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旅をする者達  作者: 穴にハマった猫
15/23

ブルームーン遺跡3

一日では回復せず、キャパシティーアップを再び二人として、魔力上げもして更に翌日に出発する。

私の体重が約3kg減った気がする、そろそろ夜は自重した方が良いかも知れない。


そして此方の回復はモンスターの数も回復させる、再びエンチャントの様にモンスターと戦い勝利したが、二人には暫く何処でも家で休んで貰う、また魔力キャパシティーアップしても、モンスターと再び連続戦闘はキツイからだ。


私は気配を消して通路の奥に向かう、何とか遺跡の地下半分まで到達した、途中で宝箱を開きましょ魔力回復ポーションを手に入れ、一本を服用し回復したおかげで何とか半分は来た。


更に進み真っ直ぐ来た場合の通路に合流、この近くで休み二人の温もりを感じながら、奥に向けて行く。

翌日は更に進み最奥の部屋に辿り着く。

 蒼白い重厚そうな扉、ラスボス前の扉の前にはモンスターの姿は無い、ステルスモードのまま進み扉をゆっくり開き、ゆっくり閉め隠密スキルをフル稼働させて、安全な場所を確認してから二人を呼ぶ。


 広く広大な広場には、ラスボスがイビキをして寝てる、起こすと面倒なので慎重に準備が必要、白く硬い豪毛のグランドタイガー、爪は防御出来る魔法で対抗。


装備を再確認しポーションの確認、さあラスボスとのバトル開始だ、眠る巨大な聖獣グランドタイガーに攻撃する前に、バフ補助魔法と防御魔法を掛けてセーラには、イージスシールドと天の剣の防御魔法のサポートを任せた。


天の剣は光の剣で、物理攻撃を光の剣で邪魔をし味方を守るが、天の剣は術者の魔力密度で耐久力は決まる。


「天の剣よ我等に守りの光を!」


セーラの声と共に目覚めるグランドタイガー、まだ動きが鈍いが聖獣だから油断成らない。

今日はエルには自在剣を装備させた、まだ慣れない剣だが斬れないかも知れない剣より、確実に斬れる剣の方が効率が良いからだ。


しかも聖獣だが炎に弱い筈だが、毛は魔法を弾く対魔術師殺し、キューブの解析が無ければ私でも死んでるな、情報は宝なりだな。


「以外に斬れますわね、もう少し剣よ伸びて!」


エルに応える様に自在剣は伸びる、一撃を加え距離を取り私が攻撃と同時にエルも攻撃、躱せない攻撃はセーラの天の剣が防ぐが二回攻撃受けると、天の剣は砕け散る。


逆にイージスシールドは、一人一つの魔法浮遊盾で攻撃に合わせ、阻害と防御を同時にする。

しかしこのシールドさえ耐久力は存在する、ヒビが盾に入ると要危険で次は砕ける危険シグナル。

疲労回復ポーションを飲みながら、グランドタイガーのダメージを増やす、ボスモンスターはたまに傷を自己再生するのが居るから、大変時間が掛かるから困る。


更に隙が増え心臓を狙い剣を伸ばすが、手応えが鈍い更にエルと同時に剣を伸ばし、心臓辺りを貫くと雄叫びを上げグランドタイガーが倒れそうだから、エルと距離をとりグランドタイガーの最後を見届ける。


ゆっくりと倒れやっと何時間戦ったか分からないが、グランドタイガーを倒した、宝箱を確認しグランドタイガーの皮鎧は、魔法完全防御防具だけど物理はオリハルコン武器は防げない。


他にはグランドタイガーの牙サーベル、基本突くが主な攻撃方法、グランドタイガーの瞳……用途不明、グランドタイガーの心臓は………寿命を伸ばしたり、禁忌の蘇生素材の一つらしい。


グランドタイガーの部屋の奥の扉が開き、私達は宝箱の回収を終えた、お金も回収出来たし奥の部屋に入ると不思議な神殿ぽい場所に出る。

神殿らしき中心に白く光るアイテムが、他にも剣の柄らしきのが見える、白く光るのは魔法宝石のバンクルは身体能力や魔法能力を、五割引き上げてくれる補助アイテムの一つらしい、此れは後で誰に装備させるか検討。


剣の柄をエルが掴み抜こうとしたが抜けない、試しにセーラが掴み抜こうとしたが、何故か少し動いただけで引き抜けない、私が手にするとアレ? と思う程軽く抜けた………何故だ?


「流石ご主人様ですわ」


「今日は激しく愛してくれるかしら………」


何故に剣を抜いただけでそうなる、少しは休ませてくれ。

再び二人を入れステルスで、全力疾走して4日後にブルークリスタルレイクの、遺跡に向かう階段前に三人で疲れた顔で居る。


何故に疲れるかは………夜ではないよ、油断して三人で歩いてモンスター倒しながら進んでたら、壺が大量に後ろにあって不気味だから全力疾走したら、奴ら中から出て来た。

そう壺に入ったゴースト、魔法しかし通用しないし光魔法は一撃で倒せるけど、普通に大量のゴーストに地獄だった。


だが試しにエルが自在剣を使うと、ゴーストが何故か斬れしかも突いても倒せる、活路を見出だし何とか半数かは分からないが倒しながら逃げた、最後尾は勿論私だ。


アイツら何故かウザ絡みする、酔っぱらいの様にめんどくさいし、なんなんだ………モンスターだな………幽霊だが。

何とか巻いたがハッキリ言って超疲れた、ゴーストがまた来る前に向かう。


 神殿に向かう階段は広く、ゆっくりと下りながら行く。

 階段はまだ先が長く、今日は途中までにして踊り場辺りで、今日は休み明日に備える。


 翌朝だと思うが途中の、階段踊り場からスタート、何時間階段を降りてるかは分からない、途中疲れたセーラをおんぶし、エルがセーラをキツく睨む。

 そして何時間また経ったか分からないが、階段を下ってる途中で空気とか、なんか雰囲気が変わり何故か疲れも癒やされてく、不思議な体験をしつつ先に進む、降り立った先に白く美しい、巨大な扉が有りそして、ゆっくりと自動で、扉が開く…………


