第二話 自己紹介と移動
書き貯めはしてないので投稿頻度は不定期です。
〜???・早朝〜
亜香里「んぅ...ん?」
正博「起きたか?亜香里」
亜香里「...おはよぅひろちゃん」
李歩夢「そっちは起きたか、こっちはいつ起きるんだろうな」
瑠璃「すぅ...ん」
李歩夢「瑠璃〜そろそろ起きろ」
亜香里「瑠璃ちゃん朝弱いからね〜」
李歩夢「はぁ...」
日が少し登ってきた頃、亜香里が起きて来たが瑠璃は未だ李歩夢の膝の上で夢の中だな、亜香里と李歩夢は朝それなりに強いが俺と瑠璃は弱いからなぁ...あ、俺は李歩夢と完徹したぞ。吸血鬼だからか眠気が少なかったからな、李歩夢はまぁなんでだろ?...まぁいいや、天空城着いてから聞こう。他のグループメンバーはまだ寝ている。いつ頃みんな起きるかな。
〜???・約1時間後〜
あれから1時間くらい経って全員起きた。てか2人は叩き起こした。
正博「んじゃ、誰が誰かと所有物の確認作業をまずやるか」
李歩夢「だな、じゃ俺から。村野李歩夢だ、姿はあんま変わってないな、種族は人族?らしい、所有物は軍隊」
李歩夢は元の姿と殆ど変わってない、変わってるのは髪の毛の先端の色がグラデーションで白くなってるくらいだ。
瑠璃「次は私ね、赤橋瑠璃よ、種族は鳥人で姿はそれなりに変わったわね、所有物は弓よ」
瑠璃は髪色が黒寄りの赤黒になって、同じ色の羽が背中から生えている、出し入れできるらしい。目の色は変わってないな。
正博「俺いくか、中川正博だ、姿は原型が無いな、種族は吸血鬼らしい、所有物は天空城だ」
俺はほんとに原型が無い、身長は低身長になったし髪は白色のロングで目は赤と白のオッドアイだし性転換してる、肌も白くシミも一切なし、アルビノかと疑うわ、もうこれ転移じゃなくて転生だろ。あ、羽は出し入れできるっぽいな。
亜香里「えっと、橘亜香里です、種族は狐人で、姿は多少変わってるかと、所有物はアイテムポーチです」
亜香里は色は殆ど変わってないな、目の色が灰色になってるくらいか?姿は狐耳と尻尾が生えてるな。可愛い撫で回したい。あとで聞いてみよう。
???「次は自分ですかね、久遠刀也です、種族は猫人で、姿は余り変わってません、所有物は観測装置です」
久遠刀也、黒髪黒目で姿は猫耳と尻尾が生えてるくらいだ、前と殆ど変わってないな。あとこいつ確かどっかの巨大財閥の令息だった筈だ。
???「次私、花咲桜、種族は鳥人、姿は余り変わってない、所有物はエネルギーコントロール機」
花咲桜、黒髪黒目が灰色になりこいつも背中に羽が生えたくらいしか変化は無いな。相変わらずあんま喋らん。
???「最後は俺か、田川紅、種族は虎人で姿はそれなりに変わってるな、所有物は羅針盤だ」
田川紅、高身長で赤っぽい黄色と黒のグラデーションの髪色で目の色は黄色、言葉通り結構変わってるな。
正博「さて、自己紹介も終わったところでこれからの方針だが、李歩夢の所有物を使って俺の天空城に移動しようと思う、そのために今日中になんとかチヌークが離陸できそうな場所を探そうと思うがどうだ?」
刀也「ちょっとまってください、李歩夢君はチヌークを出せるんですか?それと天空城はみんなが住めるだけの設備と広さがあるんですか?」
李歩夢「出せるぞ、てか軍隊関連のものは大体出せると思うぞ、試してないから限度がわからんが」
正博「天空城は日本を丸っと半円形ににまとめたくらいの広さはあるよ、あと初期建造物としてお城もあるみたいだし」
刀也「なら大丈夫そうですね」
正博「あと何か質問はあるか?その後のやることは天空城についてから考えるつもりだが」
桜「特に無し」
紅「俺も特に無いぜ」
亜香里と瑠璃には目で確認を取り、良さそうなので昼までこのあたりで待機して、他のグループが動き始めたら俺らも動き出すことにした。
〜???・昼頃〜
紅「他のグループが動き始めたみたいだぞ」
正博「了解、なら俺らも動き始めるか」
李歩夢「あいよ、とりあえず砂浜で探すか」
瑠璃「そうね、砂浜が一番見つけやすそうだし」
刀也「では片付けて砂浜を周りましょうか」
桜「ん、わかった」
亜香里「日が暮れる前には天空城に着きたいですね」
正博「だな」
他のグループが動き始めたみたいだから俺達も動き始め、そこから1時間ほど歩いて、チヌークが離陸できそうな場所を見つけた。刀也と紅の所有物大活躍だな。3時間くらい探すかなって思ってたが。てか暑いな、太陽が照ってるし肌がヒリヒリする。少し前に簡単な日傘作ったがまだ辛いな、まぁ蒸し暑いじゃないだけマシか。
李歩夢「よしここなら展開できるな」
正博「んじゃ早く行くか、ここでやることもないし」
瑠璃「そうね」
刀也「あの、そういえばですがチヌークは誰が操縦するんですか?」
亜香里「確かに?」
正博「...李歩夢?」
李歩夢「操縦者いなくても俺が動かせた筈」
正博「なら大丈夫か」
桜「なにが大丈夫なの」
正博「さぁ?、ま、飛べて落ちなければいいから」
紅「そりゃそうだな」
李歩夢「とりあえず展開するぞ」
正博「あいよ」
李歩夢がチヌークを砂浜に展開し、無事動作確認も完了したところで俺達は乗り込み、離陸した。暫く上昇を続けていくと天空城が見え、更に接近し中央にあった城の外側の広場に着陸した。
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23,5,30
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