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旅をする者達  作者: 穴にハマった猫
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異世界移住

 オレはイチロウ………正確には雅士て男の分身体だ、スキルと魔法が融合して最初に召喚された雅士(オリジナル)の影召喚された戦士だ、普通なら戦いで召喚されるのが当たり前なんだがコイツは、オレを自分の一部として召喚しそして、大量に召喚されてるオレと同じ奴等、ナンヤカンヤあって結局消えずに残った分身体は四体だが、一体裏切りオレと同化して三体に成った………畜生め!!


 そして名を振られたが、この雅士(オリジナル)は面倒くさかったらしくオレ達の名前を、イチロウやジロウにサンマにしやがったが……サンマよりはマシだと、後にジロウと思った。


 オレ達は移民を受け入れたり、たまに人助けしたりの結果オレ達に惚れるお嬢ちゃん達が現れる、それも助けたからと言っても普通に礼を言われて終わるのが普通だし、それが日常だったがある日姫らしき娘を助けた辺りから、オレ達のモテライフは始まった。


 姫らしき娘はセーラと言う姫だったが、何か追っかけて来た男………イヤゴブリンズより酷い顔の、ゴブリンが現れて殴り倒し外に追い出した、後に知るが顔がゴブリンぽいだけで人間だった。


 何故か懐かれたオレは、姫………いやセーラの思いを受け入れるがオレは子を作る肉体は無い、そして同じくモテ期のジロウとサンマもセーラの知り合いやらを助け、モテ期だったが此は人間ではないとバレる前に、雅士(オリジナル)に引き取って貰った。


 たまに雅士(オリジナル)と入れ替わり、愛を育んだがやはり子が欲しかったオレは、オリジナルに任せ身を引いた……そしてオリジナルの子供に、息子と稽古をするような感覚で相手をした。


「父さん、何時もより剣撃が早いんだけど」

「何時もどうりだぁー!!」

「絶対にちがぁーぅ!!」


 危うくバレそうだったが、力押しで雅士(オリジナル)ではないと思う暇なく稽古をした、後で雅士(オリジナル)にめっちゃ怒られたが。


 そして数ヶ月が経ち、移民は増える一方で………


「何で私を迎えに来ないのよ……………」


 我ら三人居る時に運悪く、赤髪の小柄で可愛い異世界女子高生………イヤ魔女だろうか? に、出会ったが誰と間違えてるかは分からないが今見た事を魔法で消し、雅士(オリジナル)に丸投げして後は任せたりする。


 そして異世界の雅士(オリジナル)を痩せさせた様な出立ちに、顔を普通メンにした男と銀髪と金髪の妻らしき二人に、子供も連れてやって来た。


「オレ達も、異世界に移住させてくれないか?」


 何だろう………雅士(オリジナル)がモテるより、喜一(コイツ)がモテて妻が二人居るのが何か気にくわない、なので断った。


「何故だ!」

「「何で?」」


 何故と言われたら気に入らないからだ、雅士(オリジナル)はオレ達の独断と偏見で選んでも良いと言ってたし、何かコイツ何処でもモテそうだし何か気にくわないから、お帰り願った。


 更に数日後今度は紫色の髪をした、ロン毛のいかにもプリンスの様な男が現れた。


「君の世界に、魔王魔法の図書館が在ったりしませんかね?」


 魔王魔法とは分からないが、知識には無いし魔法もそんな物は無いので言った。


「そんな魔法は、オレは知りませんよ」

「………そうですか…………なら構いません………それでは失礼する」


 魔王魔法とは何だったのだろうか? まあ、オレは知らない物は知らないしオリジナルの知識も共有してるので、たぶんこの世界の者だけの魔法かも知れない。 そして異世界と色々繋がり競馬喫茶店を開いたり、馬券売場兼喫茶店を長く店員として働く事に成った。


 常連客は亡くなって現れなく成ったり、新しい客が来たりと売上の乱高下は以外に激しく起きてたりする。 そしてオレ達が召喚されて千年………未だに身体が無へ帰る気配はない、雅士(オリジナル)は今も妻達とイチャイチャしやがってと愚痴を言いながら、何時もの日常を繰り返すのだった。

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