第十四話【経緯と理由と経歴と】
まずは閲覧ありがとうございます!
このお話は初心者による物語です、プロフィールに書いた通りのまるで台本の様な小説とは程遠い拙い文章、少ない表現力、明らかな描写不足、当然の様な誤字脱字など正直問題だらけです、それでも読んで頂けるのならば幸いです。
一部の「」『』の説明
「」は主に人間のセリフ
『』は人間以外や大体の主観の人以外の電話や通信越しなどによる人間の音声のセリフのイメージとなっております。
【この話での未知の生命体ドラーベ内の用語集】
【アハッド】
異星の者達から伝えられた技術によって、対ドラーベを想定して造られた人型兵器、大きさはおよそ8m程
【カッド】
アハッドと同様に異星から伝えられた技術によって造られた戦艦、アハッドを格納な上にある程度の戦闘も可能、海上、空中、宇宙への航行も可能としている
【フォースデルタ】
地球連合軍の通称
異星との交流によりアハッドなどを得た地球で、対ドラーベを想定され発足された国を越えた人々が集う軍
【ドラーベ】
地球や異星などに突然現れた未知の生命体、意思疎通が出来ず、人間を襲うものの明確な目的などが分かっていない為、侵略者として扱われる事が多い
現在軍に三種類確認されているドラーベだが、共通しているのは頭部が伝説上のドラゴンの様な形をしている事のみで、身体はそれぞれ違いがある
カッドの応接間にて
メッセージを送った後、ミレイさんから返事が届いてどこで話すか聞かれた、流石に全部ベッドの上で聞くのは…というのもあって、メッセージをやり取りした結果、以前話をした応接間で話す事に、場所が決まった後にポートさんが部屋に訪れて学生服を持ってきてくれた、そういえば検査の時に着替えて、色々あった後…今では病衣を着てたんだっけ…
どうやら丁寧に洗ってくれたみたいで、手に持った学生服からはほのかに洗剤やお日様の香りがした、着ていた病衣から学生服に着替え、部屋の外で待機していてくれたポートさんに応接間まで案内して貰う事に
カシューンッ!
そう音を鳴らして扉が開くとそこには、以前見た時と同じように…片側のソファにミレイとレミ、それからエクレールも座っていた
ミレイ
「どうぞ、そちらへ」
「あ…はい」
少しだけデジャブを感じながらも、俺は反対側のソファに腰を掛ける、するとエクレールが対面のソファから降り、トットットッ、と音を立てながらこちらへやってきて、ソファに座った俺の隣に飛び乗った
エクレール
『ヨイショっと!…よっ!さっき振り!』
「う、うん?…えっと…何で隣に?」
エクレール
『いやぁ、この方がバランスいいかなって思ってさぁ』
(何の…?)
「えぇっと…ありがとう?」
エクレールは片手を横に振り
エクレール
『いいっていいって!』
ミレイ
「…そろそろいいかしら?」
…と、話があるんだった!
「は、はい!」
ミレイ
「エクレールにも伝言をお願いした事は…ちゃんと伝わっているかしら?」
「…はい、これからの事…ですよね」
ミレイ
「そう、これからというのは勿論、あなたの事よ」
「……はい」
…一体、どうなるのかな
ミレイ
「その前に、あなたをここに連れてきた理由、多分、リジーも話してないわね?」
「そういえば…」
確かに目的地に着いたと言われてからそのまま連れられて検査になったから、聞かなかったせいもあるかもしれないけど、連れてきた理由についてはリジーさんも話してくれなかったっけ
ミレイ
「…まずレミがあなたをこのカッドに連れてきた理由について…シンプルに言えば、エクレールやフォースデルタのアハッドに搭載されている特殊なセンサーがあるの、あなたがそれに反応したからシェルターで保護ではなく、このカッドへと連れてきたの」
「センサー…ですか…?」
ミレイは頷く
ミレイ
「そう、ただ残念ながら何の為のセンサーで、どうしてそのセンサーに掛かれば連れてくる理由になるのかは、部下のような立場であった私達には詳しく分からないの」
「そう…ですか…」
レミ
「エクレールに残った記録も反応の有無しかなくて、あなたの何に反応を示しているのかは、分からなかった…」
ミレイ
「…これは推測でしかないのだけれど」
「…?」
ミレイ
「恐らく別の何処か、例えばあなたが連れて行かれた海上基地、そこにより詳しく調べられる何かがあったんじゃないかと思ってるの」
海上基地…詳しく調べる…?…そういえば!
