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旅をする者達  作者: 穴にハマった猫
9/23

ブルークリスタルシティー

遺跡の最奥でアリスが未完成の転送装置に触り、再び一人旅の喜一はカクラムス砂漠から東に向かい、川を越え次の国ブルースター国に入ったのだった・・・

砂漠の遺跡には最低二人居ないと、二人連携の罠解除が多いとの噂が多い為である、特に西のフランナージュ王朝のピラミッド遺跡は、最悪冒険するには奴隷でも仲間にやしないと生き残れないからだ。


奴隷は基本魔法が使える者で奴隷商人に捕まった、異世界人が多く冬美は運良く一般人に保護されたが、もし魔法が使え奴隷刻印をされると元の世界には帰れない。

奴隷は犯罪者に借金の返済や、貸金業に借金の契約に返せない場合、労働か娼婦等の奴隷契約した場合や、異世界から来て倒れてる間に測定され、奴隷にされ売られる人生終了の異世界人等、奴隷商人は中央大陸に多く居る。


特にとある国は、旅をする冒険者がたまに連れてる奴隷すら、目を付けるし他国の奴隷商人から買い、他国からの旅人から税金を搾り取る、しかもこの地にしか手に入らない鉄は貴重で、武器や防具を鍛えるのに必要な金属が多く、依存する国も有ったりする。


奴隷刻印は犯罪者にする刻印は死ぬまで働く、ギアスの刻印と首輪だけのや親や親戚の借金、本人の同意した債務不履行による国が発行する契約書により売られ、労働や娼婦等借金を返すまで従属する義務が発生する、たまに解除出来るがそれは詐欺や不合法の犯罪限定で、解除許可の有る騎士や国家機関が解除出来るのである。


異世界から魔法が使え、運悪く捕まり異世界人専用の奴隷刻印をされると、異世界に帰れる手が在っても奴隷にされると、奴隷契約によりこの世界から出れないのである。

しかも従属の首輪を付けられると更に人生は無いし、解除は死ぬまで不可能なのでゴブリンと奴隷商人は、異世界人の女性には天敵だが、首輪だけなら刻印無いとただの首輪で外せる、一回心肺停止して息を吹き返した異世界人は奴隷刻印が消え、隙を見て反撃して逃げ延びた実績もあるとかないとか・・・・・・


あと魔力を使えない異世界人には効果は無い、それはこの世界では無害で奴隷商人にリスクが無いからで、もし魔力の使えない異世界人に奴隷契約しても、魔力が使えないから契約されない。


実際的にはギアスロールと血判の同意と、お腹に焼き印を入れる無駄に奴隷を傷物にし、商品が売る価値が下がる事はしたくないからだ。

たまに闇市人身売買では在るが数年単位の、珍しいのが大半で大抵の国は摘発してるので、売られるのは滅多にはない。

それに魔法が使える異世界人は、不遇な最後で死ぬ事があるがそれは、ダンジョンで身代わりにされたり戦争に駆り出されたりと色々だ。


だが砂漠の奴隷は大抵犯罪者が多く、冒険には向かないので喜一は契約する気はない、魔法が使えるとある異世界人の奴隷に、こののちの行動次第で人生が変わった喜一だが・・・・・・


喜一はリスタートから砂漠を旅し、二つ目の国に入ったのだった。



◇◇◇◇◇



砂漠の遺跡や冒険の旅は一人だと、色々な遺跡やダンジョンはキツイらしいから、砂漠の旅は砂漠のダンジョンや遺跡に興味有って、背中を任せれる仲間が欲しい。

あとキューブの地図を見てもしかしたらと思い、隣のブルースターに来たが他にも最悪、異世界人の奴隷でも仲間にすれば良いかとも思ってる、異界のアイテム在るし異世界人の奴隷なら、持ち去ったり寝首は取られないし、通訳のアイテム有るから意思疎通は出来る筈・・・たぶん。


