シルバーラビットカフェ
僕は山沿いを空から移動し、ブルークリスタルレイクを横断し幾つかの街と記憶に在る場所を頼りに、僕はシルバーラビットカフェの在る街に向かった。
上空から見て此処かなて場所で降りる途中、シルバーラビットカフェの湖でモンスターを倒し漁をしてる、あのおっちゃんが見えたので街外れに降りた、シャルさんの事より先にフユちゃんの事を話すつもりだ。
僕は重たい気分で白に統一された、建物が並ぶ街に入ると検問で銀貨三枚を払い街に入る。
湖に群がる水鳥の群れ、街はレンガの街道とは違い石畳で舗装された道、和な街は平和で旅をする冒険者は見えない、僕以外・・・・・・
露店は珍しい薬草やハーブが有り、重たい気分より興味が勝り買い物をしてしまった、他にもブルークリスタルの水を特殊な瓶に入れ、素材として売ってる露店やメロンを売ってる露店が有ったので、ついつい寄り道してシルバーラビットカフェに着いたのは夕方だった。
意を決して初めて外観をみてから、よく知ったシルバーラビットのプレートのドアを開くと、数日ぶりにチノちゃんに出会った。
「あっ! キーくんお帰り」
何だか分からないが一応返事はする。
「ただいま・・・・・・ん!・・・何かおかしくない?」
「キーくん、私の手料理とお風呂と・・・その・・・わた・・・」
顔を赤らめながらもじもじして、まるでネタに聞く新婚みたいな会話みたいだ、現実とは思えないし何故か近くから、殺意の様な寒気がするのは何故だろうか?
「やあキイチくん、待ってたぞ」
チノちゃんの台詞をぶち壊し、わざとらしくマスターが現れた。
「良かった、マスター居て」
殺意の様な悪寒は消えたので助かった、マスターが助けてくれたのだろうか?
そしてマスターは話し始める、シャルさんの事を。
「まあクロードから話しは聞いてる、シャルくんは実家から勘当が決定らしい、一応アンティークだが量産の安いアンティークカップやティーセットを、詐欺師に買わされてたらしいが詐欺に有ったのはシャルくんの責任だからと、彼女の荷物は私がさっき預かったが・・・」
マスターは困った顔をし先を言わないが、チノちゃんは邪魔された事を根に持ちマスターの足を、かかとで捻り踏みマスターを睨んでた。
「シャルさんよりフユちゃんですが・・・」
二人は真面目な顔に成り、僕の地元から帰った事を話すと・・・・・
「また会えるでしょうか?」
「無理だろう、だが無事に帰れたのは良い」
チノちゃんは本当にまた会いたいらしい、マスターは僕を手招きし。
「お父さんは少しキイチくんと話して来るから、あとは任せたよチノ」
「何だか分からないですが、分かりましたお父さん」
それを聞きマスターは、店の奥に行くと部屋が在り中に入ると剥製の鹿の顔と、ロングソードや使い込まれたショートソードが飾られて居た。
「シャルくんに詐欺を働いてたのは、一人捕まえたがそれは尻尾切りで、どうやら色々きな臭い詐欺集団みたいなんだ・・・・・・」
何かを決めた様に話すマスター、一応僕は国外の旅の者なんだけど・・・・・・
「他にもきな臭い話は有ってね、隣国は何やら手段を選ばずに異世界から戦力に成りそうな、人間を召喚してるとの噂が在るからな」
そしてマスターは疲れた顔で。
「他にも隣国に内部情報を流してる内通者の噂とかね」
僕は異世界からて言葉に怒りが込み上げる、彼らには彼らの生活が有るのに召喚して、自分の利益の為にて精神が許せないやので、マスターにとある提案をした。
「マスター・・・」
「何だね?」
僕を見て怒ってるのを察してるらしく、此れから話す事を聞いてくれるみたいだ。
「砂漠の遺跡で悪魔のモンスターと、戦ったのですがその時のドロップ武器が、たぶんその殿下でしたけ?」
「ああ、あの国の殿下は野心家だよ、歴代最悪のな」
そう迷惑なヤツの事を言う様に、マスターは言う。
「そのドロップ武器は、良くない者を破滅させる効果が在るらしいですよ」
