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旅をする者達  作者: 穴にハマった猫
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物語の終わりは虚しいものさ

 ホワイトバーサーカーベアーを倒し、少し予定より遅く着いたがスノーホワイトキャッスルに向かう、洞窟に着いたが何か想像してた洞窟とは程遠い、奥まで真っ暗そうな洞窟は入り口から奥が暗く見え辛い。 ココは光魔法が得意なエミリアさんにお願いする、だがエミリアさんは一向に魔法を使わない。


「私・・・・回復と攻撃以外の魔法、覚える気無かったので……」


 とう言う訳で仕方なく、オレが使ってる相棒の魔力浮遊ランタンを出して先行で洞窟に入る、洞窟の中は不思議な程不気味に静かで、トロルとか大型モンスターが普通に入れる余裕が有り、コレは厄介な敵も居そうだなと思った。


 警戒をしながら先に進む、モンスターの気配はするが近付いて来る気配はない、何故かは分からないが先に進み向かう。 奥にす住むと奴等が居た、モンスターではなく虫だ………人類の敵の黒くカサカサと動く奴だ、そしてそれを見てオレは二人に抱き付かれる、両サイドから小さく柔らかい感触は正直最高だぜ。


 洞窟はたまに水が天井から滴るが、湿度が普通より高い以外は普通の洞窟とは変わらない、浮遊ランタンの光を頼りに先に進むがモンスターの気配はない、暫くすると洞窟が明るくなり浮遊ランタンは不要に成った、うっすら生える光苔が洞窟内をうす光で照らす、更に進むが不気味な位モンスターはいない………だが、際奥の道の真ん中にカエル顔のゴブリンが居た………なんか、儀式の様に棍棒を振り円を描き踊ってる? たぶん、何がしたいんだろうか? あのゴブリン。


 二人はオレに向かい言う、「変なモンスター居ますよ?」とエミリアさんが言えば、コレットさんは「何か顔が生理的に受け付けません」と言いうが、オレに言われても困るよコレットさん、一応突き攻撃が有効なモンスターなので、一気に向かい一撃で二体のカエル顔のゴブリンを倒した、棍棒が落ちてる以外何もない………無いもない………ガッカリだ、ゴブリンを倒した道の先は下り坂に成ってた、オレ達はゆっくりと先に進む。


 下り坂の先は鍾乳洞に成ってたが、普通に通路は在るのです住みたまに現れるカラス位の、ビックアイスバット………冷気の攻撃をする大きなコウモリだ、奴等は基本虫モンスなを凍らせてな食べるモンスター、基本的に人間もモンスターも襲うが、血を食料にしたり腐った肉を好んだりする。


 対処は簡単、弓で射止めるか剣で斬るか尖った先端の、凍り魔法を放てば良いだけ。 結局倒しても小さな宝箱に冷気の牙と、そんなにアイテムは無かった………


 ビックアイスバットを倒し、触手がアレな植物モンスターにエミリアさんが襲われたり、コレットさんがやらかしたりエミリアさんの裸を見てしまったり、スライムの溶液に古い防具だったが溶かされたり、アンラッキーとラッキースケベを乗り越え、白い壁の入り口に入った…………何て素晴らしい、ラッキースケベの光景だったが二回目には、半殺しにされそうに成った。


 何日掛かったか分からないが、エミリアさんはラッキースケベ目撃にカンカンだが、コレットさんはオレに優しい何故だろうか?


 そして場所は玉座の間らしく、通路を出たら凄く豪華な玉座に広い部屋には、朽ちてない不思議な絨毯に国の旗らしき青く三角形の、金糸のグリフォン刺繍のと銀糸の虎刺繍、だが見惚れてた間に変なモンスターが現れた。


「何故人間が居る、調査の邪魔だ………死ね!」


 何だか分からないが、黒い全身甲冑に禍々しい大剣を構え此方に向かい、ゆっくりと歩き始める………二人には援護を頼み刀を抜き向かう、精霊石に魔力とオーラを流し刀に纏わせ神速を使い、横に凪払う様に打ち込むが防がれた!


「稚拙で未熟で直線的な攻撃だ、人間………」


 危険を感じ間合いを取るが。


「間合いは取らせぬ」


 だが魔法攻撃の援護で距離は取れたが、エミリアさんオレに攻撃微妙に撃ってたよね? 微妙に膨れっ面の、エミリアさんはコレットさんに怒られてたが、オレは更に精霊石に力を与えると刀が更に光を纏う、黒い全身甲冑にエミリアさんの光の槍の直撃と同時に、再度攻撃を仕掛ける。


「……………!」


 踏ん張りながら流し斬りを、甲冑胴体に叩き込むと手応えな在り、光魔法の光の槍でヒビが入った甲冑に流し斬りは、甲冑を切り裂くがまだ動く黒い全身甲冑、更に背後に回り一刀両断が上手く入り受け流す筈だった大剣を、甲冑と共に斬れたが刀の刃も先端が折れた、高い精霊石が埋め込まれた刀が、そして動かなく成った甲冑に集まる………高い武器が………


 宝箱には装飾が派手な大剣、デスティニー宝石の刃の大剣と邪気等を祓う能力と、自動で体力を回復効果を持つムーンストーンのブレスレットと、髪飾りを手に入れたが何故か二人から圧を感じる、どっちにブレスレットを渡しどっちに髪飾りを渡すかの圧を、髪飾りは月の形をしてるしブレスレットは、ブレスレットに星形のムーンストーンが装飾されてる、更に無言の圧力がオレに来る………


「じゃあ、コレットさんに髪…………」


 エミリアさんから圧が来る、何で?