一応ブルースター国は隣国からの侵略により、安全ではないのだが国に入ると普通に治安が良く、旅人も普通に歩いてるし和で平和に旅が出来たが、王都に近付くに連れ色々な旅をしてる冒険者は皆口々に、ある国を嫌そうに言う。

レンガ造りの道は凸凹なく歩き易い、乗り合い馬車が見たが歩くよりは速いが、振動軽減が無いみたいだし尻が痛そうだから乗らなかった。


『あの馬鹿殿下のデルフリーデルには行くな』と、デルフリーデルの国内の旅をした冒険者は言い、宿泊費やアイテム等の税率が異常に高いらしい、普通の武器は売って無いらしく要らない武器は買い取るらしい、だが特産のこの国しか無い鉄で作られた武器は高いが、刃こぼれが少ない業物が在る為遺跡冒険や砂漠の硬い、モンスターを倒すには向いてる。

しかもオリハルコンの武器よりは安く、魔力を使わずに通常武器でオリハルコン以外、唯一斬れるらしい武器だから。


南下しながらブルークリスタルレイクに向かう、中央大陸一番デカイ湖岸には首都や町や村が有るが、ブルークリスタルレイクは攻略されない遺跡が在る。

そして遺跡で手に入れた財宝の地図を使い、次はどんななのか? 宝箱を期待したい。


色々な街で食べ歩きをしスープも色々有ったが、色々独自の風土のスープは面白いが冷製スープは興味が湧き、濃厚冷製コーンスープは何件か食べ歩き研究した。

店により味が違うからだ、王都ブルークリスタシティーに着くまでに、色々な料理を堪能出来たが他の冒険者がモンスターを倒してるらしく、モンスターからの稼ぎはゼロなので例の武器を、隣の国に売るのも悪く無いかも知れない。

一応見た目を少し変えたので、曰く付きの武器とは思わないだろう。


王都に近付くと綺麗な青白い宮殿が遠くからでも見え、国の繁栄の規模が分かるし、城門には盾の両サイドに剣と槍を持ったグリフォンの国旗が見え、城門には民衆と旅の冒険者に商人とゲートが別れ、特に商人は長く足止めされて居た。



ブルークリスタルシティー


六角形に整備されたブルースター国の王都、湖岸には城壁は無いが広く広大なブルークリスタルの様な、美しい湖が広がりそのブルークリスタルレイクも深い湖で、湖の底には主が眠る宮殿が在るとか。

青白い城は歴史が古く、文献だけなら五千年以上増築以外の場所は古いが、硬い昔の文明で造られた城はロストテクノロジーとして、再現不可能だが唯一城で残ってるのはこの城だけである。




城門検問所に着くと、まだ商人は取り調べをされてた、どうやら奴隷商人らしいがブルースター国の認可の無い商人らしい。


「私は此処に借金で首が回らない債務者を、同業から引き取りに来ただけなんだ、早く通してくれ」

「ダメだ国が発行した許可証と、その会う予定の商人の名を言わぬと通せん」


騎士は頑固として怪しげな鼻が長い、胡散臭そうな奴隷商人を城門を通す気がない。


「だがら私も初めて会うし、手紙に奴隷を引き取りに来たと足止めされたら言えとしか、書いて無いからと手紙を渡して説明しただろう」


険しい顔で騎士は奴隷商人を睨む。


「そんなので通す程、我々は甘くない」

「地図だって入ってただろ?」

「あの場所に取り立て屋や奴隷商人、貸金業は()()居ない」

「そんな馬鹿なぁ~!」


何だか知らないが、胡散臭そうな奴隷商人は頭を抱え、黒いローブの荷馬車の奴隷商人は通行書等の書類を出し、数人の騎士に中を確認されてたが、騎士は何か言いたげな顔をして居た。