「・・・・・・何処かの馬鹿に渡したいな、あの隣国の殿下より国内の馬鹿を駆除したい」
その馬鹿とはたぶん、エルフを奴隷にしてた馬鹿の事だろう、明らかな馬鹿だったし。
「あの如何にも馬鹿は、相当王都以外でも嫌われてますね」
「会ったのか?」
マスターに聞かれたので話す。
「冒険者が沢山居た酒場にエルフの奴隷連れて、それに新しい奴隷と言ってた特長がシャルさん何ですよね、銀髪と言ってたので」
「その話を詳しく」
マスターに言われ酒場での話をし、証人が沢山居る事を話した。
「もしかしたら隣国に情報漏らしてる内通者、ヤツの仲間かも知れんな・・・怪しい奴隷商人は、二人共に騎士団の詰所の牢の中に入ってるからな」
顎を指で触りながら考えるマスター、顎髭無いのに有るような仕草だ。
「一応その話が本当なら、探ってみよう」
「では僕はこの剣をその殿下に渡る様にして、シャルさんを騙した詐欺グループを捕まえれる様に、しときますよ・・・世界樹に用事在るので」
何か言いたげなマスター、マスターに頼みタンブラーにフラットホワイトを淹れて貰い、マスター特製パンケーキにチノちゃんは私をと言ったが、マスターに泣かれ足止めされてた。
僕は街を出て暗い街道を進み、途中から空から向かうと国境に怪しい光が、僕は降り森の中から光を探るそこに見えたのは、男と二人の美少女だった。
◇◇◇
ある噂を信じ男は奴隷に成りそうな、者を探してると人類から嫌われ者の、ゴブリンを発見しまさかと見たら、気絶してる二人の品の良い娘二人を発見し、男はゴブリンを蹴散らしリュックから魔力測定を出し、魔力測定は平均でもしかしてと喜ぶ男だった。
「ゴブリンが居たのを見て来たら俺は運が良い。
ゴブリンは軽く蹴散らしたら消えたし・・・さて、たぶん異世界の魔法を使える女が二人も手に入れるなんて、此で暫く遊んで暮らせる位の性奴隷が手に入ったが、まだガキだが陛下は美しい女なら幼女だろうと、ベットに連れ込み死ぬまで慰み物にするからな」
男はリュックから性奴隷の首輪を出し、二人に首輪をした。
「なかなか上玉のメスガキだ」
二人の少女は金髪でその内の一人は、両サイド縦ロールの美しい容姿の美少女で、もう一人は高貴な空気を放つ足も細く峰麗しい美少女だ。
二人はお嬢様らしい白やピンクの、ワンピースドレス姿をしてた、男は二人の首に性奴隷の首輪を見てニヤリとする。
気絶してるらしき二人に、男はリュックから舌舐めずりしハートの紋章をした、服従の刻印の簡易魔法陣を出し二人のお腹より下に、簡易魔法陣を置きピンクの魔法薬をリュックから出し、四隅に棒を立て魔力を流すとハートの紋章は魔法陣と消え、二人に性従属の魔法薬を飲ませた。
二人は刻印付近を手で抑え喘ぎ、何かから抵抗するように無意識に空を掴むが意味はない。
「どうやら効いてる様だな」
性奴隷の首輪に付ける鎖を取り出し、ふと気配に顔を上げた男は呆然とする・・・
知らない間に少年の冒険者が居たからだ・・・
◇◇◇◇
私はセーラ、私はとある冒険者にフラれ友でライバルの、何故か素直で無いエルリーナとその妹エリスと、私は失恋し家族が待つ王都アクシズに帰る途中、黒い全身不思議なカッコをした敵に囲まれました。
でも大丈夫、私達にはユウナが護衛に居るからと私は思ったけど、私達はユウナの目の前で誘拐されユウナは敵を殺すのを躊躇い、他の冒険者が死ぬのを目前にし私達は暗い穴らしき空間に、黒い者達に入れられました。
私達は初めて知る、ユウナは強いけど万能な勇者ではないと。
この帰る旅の途中で、灰色の髪をした冒険者と少し仲良く成れたけど、私を助ける為に彼女は私の目の前で蜂の巣の様に光る光線に撃たれ、私の目の前で絶命しました。
・・・・・・ルリさん・・・・・・初めてユウナやフィーネ以外で、友に成れた冒険者の少女。
私はエルとエリスと手を繋ぎ、暗い闇の中を彷徨うと数日前に出会った憧れの小説家の先生に、フラれた冒険者の彼女の後輩の・・・・・・誰だったかしら?
