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撮影中はお静かに!  作者: 南野琳音
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第2話 商店街でエクスタシー

第2話 商店街でエクスタシー

―ある放課後の講和室


「いやぁー思ったより再生回数伸びましたね今回のメントスコーラ」


「お前が邪魔しなければもっと伸びたかもな」


「いや!あれはしょうがないでしょう!キンキンに冷やしてたので水滴ですべったんですよ!」


「あれは弁解の余地はありませんよリッカ」


「そうよそうよ!あんなの汚物でしかないわ!」


お前は大爆笑してだろうと、冷たい目を向けるミクとユウカ。


「あぁーー!もう!みんなしてそんな冷たい目で見ないでくださいよ!いっちゃいそうですぅぅうんん」


カレンに向けられてた冷たい目よりもより一層冷たい目でリッカを見る。


「分かりました!今回はわたくし学年トップクラスの頭脳の持ち主このリッカが企画案を出しましょう!」


「変なのだったらここの窓から吊るすからな」


「任せてください!まずぅん、学園の外にでてこのカードをもって立ちます」


そこにはキスミープリーズ❤と気持ちの悪い文字で書かれたカードあった。


「私たちは花の女子高生!35億あと500万人の男どもが寄ってくるはず!いや寄ってくる!ぐふふ汗ばんだ太っちょの男、キモオタ童貞歴30歳の魔法使いがなどなどが、私たちの顔にぶっちゅぶっちゅするのです。ぐへへ考えただけで脳が脳が震えるぅぅうんん」


あれ?っとリッカは疑問を抱いた。普段ならミクが私を嬲りユウカがムチで打ち講和室の窓から吊るされるはずなのに逆にそれを待っていたのに、おかしいこれはおかしい。


「は!まさか!」


リッカは、ミクとユウカの顔をみる!するとミクが


「いいね!そのあん採用!た、だ、しリッカ1人でやってきね。私たちはかげでちゃんと撮っとくから」


くっそやられた!最初っからこれを狙っていたのかこのあまぁ!!ニヒっと笑うミクとユウカ。


「ぐ!ぅうう」


「あっれぇーー?どうしたのー?1人でやるのは当たり前だよねぇー?この前の企画台無しにしたのあ、な、たなんだからぁぁあ」


不敵な笑みを浮かべるユウカ。


「いや!私!男の人と話したことないし、いや話したことあるけどお家にいるお父さんくらいだし!だから、あ!そんな目でみ、みないで!あ、あー!!」




―学園近くの商店街ど真ん中にて



「き、き、きしゅみぷりーず。き、きしゅみ、あ、」


リッカは、講和室の時とは全く別人のごとく小さな声で震えながら真っ赤になりながらキスミープリーズ❤のカードを持ちながら立っていた。

街ゆく人たちはその震えっぷりにその異様な姿に避けながら通るようにしていた。


そんな感じでたっていて30分がたったころ。


ジジジジ、見かねてミクからの無線がはいる。


「あんたもっと腹から声だしなさいよ!みんな避けてるじゃない!」


「そ、そんなこと言ったってわ、わたしコミュ障なんだもぉぉん」


「いいから腹から声出して叫べやァァァああ!!」


キーーーン!あまりの大声に鼓膜が破けそうだった。その声は商店街中に響いていた。路地裏をそっと見ると、ユウカが今にも飛び出してきてムチを打つかまえでこちらを睨んでいた。それを必死に抑えるミクとカレン


「お、おそろしやぁぁあ!」


ちょっとちびったリッカ。


あ、でもなんかユウカが見てる鋭い目で見てるって思うとなんか濡れてきたかも。いける!いまの濡れ濡れの私ならいける!


「キ、キスミィィィイぷりぃぃいいいーーーずぅぅ!!!」


それはもう壮大に大きな声で叫んだのでした。商店街の全ての店に届く声で。その瞬間、ガシャン!っとシャッターが閉まる音がした。次々にシャッターが閉まっていき、いつの間にか商店街全てのお店が閉まっていた。


「「え?」」


みんなも何が起こったか分からず、とりあえずリッカの元に近づきポンとリッカの肩を触り、各々帰っていた。


―その頃、リッカは



「ふ、ふ、ふふふひ!こ、この商店街からものけ者にされ、メンバーからの同情の肩ポン!こ、これはぁぁ!この感じは!え、え、え、えくすたぁしぃぃいいいい!!!!!」



ぷっしゃぁぁあ!!



全身の緊張から放たれたのか、リッカは穴という穴から汗を汁を吹き出しその場に昇天したのであった。




――翌日――


リッカを除く三人で登校していた時、目の前から濡れ濡れの女がこちらに近ずいてきた。


「げ!あれ!リッカだ!」


ミクがそう言った瞬間


濡れ濡れのリッカが、


「きっすみーーぷりーーーず!!」


いきなり飛び込んできた!刹那、バチンとユウカのムチがそれを防ぐ!


「汚らわしい、なんと汚らわしいあなたのその物が汚物だは!この汚らわしい雌豚がぁぁあ!!」


「あ!はぅん!そんな!あ!わ、私は!ただキスをキスをして欲しかっただけなのぉお!!」


「ふん!てめぇはアスファルトとでもキスしとけなこの雌豚!あなたにはそれがお似合いよ!」


「は、はうん!やっと!やっとキスできましたぁぁあ!あひがとうございますぅユウカさまぁあ!」


今日も元気に高女会は登校しました。


今回の動画により、チャンネル登録者数マイナス1500!



今回はちょっと過激な表現多かったかもしれません。

内容もめちゃくちゃですが、評価のほどよろしくお願いします。

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