「借金娼婦予定一人と、城での雑務メイド奴隷一人です」

「だから私も城での雑務メイド志望と・・・・・・」


今シャルさんの声に聞こえたが・・・・・・


「うるさいぞ奴隷、お前は借金を複数からして返済出来ない金額だから、城で働くより娼婦として短期で支払え」

「嫌よ・・・グッ・・・ごめんなさい逆らわないから、鎖を引っ張・・・・・・イキ・・・が」


騎士が慌てて対処するが遅く、鎖の音とバタンと倒れた音がし、黒いローブの奴隷商人はやり過ぎにより直ぐに捕まった、荷馬車から引きずり降ろされ連れて行かれ、書類は正規だったがサインの筆跡が微妙に怪しいらしく荷馬車から、事情聴取の為に二人の女性は、手錠を外されてから降ろされたが、やはり一人はシャルさんだったが、服装は布服で普段着ではない囚人の様な格好、靴は履いてなく髪は少しボサボサで担架で運ばれて行った。

首輪には鎖が付いてて、腕は後ろで手錠をされ身動き出来ないのに、鎖を引っ張り首輪を乱暴に扱ったみたいだ。


「離せ、商談時間が迫ってるんだ離せ」

「色々怪しいから吐いて貰うぞ」

「俺と同じ場所の地図だな」


さっきの胡散臭そうな奴隷商人が、目敏く紙を見付けて紙を見たら、同じ地図だったみたいだ。


「何だと見せろ!」

「ほら、私は嘘を言ってませんよ・・・あと、私めの荷馬車そろそろ返して・・・」


騎士はヘルムを開き紙を見ると、更に鋭い目で睨み胡散臭そうな奴隷商人に言う。


「お前は更に聴取が必要かもな」

「そんなぁ~!」


順番待ち中に何か嵐の様な事が起きた、だけど王都にはシルバーラビットカフェは無いと確信した。


「次は・・・何処のてまさか東方暁の旅の者か」

「はい」


何故直ぐに分かった? ダンディーそうな声が、ヘルムからするが暑くないのだろうか?


「ならアイツの客だな、シルバーラビットカフェは南下した街に在るぞ、たまに非番に酒を飲みに行ってるからな」

「でしょうね、さつき運ばれて行った女性の一人は、シルバーラビットカフェの店員なので」

「そうか、少し待てば治療師が来て治療が始まる、事情聴取後で面会出来るぞ、ハルヒトの知り合いだしな」


マスターの名前を言う騎士。


「あと早く通行料払ってくれ」

「はい、銀貨五枚ですよね?」

「ああ、街の民と国民以外全員通行料銀貨五枚だ」


払うとダンディーな雰囲気の騎士は、近くに居た騎士を捕まえ。


「俺の代わり頼んだ」

「・・・・・・はい」


銀貨五枚払い手招きする、ダンディーな雰囲気の騎士の後に続く、他の人に強引に変わってたが、その代わった人は溜め息をしてたが。


「一応僕治療魔法使えますよ」

「知ってるよ、ハルヒトが面白い東方暁の小僧が娘の手当てを、魔法で無償でしてくれたと前に聞いてるからな」


それは旅を始める前のフユちゃんが、シルバーラビットカフェに働くより更に前だった気がする、僕は在学中に図書館攻略をしてた、それは父の借金で家が赤字だと思ったのと好奇心からだったはず、色々あって今まで忘れてたし忘れたいヤンチャもある。


図書館の攻略中にシルバーラビットの看板の扉を見付け、初めて行った先にマスターのハルヒトさんに、帰宅中に誰かに当たり転んで怪我をしたチノちゃん、シャルさんがバイトしてたかしてないかの辺りだった様な。


回復魔法は普通に使えたので治療し、マスターの美味いパンケーキやコーヒーや紅茶にハマり、そこからの縁だと思うがシルバーラビットカフェにたまに行く様に成った。

まあマスターに胃袋を握られて、常連に成ったが小遣い有る時と扉が在る時しか行けなかった。

フユちゃんに最初出会った時は、マスターの背後に隠れられて、結構凹んだけど話を聞いて話すと仲良く成れたな。

今や良い想い出だろうな・・・・・・


まあ父の借金は母により無いが、父は母の逆鱗によりその後、無縁仏にされたけどね、その内容を上坂さんに前に聞いたら話す前に、上坂さんは母に殴られ小人達にボコボコにされ運ばれた以来、その内容は知る事は出来ない、なぜなら殴られた恐怖から、何故か話さない上坂さん。