 その先は明るく神秘的なダンジョン、いやダンジョンてより神聖な場所で、多分城や人間が作った神殿より高度な建築だろう。

 私達は一歩を踏み出す、一応警戒しながら進む、太陽が無い場所なのに太陽が当たってる様な神殿。


 本来は潜水して入るらしいが、深さは分からないが、人間が生身で潜水は出来ない深さまで、水深が深いはず。


 一応キューブで現在地を確認すると、神殿の中央辺りらしいが、階段を長い距離降りた苦労は、無駄に成らなかった。


 途中水が無いのに、空中を泳ぐモンスターに全員困惑した、特にギザキザの歯に。

 モンスターはピラニアン、意外にエルが簡単に倒した、エルの動きが前より速く成った気がする。

 

 「以外に弱かったですわ」

(何か前より動きが良くなった、気がしますわ)


(何かエルの動きが、前とは違う気がします……なんかピンチな気がします……)


「エルに私の背中を、任せれそうだな」


(やったわ、ご主人様に認められました)

(ムムムム………エルの信頼度が高過ぎますね、コレ私のピンチでは………夜にもっとご主人様に甘えて、私に夢中にさせないとまずいですね………魔法ももっと、上手く成らないと……要らない子に成らない様に………)


なんかセーラが考え込んでるが、今はエルを褒めとこう………エルは褒めると伸びるタイプだし。

あとなんかピラニアンの身は、鶏肉ぽいな………後で試して見よう………揚げ物は鉄板かな………


そして再び進むが、やはり空中を浮遊する魚モンスター達、巨大なサンダーアンコウは雷攻撃をして来る、普通の鮟鱇あんこうと違い獲物を電撃で痺れさせて、動けなく成った隙に食べるモンスターらしい。


まあ電撃攻撃効かないから、それでも避けれるから当たる必要………セーラ、避けようよ………無理………仕方ない。

エルは更に動きが良くなった、なので魔力とかを足に纏わせる、神速を覚えさせても良いかも知れないが、この頃使って無い気がする………何故に使って無かったのだろうか?


まあそれはさておき、あんこう鍋の具が手に入った……何人前有るのやら、アッ! まだ二体更に大きいの待ち伏せてるよ。

セーラには眉間を氷魔法で狙うように指示、私はエルと更に大きいサンダーアンコウを倒しに向かう。


(ご主人様に任されたからには、一撃で倒します………大きな氷柱をイメージして……もっと強い攻撃力のある、そう巨大な氷の………頭に突き刺さる、巨大な氷の杭をイメージして………)


「アイスランス!」


巨大な杭状のアイスランスが、サンダーアンコウの眉間目掛けて高速で向かい、目標が自分と認識したが近くでは人間が、近くの仲間を倒してたし逃げ場を無くしたサンダーアンコウは、逃げ場無く眉間にアイスランスが刺さり絶命する、モンスター以外のご馳走は天敵だったと悟る暇さえなく………


私はエルと左右から挟み撃ちにし頭を狙い、剣を突き刺し絶命させるが電撃を撒き散らす攻撃は、鬱陶しく思う。

セーラも一撃で倒せた様だ、今日は鍋は………一部食材有ったかな?


更に奥に進み全身赤いヘッドハンマーの、レッドハンマーシャークが一体居る、何故か居るこの時間帯には現れない………前も現れたな、またあの人語を喋るゴブリン………らしき足だけが有るな。


最後の一体を食べてるレッドハンマーシャーク、基本獰猛で下顎が二つに割れ一度食い付いたら、齧られた身体の一部が千切れるまで離さない。

エルに神速の使い方をレクチャーする、まだ食べてる間に教えないと、向こうは生き物を感知するレーダーが在るので、食い終わったら次は此方に来る。


何故かセーラも熱心に聞き、神鉄の刀に変えて神速を使い食べ終わり此方に来る、レッドハンマーシャークに向かい神速居合い斬りをし倒す、普通の鉄剣では普通に勝てない強度を誇る鮫肌。


「こうですか?」


倒し終わった後、足にオーラや魔力を纏わせ走るが………普通に走ってるだけ、だがセーラは何回か重心の位置を変えたりしながら、エルより先にコツを掴みそうだ。


「こうですかね?」


セーラが一歩を踏み出し走ると、神速に近いスピードを出したが……まだ少し足りない。

それを見てエルは少し焦り気味に、武器を手にして数回走ると近いスピードに成る。


「もう少しですわね」


「私はあと一歩な気がします」


此はセーラに武器を持たせるのも良いかも、軽い銃をセーラに渡して持ち方を教える、何か後ろからセーラを抱き締めてる様なかんじだが……エルが、グギギギとセーラを睨んでるが暫く待て、教え終わったら神速出来たご褒美のハグするから。


まあセーラもエルも基本、抱き締めたりのスキンシップすると、嬉しそうにするからな…………

そしてまた進むが、キューブにモンスター反応は無い、何故かは分からないが、モンスター遭遇が少ない………レッドハンマーシャークに、大半食べられてるのだろうか?

だがその答えはキューブが捉える、何故か悪魔が居る。


「ご主人様………何か禍々しいのが、前を歩いてますわ」


「まるで悪魔の様な姿ですね」


悪魔だよセーラ、こうして私達は黒い禍々しい角を持つ、ケンタウルスみたいな悪魔に出会ってしまった………続く。

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