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変貌  作者: もんじろう
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 中島に会うのは十年ぶりだった。


 彼とは高校で出会い、何かと馬が合って、すぐに友人になった。


 中島はなかなかの美男子で、そこそこにモテた。


 下校時に他のクラスの女生徒に待ち伏せされ、告白を受けたこともあった。


 その間、少し離れた場所で待っていなければならなかった、ムズがゆいような、羨ましいような、あの気持ちは今でも思い出せる。


 ただ、中島は私と同じく、性格に妙に繊細な部分があって、人付き合いが下手なため、その告白にYESともNOともつかない、おかしな返事を繰り返し、たまらず怒りだした告白相手とその友人たち(私は人を性別で差別する人間では決してないのだが、あのときばかりは女性同士の共感力というか、結束力の強さに少々、恐怖さえ覚えた)に詰め寄られるという、今、思い返してみれば可笑しな結末になったりしていた。


 彼は頭も良かった。


 私などとつるんで、日がな漫画や映画の話をせず、勉学に打ち込んでいれば、きっと有名な大学にも入れただろう。

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