私達は手を繋ぎ無限の闇の空間を流れて行く、そして無限の闇に現れたおぞましい姿の巨大な石像は、私達を見てニヤリとし寒気がしました。
しかし私達は好きだった人に似た、不思議な仮面をした太った人が現れ、おぞましい姿をした石像を犬人と猫人の四人で、あっさりとその石像を倒しましたが、倒した直後黒い稲妻と何かに吸い込まれ私は四人と手が離れてしまい、だけどエルが妹のエリスに何か言った後、私を追い来ました。
エルは私にこう言いました。
「貴女を一人にしないわ、セーラ」
「私は普通に異性が好きよ、前までユウナは別枠だったのけど」
エルはジト目で言う。
「私だって彼に救われて目を覚まさなかったら、私はユウナとお兄様と結婚したいと思ってましたわよ」
私は呆れながらエルに言う。
「ブラコン」
「うるさいですわ、セーラ」
私はこのライバルにして、最高の親友エルリーナに感謝したいけど、素直に話すと調子に乗るので話さない。
離れて行く三人だけど不思議な光の渦のリングに、私達は吸い込まれる様に入りそして意識は朦朧とし、そして意識が無くなりました。
そして目覚めると、普通顔の素敵な私達のご主人様が居ました、私達は彼に身体で奉仕が当たり前です。
私の初めてをご主人様に捧げよう、何か色々忘れてる気がしますが私はご主人様の所有物、私はご主人様から差し出された手を取り立ち上がり。
「君達を奴隷化する前には無理だったが、君達がこの世界で普通に暮らせる様にするよ・・・僕の側で」
私はご主人様が何を言ってるのか分からないけど、私はご主人様に言う。
「私達を沢山愛してくださいね」
「沢山愛してくださいねご主人様」
エルが抜け駆けして色仕掛けする。
「ご主人様を私が気持ち良くしますわ」
エルがご主人様の手を取り、エルの胸に手が行くと、何故か動揺するご主人様、エル・・・後で覚えてなさいよ・・・ご主人様に色仕掛けして、私より先に誘惑するなんて許さないから。
私達はご主人様に連れられ不思議な場所に入り、私とエルはご主人様に奉仕より先に食事に成った。
そして私とエルはご主人様に、部屋に連れ込まれ、私はご主人様に初めてを奪って貰いました。
枕を握り痛みを堪えご主人様に応え、私はご主人様と一晩を過ごしました。
私はご主人様にエルと平等に、私達を沢山愛してくれました、何故か心のモヤモヤは晴れませんが、何故か温かな何かをご主人様の・・・・から感じました。
私とエルは後に、性奴隷従属がご主人様により解かれ、ですがそれはまだ先の話し・・・・・
◆◆◇◇
「私はセーラを一人に出来ない、大切な親友だし失恋して自暴自棄ぽいし、エリスは二人と何とか元の世界に・・・・」
「嫌、お姉様と私は帰る!」
私はわがままを言い、姉のエル姉様に言う。
「一緒に帰りましょう、お姉様」
エル姉様はクビを横に振り言う。
「ゴメンねエリス・・・」
手を離しエルリーナは親友の、セーラ姫様に合流し光の渦に入って行き姿が消える。
エリスは手を伸ばし涙を流し、姉が消えた方に行こうとしたが、二人に手を繋がれていて行けない。
そして三人も光の渦に飲み込まれて行くが・・・・
「おや? 異世界の人が家の近くに出て来るなんて、珍しいね」
エリスは目を覚ますと、何故か言葉が理解出来るおばさんが居た、熱く照らす太陽にエリスは、自分の知らない暑さにぐったりする、エリスはそのおばさんに声を掛ける。
「すみません、貴女は誰ですか?」
エリスはニコニコして此方を見る、見た事無い服装をし、肩まである黒髪で如何にも何処かのおばちゃんの見た目で、だけど何故か本能がこのおばちゃんはただ者ではないと、全力で訴える。
「私かい、私は神坂朋代て色々な事をしてる、何処にでも居る三人の子供の母親だけど、長男は万能タイプだけど野菜を食べないし、次男はナルシスト球児だし末娘はアイドルオ・・・・・まあ良いか」
確かに何処にでも居そうだけど、エリスの本能はやっぱり警戒する、後キュウジとアイドルオタて何?
「それにしてもお嬢ちゃん以外は、何で地面でもぐっすり寝てるんだろうね?」
近くを見たらだらしなく寝てる二人、私より年上なのに起きない二人。
そもそも何で私は立って、意識を取り戻したのだろう?