マスターにはフユちゃんが帰った事を伝えるのと、マスターのフラットホワイトを飲むのも有る、近くの場所に遺跡が在るとキューブは示すが、獣道らしき細い道が表示されてる。


「てな訳で治療頼むわ」

「まあ知り合いですから」


詰所の裏に案内されシャルさんの治療をした、少し首に首輪が食い込んでるがそう言う仕様らしい、特に性奴隷は逃げるとどうなるか分からせる為に、わざと首輪をキツしてる仕様らしい。


奴隷の首輪は借金の金額が完済しないと外れない、シャルさんの借金は何と一千万と異常で、借りたのは無利子でいくらでも貸してくれる、アンティーク骨董販売員が連れて来た金貸し屋だったらしい、普通に怪しいと思うのだが。


「私は無利子で二百万借りて、アンティークの骨董品を買ったのに、お父さんの借金は今の作品高値で売れてるから、もう少しで完済だったのに、いきなりあの人が来て父は渋々期限に払えなかったからと諦めて、私を手離したのよ・・・」


治療をし目覚めたシャルさんがそう話すが・・・・・・


「借用書のサインは本物だな、借用書は胡散臭いし正規ではない国発行印で無いし、お嬢さん複数借りてるねお父さん名義で、複数の闇金の金貸しに・・・・・・」

「ハイ・・・そうです」


何でバレる嘘を言うかな・・・・・・


「まあ君の借金は、存在しない闇金だから踏み倒せるけどな」

「嘘、あのカッコいい販売員さん以外は、怖い金融屋さんを連れて来て未成年だから無利子で貸すて、後で王宮で少しバイトすれば返せる額て言ってたのに」


シャルさんは詐欺に有ったらしい、ダンディーな雰囲気の騎士は溜め息をする、呆れながら・・・


「まあ闇金繋がりだから、あの二人は豚箱だな」

「そうですね、奴隷の同意書も鑑定を頼んだらやはり偽物らしいです」


そしてダンディーな雰囲気の騎士が言う。


「奴隷の首輪を解除申請を打診し、奴隷の首輪を外し次第被害者を身内に身柄を引き渡せ」


僕は溜め息をしマスターに報告が増えた、一応シャルさんの陶芸家らしきお父さんには、この後非番だからついでに話をして来るらしい、明後日まで休暇で居るらしいのでまた会うかも知れない。


「あのぉ~私は・・・」

「君は闇金の借金に親に売られたが、親にもう会いたく無ければ、寝床付きの宿屋での仕事紹介に、他の貸家付きの農業仕事や清掃雇用等も紹介するぞ」


もう一人の女性の人は、どうしょうかと考えていた。


「僕はこれで」

「助かったぜ若い兄ちゃん、この嬢ちゃんは後で騎士が連れて行く、ゆっくり観光してくれ」


軽く肩を叩かれ、ダンディーな低い声でダンディー騎士は言った。

僕は頭を下げ詰所から出て、門前に行き綺麗な街並みを見ながら観光を始める。


門前には銀の月の看板の銀月の宿に、冒険者専用と看板に書かれた冒険者用の安い寝るだけの宿屋、満月の絵の宿屋満月亭は複合宿らしく、満月のレストランと冒険者の胃袋大衆酒場の看板が有り、建物大きいが城が見える景観重視らしく、城が建物に埋まらない様に三階建てまでしかない。


他にも街は綺麗に区画整備され、荷馬車や交通の整理もされており、他にも建物が在り歩き見て回る、途中から冒険者が歩道の通行割合が増えると、色々な装備をした旅の冒険者が依頼を探しに建物に入って行く。


