え?レミさん?」
エクレール
『あー、連絡受けた時に早く帰っとくんだったなー!』
空を仰いで後悔してる…凄い焦りようだ…でも一体なんで…
「えっと、格納庫にいたのがレミさん…だとして、どうしてそんなに…怯えてるというかなんというか…」
ヒュウの何気ない疑問に、エクレールは顔を向けて目をギラッと光らせ
エクレール
『お前にレミの何が分かる!?』
「ええっ!?」
す、少し前までのエクレールと全然違う…!
「…そんなに怖いの?」
エクレール
『怖いなんて、そんな簡単な一言じゃすまねぇ…レミはなぁ…』
???
「私が?」
…エクレールの背後から聞き覚えのある、しかし明らかに声色の違う声が響いて聴こえてきた
全身真っ白(実際にはなってないが)になったエクレールが、ギシギシと音を立てながらゆっくり振り返り、甲板の扉を見つめるとそこには
レミ
「なんですって!?」
怒りが爆発したレミが、そこには居た
エクレール
『……!!うわあぁっ!?出たあぁっ!!』
バシューーーッ!!
エクレールの背部のブースターが大きな音を立てながらヒュウごと、空へと消えていった…
「うわあぁあぁあぁ〜………!?」
キラーン…
レミ
「…まったくもう」
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それから数十分、ミレイさんからの通信で観念(?)したエクレールと共にようやく格納庫に戻ってきた俺達
エクレールは急いで本体を格納し、スペアボディへ、そして格納庫で待っていたレミさんに怒られそうだったけど、俺の相談に付き合ってくれてた、と伝えた事でひとまずその場は怒りを収めてくれた
レミ
「次からはちゃんと一言入れなさいよね!それからヒュウさんもよ!」
エクレール
『…スミマセン』
「…ごめんなさい」
そこに手を叩きながらミレイさんがやってくる
ミレイ
「はいはいみんなそこまで、そろそろご飯にしましょ」
レミ
「…はーい」
ミレイ
「ヒュウさんも食べてくれますか?」
「そ、そんな!晩御飯までお世話になんて…」
エクレール
『遠慮すんなって!』
ミレイ
「少なくとも今晩はここに泊まるんですから、エクレールの言う通りよ」
「…分かりました、…またお言葉に甘えさせていただきます」
エクレール
『んじゃ!早く行こうぜ!』
そう言うとエクレールは、ヒュウをグイグイと押していった
「ちょ、ちょっとエクレール!危ないって…!」
エクレール
『いいのいいの!』
遠慮するヒュウの歩を、エクレールは無理矢理進めていった
レミ
「…何かいつの間にか仲良くなってない?」
ミレイ
「そうね、相談に乗ってたのも本当かもね?」
レミ
「ふーん…」
ミレイ
「なぁに?ちょっと妬けてるの?」
レミ
「べ、別にぃ!?ほらお母さん!私達も行きましょ!」
ミレイ
「あらあら、レミったら…」
駆け出していくレミをミレイは軽く笑うと、レミの後を追うようにキッチンへと歩き始めた
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食事を終え、後片付けも(ヒュウは手伝おうとしたが、あくまでまだお客様と言われ、手伝わせてもらえなかった)済んで皆はそれぞれ部屋へと戻った
俺はエクレールに(本当はポートさんがする筈だったが、エクレールが強引に)来客用の宿泊ルームに案内された
中に入ってすぐ横には洗面台、そして扉が二つあり、奥から順にトイレ、シャワールームになっていた、まっすぐ進むと三人ほど座れそうなソファ、壁に埋め込まれたモニター、小さな冷蔵庫、間接照明用のスタンドライト、その側にはベッドがあった、部屋の広さは一人で泊まるには広く感じる程だ
エクレール
『来客用の宿泊ルームはこんな感じだな』
「結構…いい部屋だ…、そうだ、さっきはありがとう、エクレール」
エクレール
『いいのいいの!オレこそさっきは庇ってくれたろ?』
「いやそんな、庇ったわけじゃなくて…本当の事だったし…」
実際エクレールと話していなかったら、一人で悩み続けていたと思う…、今も本当の事を言えてないし悩んでない訳じゃないけど…幾らか軽くなったのは確実だ
「今日は話せてよかったって思ってる、…だから感謝するのはこっちの方だよ」
エクレール
『………あー』
エクレールは照れてるのか、首を少し傾げながら、頭をポリポリ掻いている
エクレール
『…わりぃ、こういうのも初めてだから、なんて言ったらいいか』
「………はは」
エクレール
『っ!なんだよっ!何がおかしいんだよっ!』
エクレールが両手を上げ怒っている…さっきまでの本体の時と比べると、幾分か可愛くも思えた
「ごめん、おかしかったわけじゃなくて、…それだったら、こっちもロボットの友達なんて初めてだから、分からなくてもいいと思うよ」
エクレール
『…そんなもんか?』
「きっとそうだよ」
俺もエクレールもレミさんもミレイさんも、多分みんな初めての事で…手探りなんだ…
エクレール
『…そっか!じゃあオレもそろそろ行くな!』
「うん、今日はありがとう、エクレール」
エクレール
『ああ!ヒュウもあんまり悩みすぎるなよ!』
エクレールはトットットッと走り、部屋を出てその場を後にした
「…悩みすぎるな…か…」
エクレールと話したお陰で少し勇気を貰い、気持ちが落ち着いた俺は…
作品に関しての感想、質問があれば可能な限りお返事します。
次回も楽しみにして頂けると幸いです
ここまでお読み頂きありがとうございました!




