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第二十二話 準備

今回はそこまで日にち開いてない!

次章まであと数話かな?多分。


〜帝都・帝城・最奥の居間〜



「あと派閥はどうするんだ?中立派か?」



派閥?そんなものあるのね、いやあるか。なんも考えてなかったわねぇ



「派閥?貴族の?」


「そうだ、知らなそうだから言っておくぞ。今は皇族派、貴族派、中立派、民主派の4つに別れてる。力関係も今行ったとおりの順番だな、たまに皇族派と貴族派の力関係が逆転したりもするがな」



ざっと調べた感じ、


皇族派は今の体制の維持と皇族をトップとし中心とした国家を理想としており、


貴族派は貴族に今よりももっと強い権限を与えて貴族中心の国家を理想としていて、


中立派はどこにも属さないか何処とも関係が薄かったりする者たちの集まりで、


民主派は皇族を国の象徴とし、貴族制度の撤廃と民主主義の国家を理想としているらしい。しかし過去に帝国が民主主義だった時代にとてつもなく大きな問題が発生したため廃止された経緯があるそう。


んー皇族派か中立派かなぁ、でも皇家との関わりが大分増えそうだし皇族派のほうが何かと良さそうかな?



「なら皇族派でいいような気がしますね」


「そうか!なら皇族派の催しに招待しよう、手配しておくよ」


「ありがとうございます。楽しみです」



あとで知ったが催しは旅行と大会らしい。場所や主催は毎回同じだが大会内容は毎回ガチャで決めているようで、今年のは狩猟大会だったそうな。来年のは催しの最後に引くらしくもう決まっていた。芸術大会らしい。すっごく楽しみね!


〜帝都星系・帝都・フレーゼ服飾店本店〜


そのあとは適当な雑談をしてから帝城を出て帝都でお買い物だ。入学準備もしないとだしね。だから学院指定の服屋に入ったんだけど...



「お次はこちらはどうでしょうか?」



店員さんがデータや実物をリアやルリに見せては、



「それもいい!ルーちゃん着てみて!」


「こっちもありじゃない?」



それも見つつ二人も他の組み合わせを持ってきたり、



「これなどいかがでしょうか?」



店員さんがリアムに意見を聞こうとして、



「いいと思いますよ、まぁでもコーデに関してはあまり自身が無いので二人に完全に任せているのでそちらに聞いてください。私は調べものをしつつ終わるのを待っておりますので」


こんな感じに軽くあしらわれたりちょいちょい口を挟んだりしていた。


こんな店員さんやリアやルリによる着せ替え人形の状態がもう1時間は続いてる...リアムは店端でお茶とお茶菓子を振る舞われている。既に終わったらしい。


...ねぇほんとにいつ終わるの?それ何着目?



「ねぇ、もういいんじゃないの?」


「「「「そんな訳がありません!(無い!)(無いですよ!)」」」」


「えぇ...」



終わらさそうである。SF世界だから身体データ取ってそれで合わせるのかと思ったけどこのお店は上流階級御用達のオーダーメイドのお店らしくホログラム(偶に本物)だけど着せ替え人形になってます。データ作ったら着せて実物作ったらまた着せての連続が...疲れたよーそんなに沢山要らなくなーい?あ、要る?アッハイ。


それから開放されたのは4時間後だった。ツカレタ


最後の方はもうヤケだったよね、途中で個室に移動して私もデータ作成に混ざってたし天空城にあった色んな素材大放出で加工の手伝いもしたりして...まぁその分楽しめたし色んな服とか帽子やら靴、更にはアクセサリー類や下着もそれなりの数揃えられたからいいか。使い道があるかは知らないけどね。


そのあとはパパっとリアとルリの服やらも買った。めちゃめちゃすぐ終わった。私が着せ替え人形になっている間に決めていたらしい。


あと商談もして大放出した天空城の素材のいくつかを定期的に卸すことになった。具体的には様々な種類の魔物素材や研究成果の糸や布だったり宝石とかもあった。魔力を含む素材もあったので魔導具もいくつか卸すことになり前払い分だけでも結構なお金になった。更には優遇措置も貰えることになった。少し心配になってなぜか乱入していた店長に聞いたところ、



「これらの素材にはそれだけの価値があります!」



と、少し興奮したように力説していたのでそうなのかと思った。リアたちからのGoサインも出たので問題ないでしょう。素材の流通量は絞ろうかな?そもそも生産量も少ないけどね。でも高級品か超高級品か希少品枠のどこいくんだろう?...いや、高級品の希少品枠かな多分。


〜帝都星系・帝都・中央通り〜



「ちょっと服買いに来ただけだったのに...」


「すっごく楽しかったね!」


「いやー楽しかったわね!」


「女の買い物は長いな...ま、ゆっくりできたからいいか」



この後はカフェとか帝都にあるいろんな店を見て廻る予定だけど私はもう帰りたい...


まぁそんな願いは叶わず天空城に帰る頃には深夜になっていた。


ーーーーーー


お店のお会計は服飾店の前払い分から出てます。ルミナたち今はあんまり帝国のお金ないので。


服飾店の店長がなんで「それだけの価値がある」って言ったのかは、糸や布その他諸々が今までに無く、かつ異常な防御性能や耐久性が備わっていたりとトンデモ素材(魔物素材)がいっぱいだったからです。


こうしたちょっとした補足説明今後少しやっていくかも?

読んでいただきありがとうございます♪

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