「この大陸は無駄に戦争してるよな」

「それより依頼見て、旅費稼ぐのが先だ」

「そうだな」


僕と同じく他の大陸の旅の冒険者らしい、僕も他の冒険者と共に入り中を見ると、奴隷を連れた冒険者が多いしが何故か話す内容は、だいたい同じ話題の様だ。


「ブルースター経由で、砂漠に行くルートが安全だよな」

「戦場から逃げたら冒険者の奴隷とはな・・・」

「貴方は良いわよ、殿下の慰みを断ったら性奴隷よ冒険者の」


冒険者の奴隷の女性が言うと、冒険者のリーダーらしき男が奴隷の女性に言う。


「でも夜は楽しめてるだろ?」

「・・・・・・媚薬使われたら逆らえない・・・」


仲間らしき女性冒険者二人は、死んだ魚の目でリーダーとデカイ身体の男をジト目で見てた。


「男て・・・・・・まあ襲われるよりマシね」

「アイツら私達が居ても野宿で、外で奴隷を二人でメチャクチャにしてるからね・・・私は無理だけど、あんな変態プレイ」


他の冒険者も男性だけの所は、女性奴隷を数人連れてたり死んだ魚の目をした、エルフの性奴隷を連れたソロの金持ちそうなイケメンが、短いスカートを履かせて首輪に鎖で繋ぎ勝ち誇った顔で、見せびらかせて歩いてた。


「問題児の伯爵の馬鹿息子だぜ」

「エルフの性奴隷は禁止だったのに、何かの手柄で奴隷商人から買ったらしいぜ、王族からは貴族の権利を剥奪されたが親の金で、豪遊は出来てるらしいぜ」

「何処かで国が探してた、遺跡を見付けたとか噂で聞いたぞ」

「私はブルーダイヤの王冠が眠る、ダンジョンの入り口を見付けたとか、噂で聞いたわよ」


そしてこそこそと話し声はハモる。


「盛るしかない馬鹿が、良く探せたもんだ」


口々に冒険者達は言うが、妬みと思ったらしき馬鹿なイケメンは更に胸を張る、正真正銘の馬鹿らしい。


「さて新しい性奴隷を受取に行くか、今回は銀髪でお前らと同じく胸が残念な女らしいが、性調教道具と薬で胸を大きくする実験でもするか・・・・・・」


エルフ達は言葉を発しないが、死んだ魚の瞳の奥に殺意の光が一瞬見えた気がした、そしてその馬鹿が手に入れる予定だった女は、騎士に保護されてるけどね。


「さて行くぞ奴隷達」


鎖を引っ張りエルフ達はミニスカメイド服で、外に連れ出されて行った、そして再び活気が戻る。


「魚の討伐とその魚のドロップする、魚の身の回収か」

此方こっちは国境の盗賊討伐だな」

「此方は王都近くに増えた、虫モンスター退治だな」

「此方は馬鹿の国から溢れたモンスター討伐だな、しかも向こうの餓死した奴隷のゾンビの集団だとさ、光魔法が得意な奴かあの腐った臭いが平気な奴位しか、無理だよなゾンビ何て」


馬鹿が去っ途端に活気に充ちるが、此処はどんな場所かと思ったら、酒場だったが食事も提供してるが料金に見合った質の料理が提供されるみたいだ。

固そうなパンに野菜スープに浸しながら食べる者、更に硬い黒いパンを野菜スープに更に浸し食べる者、酒と豪快に食い千切る様に肉に付いた骨を手袋のまま掴み食う、非常に衛生概念が無いガサツな者。

床は食いカスが散らばり汚い、酔っぱらって食いカスが散乱する床。

まあ仕事の掲示板に掃除スタッフ募集と有る、昼過ぎと夕方前と閉店後の価格が違うけどね。


「さて、他に行くか」


酒場を出て街を歩く、大理石に似た古代の道は歩き易く露店を見て回り、リンゴや干し葡萄を買い下着は微妙だったから買わずに、山葡萄のジュースは水で薄めて有り最悪だった。

他でもややクセがある果実の水薄め水や、葡萄味の水は温く暑い中では更に辛い。


肉料理はこの国独自らしいスパイスが、暑い日差しに晒された身体に活気を与える不思議な味だった、まあ外套すれば暑くないが砂漠でもないし、外套をしながら街を歩く気は無い。