「喜一は旅にまた出た後だし、私が連れて元の世界に帰さないとね」
エリスは驚き聞く。
「帰れるのですか?」
「帰れるよ、そこの狸寝入りして寝てるブロンドの、保護者も合わせて・・・ね」
振り向き見るとギクと、身体を少し飛び跳ねて居た、本当に狸寝入りしてるらしい・・・・本当にこの人、売れっ子小説家の人か怪しく成ってきました。
私はおばちゃん・・・トモヨておばちゃんに、エル姉様の事を聞く。
「それより私達以外の女性二人、見掛けませんでしたか?」
「他にも居るのかい?」
トモヨておばちゃんは聞くと、どうやら居ないらしい。
私は経緯を、トモヨおばちゃんに話すと・・・・
「その前に貴女は正座しなさい」
「はい・・・・」
ブルーフラワー先生は、正座と言う座り方を地面でさせられて居た、しかも青い顔をしビクビクと怯えながら。
「アンタも起きなさい」
「チョコ食べたい・・・むにゃむにゃ・・・・」
誕生日に食べてたよね、大量に・・・・
「喜一なら美味しいチョコクッキーや、チョコケーキ作れるけど、今は居ないからね・・・」
何故かチョコに反応して、起きるロゼて人・・・・年上て・・・
「チョコ何処!」
全員の冷たい視線にロゼはハッとし、赤い顔をし誰に言われた訳では無いが、カルミアと同じく地面に正座するロゼ。
「同じ場所に入ってもね、たぶん違う場所に転位されたかもね・・・・最悪、あの淫らなゴブリンに攫われてるかもね」
エリスは首を傾げ聞く。
「あの最弱モンスターのゴブリンですか?」
トモヨおばちゃんは言う。
「あんた達が知らないゴブリンだよ、捕まったら最後・・・淫らな悪魔が居る場所に連れて行かれて、あんた達が暮してた世界にも帰れないよ」
それを聞き血の気が引くのを全身から感じ、もし本当ならエル姉様はもうと思ってしまった。
でもトモヨおばちゃんは、更に他の可能性も言う・・・・
「もし他の大陸で、奴隷商人に捕まってても、最悪だね・・・・奴隷にされると、異世界の人は帰れなくされてしまうからね」
更に私は血の気が引くのを感じ、早くエル姉様を助けたいと思ったけど、エル姉様達が何処に居るのとか、何故か冷静な私の中の私が、私に語り掛けて来る。
でも私はエル姉様をに会いたい、助けたいけど私はには力が無い。
歴史の異世界勇者や英雄の様な、不思議な神様の力が無いし、ユウナお姉様の様な凄い力や、無敵の防御がある訳でも無い私。
「まあ、もしかしたら息子が助けてるかもね、でも奴隷にされた後だったら・・・・・」
トモヨおばちゃんはその先を言わない、何故か言い辛いそう。
「もしお嬢ちゃんのお姉ちゃん、息子が奴隷として連れてたら御免なさいね」
何でそんな事を、トモヨおばちゃんは言うのだろう?
「あの子運が微妙な時があるし、彼女出来ない普通顔童貞だから、たまにやらかすのよね・・・・・」
何故かその言葉に、私はエル姉様が私と元の世界に帰る、未来が浮かびませんでした。
「そこの二人はどうするんだい?」
ロゼて人は即答で言います。
「異世界のチョコを食べたら帰ります」
「直ぐに帰りな」
即答でトモヨおばちゃんに、ロゼて人は言われてました。
何故か絶望感が全身から、溢れてますが。
「私は楽して暮らせるなら・・・・・」
「働かざる者食うべからずだよ」
ブルーフラワー先生も即答で却下されて居た。
ブルーフラワー先生は駄目な大人らしい、私の素晴らしいお母様とは違いますね。
「そんなぁ〜」
「さっさと元の世界に帰る心構えしなさい!」
ブルーフラワー先生は、トモヨおばちゃんに泣き付き、何とか楽して異世界に暮らしたいみたい、この人は駄目過ぎる大人みたい。
「トモヨさん、羊羹貰いに来ました」
声がする方を見たら、初めて見る長く尖ったエルフ耳の、イケメンが居ました。
「ちょうど良い、この二人を異界湖の龍神様に会わせてあげて」
エルフのイケメンは言います。
「饅頭が報酬なら」
「・・・・・・昔からあんた等は、まったく困ったあんこ中毒エルフだよ」
そして二人を光る歯を・・・・見なかった事にして、私はトモヨおばちゃんにお世話に成りました、居候は大変と知り私は、通訳腕輪で暫くこの異世界の学校に、引きこもりで少しアイドルネタになると、手に負えないアユと通う事に成りました。
たまに変態イケメンの、トモカズて人が帰って来ますが、何故か実妹のアユにナンパし玉砕してます。
バカらしいので放置し、私はトモヨさんから料理を叩き込まれ、私は第二の実家でエル姉様を待つ選択をしました。