「私に髪飾りですか………私の髪に、して欲しいな………ねぇ?」


 可愛い仕草のコレットさん、不機嫌圧のエミリアさん………どうしろと言うんだぁー!!

 結局エミリアさんにブレスレットを渡し、コレットさんに髪飾りを渡した………


「意気地無し………」


「グフッ!」


 コレットさんが拗ねた、エミリアさんは機嫌がまだ悪い……女子はよく分からん、宝箱の中身の金貨は平等に分けて……さて城の宝探しをする、玉座近くから探し宝物金庫では指輪を二つ見付けたが、また圧を感じたが換金に回そう………王冠とかも回収し、次は何ヵ所か部屋を見てレアな金貨を部屋の隠し壁から回収し、全ての部屋を調べるのに時間が掛かったか、探検二日目にエミリアさんの機嫌が良くなった、オレの楽しみにしてたガトーショコラを渡したからだ、オレのガトーショコラがぁ~


 探検四日目………転移出来る場所を発見、食料を手に入れる為に一応試しに転移魔法陣に入れば、何か見た事ある看板の店の前、中に入れば店主がニヤニヤして手を振る。


「あの城の転移魔法陣見付けたか、まあアレは私の知り合いが設置したもんだ、奥さんとまた来たい場所にまた来れる様にな、まだ何処か世界の街で旅をしてるだろうさ………まだ他の場所に行ける、魔法陣が在るみたいだから探してみたら」


 軽く言ってくれる………一応折れた刀を出したら、折れた原因の甲冑を見せろと言われたので見せ、何故か分からないが無料で更に高そうな刀と剣を貰った、あと二人には秘密で店主からガトーショコラを買った………


 食料を少し買いレアな金貨を、買い取りを少しして貰いその金でコレットさんは新しい防具を、エミリアさんも買い取りして貰い着替えの防具を買い、少し高い防具は二人は無理と嘆いてた、あのエッチなモンスター対抗出来る服装が可愛い感じの防具、まあ保々服にしか見えないが。


 そして戻り探検二週間、店主の言った転移魔法陣を発見入れば、何処かの地下室に出た………灯りを付ければエミリアさんが慌てて、階段を上がり出た先はエミリアさんの実家…………もしかして、エミリアさんの祖先はあの城の子孫だろうか?


 だが地下室の隠し本棚には、王族の家系だがどうやらエミリアさんは、駆け落ちした騎士と姫の子孫らしいが孫娘を見る為に、王様が奥さんに黙って作らせた物らしい………


 それもあの城が凍る400年前の時代らしい、その時代から1000年を軽く過ぎてるが、昔の書物が風化せずに残ってるのは不思議過ぎる。 エミリアさんの実家で休み、翌日油断して爆睡してたとは言え何故に客間に、エミリアさんとコレットさんがオレに抱き付いてる? まさか、此れがモテ期だろうか?


 狸寝入りしてるコレットさんにキスをされ、何故か一ヶ月もせずにオレは二人の彼女をゲットだぜ!

 そして探検二ヶ月………イチャイチャしながら、まだ二階の捜索をしてるが…………何か外の構造と中の広さが合わない。


 白い大理石の城は未だに探検の終わりが見えない、たまに現れる灰色や黒やピンクの色のゴーストを倒す、何故かエミリアさんに倒されるのを望んでるみたいだ、何故かオレがエミリアさんの近くに居ると凶暴化し、オレに襲いかかって来る………解せん。


 探検から何ヵ月経つだろうか? オレは、大量の財宝と婚約者を連れスノーホワイトキャッスルの、攻略を終えた………新しい魔法をエミリアとコレットは習得し、旅を再開し歩いてたら何か分からない場所で禍々しい角のモンスターを、店主から貰った刀を握り立ち向かった、そして何とか三人で倒したが………その直後に美少女に首輪を付けた、男と奴隷らしき二人の女性が現れたが、此方を見た後で溜め息しながら去って行った。


 そしてオレは帰る………故郷に婚約者を連れて、まあどっちが正妻かと荒れるが仕方ないから、二人揃って励んだ………何とは言わないが。


 そして数十年後、オレは子供と妻達と共に世界旅をしてる、新しいフロンティアに向け異世界に向かう、不思議なゲートを目指し行く………その先には不思議な文明が広がってた、オレ達が知らない技術の国が。

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