ヒュウは考える仕草をしながら、連れられてからされた事を思い出し、ある事が浮かびハッとした
エクレール
『どうした?』
「…いや、えっと、ドラーベが来る前、リジーさんに健康診断のような検査をするからって…」
ミレイ
「どういう事をされたか、覚えてる?」
「えっと、確か健康診断をするからって検査用のパジャマに着替えて…それでベッドに転がって…そうだ、その時レントゲンなどの写真を撮るって言ってました、その後何かの装置に潜るようにベッドが移動して、眩しいからって目を閉じて…少し経ったら終わったのか元の位置に…」
ミレイ
「…センサー…レントゲン…写真のような…」
ミレイ
「…………」
…何だか凄く考えさせてしまった、実は本当に「(リジーのイメージで)残念!これはただの健康診断でしたぁ!」…だなんて事にならない…よね…?
ミレイ
「……ああ!ごめんなさい!」
「い、いえ!」
ミレイ
「何を調べてたのかは、流石に実際の装置を調べない事にはどうしようもないわね…」
エクレール
『そりゃそうだな』
ミレイ
「…こうなってくると、肝心の装置が壊れてしまったのは残念ね…」
レミ
「取り敢えず今は、これからの事を考えなくちゃね」
「あ…はい…!」
そうだ、本筋はそっちだった
ミレイ
「それで聞きたい事がいくつかあるの、答えづらかったら答えなくてもいいからね」
「はい!」
ミレイ
「まずはあなたの…保護者や身内はいるのかしら?」
「えっと…両親は幼い時に亡くなってて…」
ミレイ
「…ごめんなさい、もっと配慮すべきだったわね」
「い、いえそんな!」
ミレイ
「…掘り下げるのは申し訳ないけれど…亡くなった理由を聞いてもいいかしら…?」
「…確か二人共会社で働いていて、そこにドラーベが襲ってきたって、その時両親だけじゃなく沢山の人が亡くなったって聞きました…」
ミレイ
「…そうだったのね、…聞いといてなんだけど…ごめんなさい…辛い話をさせて」
「い、いえ全然!凄く幼い時の事らしくて、正直あんまり実感が無かったので…」
ミレイ
「…じゃあ、親戚や友達は?」
「えっと、親戚はいなくて、施設で育ちました、…友達は…前は一人いたんですけど殆ど話さなくなって…」
ふと学校で別れたタクマの事を少し思い出した、先に逃げた人達も含めて無事だといいけど…
ミレイ
「施設で…?でも今は普通の学生よね?」
「…施設に送られた後、というか、それまでも特に明確に目標とかがなくて…」
「その施設でさっきの話した子が、「折角だから同じ学校に行こう!」って話になって、…取り敢えずその為に必死に勉強して、中学までは施設に、それで受験に合格して今年、高校生になったんです」
ミレイ
「…頑張ったのね」
「……!い、いえ…」
…今思えば、物心ついてから自分の頑張りを他の人に褒められたのは、この時が初めてだった…、両親はその前に亡くなり、その時喜んでくれた友達ももう、距離を置かれてしまったし…
少しだけ、褒められた事に目が潤みそうになる
ミレイ
「保護者達がいないのは困ったわね…」
「…?」
ミレイ
「取り敢えず、私達のこれからの事を話そうと思うの…次の質問に関わるからちゃんと聞いてね」
エクレールは突然ヒュウへと指を向けながら
エクレール
『ちゃんとだぞ!』
「は、はい!」
エクレール…急に喋るとびっくりするよ…
ミレイ
「まず私達は、自主的に…そして結果的にもフォースデルタの命令に背いた事で追われる立場にあります」
「…そんな!?だって…ミレイさん達は…!」
ミレイ
「そう、あなたを助けた、けどそれは私達の都合であり、フォースデルタの意思ではないわ」
「そんな…」
やっぱり俺のせいで、ミレイさん達がフォースデルタに居られなく…
「ご…ごめんなさ…!」
ミレイ
「謝らないで!!」
エクレール
『うぉっ!?』
「…っ!」
ヒュウが謝る事を強く拒絶するように、ミレイは止めた
ミレイ
「…いい?私達は私達の意思であなたを助けた、その事にはみんな後悔していないの、だからその事に対してあなたが謝る事は駄目、それは助けた私達に失礼になるわ」
「…はい」
エクレール
『(あー…びっくりした…)』
ミレイ
「…話を戻すわね、私達はもうフォースデルタには居られない、でも黙って罰を受けるつもりもない、だからとある場所に向かうの」
「とある場所?」
ミレイ
「…そう、私達の力をフォースデルタの為ではなく、規模は小さくなるけど、手の届く範囲を守る為に使いたいの、その為にその場所を目指すわ」
「…そんな場所が?」
ミレイ
「…ええ、でもそこに辿り着いたからって、フォースデルタから追われるのが無くなる訳ではない、恐らく…ずっと、死ぬまで追われ続けるでしょうね」
「……!」
そんな…そこまでの事を…俺のせいで…
ミレイ
「…そこで、あなたへの質問よ」
「…え?」
ミレイ
「あなたがどうしたいか、よ」
…俺が…どうしたいか…?
作品に関しての感想、質問があれば可能な限りお返事します。
次回も楽しみにして頂けると幸いです
ここまでお読み頂きありがとうございました!