冒険者でも半袖や風魔法で涼しんでたりする、大抵魔法を使える者だけだが。

街の人は半袖半ズボンが多く、少女や女性は涼しげな服装が多いし、警らしてる騎士が居るので変な気を起こす人は居ないらしい。


ブルークリスタルレイクの港に着くと、湖で取れた普通の魚と冒険者らしき一向が集まり、漁師から報酬を受け取ってたりしてた。


「今日はだいぶ稼いだし、明日王都を出て砂漠を目指すぞ」

「遺跡で一攫千金を狙うぞ」

「俺はその金で奴隷買うぞ、娼婦は高いし病気持ちが多いからな」

「昔は娼婦も病気予防する魔法有ったが、子供が一生産めない身体に成ったらしいからな、廃止されたらしいな」

「病気に成ったら同じだけどな」

「冒険者でなくとも、女遊びに病気持ちは怖いさ」


東方暁だったらアウトだろうな、基本国内での性奴隷は禁止してるが、犯罪者や審査が通った借金返済のブラック労働奴隷以外は。


武器屋はオリハルコン武器は高く、ドワーフの国は山を隔てた隣だが、邪魔な国のお陰で遠回りの海上輸送費で、高く武器の価格が高騰してるらしい。


買い物も終わり王都を出る前に、さっきのダンディー騎士はもう居なかった、馬でもう出掛けたらしい。

シャルさんはまだ事情聴取まだされてるらしい、どうやらシャルさんを騙してた詐欺の仲間が捕まったが、主犯は国旗を越えたかも知れないらしい。

戦争中なので外交は使えないし、捕まえた仲間の自供には時間が掛かるらしい。


本来此処に来た目的の為にキューブの地図を見て、ブルークリスタルシティーから出て、人気の無い場所から飛び空から遺跡を目指し山の一角に、神殿の様な遺跡を見っけたが神殿の様な入り口は、何かを嵌め込む穴と仕掛け扉らしい。

扉を色々確認してると、不思議な声が聞こえた。


『人間よ・・・扉を開きたいならシンボルを示せ』


何処からか人ではない声が響く、シンボルとは何だろうか?


『やれやれ数千年振りの人の子は、仕方ない教えてやろう。

シンボルは大陸に在る世界樹の根本ある祭壇の大地の神と、世界樹の木に惰眠をもサボる風の神から、大地のシンボルと風のシンボルを受け取るが良い、まあ裏技にブルークリスタルレイクの主に貸した宝でも開くが、アイツ面倒な奴だから無理だろう』


何か説明してくれるが、おつかいの気がするのは気のせいだろうか?


『おつかいみたいな物だ、シンボルは他のダンジョンを造るのに必要だから、頼んだぞ人の子よ』


普通におつかいクエストだった、僕は迷い山を空から行かずに先に、シルバーラビットカフェに行く事にした。

もしこの時に空を飛び向かってたら、性奴隷にされた異世界人に出会わなかっただろうと思った、更にシルバーラビットカフェに寄らなければ、彼女を元の世界に帰せた筈だけどたぶん。


そんな事は知らずに僕は、シルバーラビットカフェの在る街に向けて空から行き、街の近くにたぶん着いた。

シルバーラビットカフェから見えた、風景に似た雰囲気の街の近くに降りて、僕は深呼吸し歩き出した。


フユちゃんの話をする為に僕は街に向かった・・・・・・

 カンパネラの一つのルートだと、セーラ達は何故か全員あんこ中毒エルフにお世話に成ります、しかも他のエルフ達と農作業して働くと言うオチが在ります。

 逃げたいが逃げる宛てなく、喜一の母が来るまで働くと言うオチが5人に在ります。

 全員勿論元の世界に帰りますが、異世界に居た月日と戻った世界の時間のギャップに色々ダメージを受け付け、この後は大変な生活が待つ5人だったりしますが、5人はそれぞれ他の時空とは違う人生を歩みます。


 たぶん書かないと思いますが・・・・


もう一つの方は検討中です・・・・・・

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