006.節分(2017.02.04)
2月3日は節分ですね。
節分と申せば豆まき。豆まきと言えば例の掛け声が定番ですが――そこはそれ、“普通”ではない私にはちょっと思うところもあるのでした。
というわけで、今回は節分の掛け声に絡むお話。よろしくお付き合いのほどを。
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節分といえば豆まき。豆まきと言えば「鬼は外! 福は内!」の掛け声ですが。
私はあえて「福は内!」だけにしております。
なぜかと言って、「悪ささえしなければ鬼が逃げ込んできても構わない」という考えが元にあるからです。
『泣いた赤鬼』の昔話があるように、鬼だって平和に仲良く暮らしたい一面があっても何ら不思議はない――というのが私の思いますところ。
――という節分を越えての立春ですが。
まだまだ寒いですね。一時の大寒気襲来に比べればまだマシとはいうものの、温かいコーヒーやらお茶やらが美味しい季節ではあります。お供にチョコレートとかもいいですね――ただし太りすぎには要注意。
私は口寂しくなったら、ブラック・コーヒーやストレートの紅茶を楽しむようにしています。これだけでかなりごまかしが効くんですよ。甘いものは極力デザートに取っておきます。あとコーヒーの淹れ方や紅茶の茶葉に凝るというのも楽しみですね。
あとPCのチューニングとか。寒いとCPUを始めとするパーツ類がよく冷えるので、多少の無茶も利く場合があります。――もっとも、最近は執筆優先であまり手をかけてはいませんが。
要は楽しんだもの勝ち――そういう考え方ですね。
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【コメント】
節分。年を取るごとに、季節イベントへの意識が薄れています(W
>悪ささえしなければ鬼が逃げ込んできても構わない
どんだけポジティブで寛容なんですか!?
温かいコーヒー。執筆の御供に欠かせません。
そしてチョコレート。私は誘惑に負けてしまうクチです(W
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鬼が逃げ込んでも構わない件。
『鬼=異人』説もあるくらいですし、やはり生き物は見てくれだけじゃないってことで一つ。これでネタの一つにでもなればしめたもの。まあ悪さしたら容赦なく豆ぶつけますけども(笑)。
温かいコーヒーは癒やされますね。
甘い誘惑が理性をたぶらかしに来ますけれども、そうそういつもは付き合ってやらないことにしております。「腹が減ったら飯まで無視!(我慢とは言わない)」――これで意外と何とかなるもんです。慣れは偉大です。没頭できるものがあればなお良しですね。
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【コメント】
昔の筒井康隆先生の短編で、鬼が会社に現れ理不尽に社員を殺しまくっていく不条理な作品がありましたが……本当に怖いのは、鬼より国家権力な気がします(笑)。それはともかく、コピーロボットは突き詰めて考えると深そうですね。
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本当に怖いのは鬼よりある種のヒトかも知れないというお説に、深く頷かされるものがあります。凝り固まった価値観(正義感)に囚われたヒトは恐ろしいですよね。何より悪いことをしている自覚がない。たちが悪いったらこの上ありません。
そんなわけで、国家権力が思い上がるとろくなことがない、というのはとても共感できます。
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【コメント】
悪ささえしなければ鬼が逃げてきても構わない……何だか優しい考えですね。そういう言われはとても好きです(^^)。
立春ですが寒いですね。すっかり足がしもやけです(涙)
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『鬼の目にも涙』という言葉もあることですし、邪険にされるばかりじゃ鬼も哀れ――そういう想いを込めての一言「福は内!(これだけしか言わない)」でもあるのでした。お気に召していただけて光栄です(^^)。鬼が善行しちゃいけないってもんでもないですしね。
立春ですが寒い日が続きますね。やはり布団に靴下を履いて入ってしまう反則技(?)が有効でしょうか。その点ミニノートPCは堕落できてヤバいです(笑)。布団の中で執筆やら調べ物やらできてしまうという。眼にはよくありませんが(汗)。
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とまあ、“良く言えば個性派、悪く言えば変わり者”を自称する私としましては、節分にも思うところがあったりするのでありました。
よろしければまたお付き合いくださいませ。
それでは引き続き、よろしくお願いいたします。
著者:中村尚裕
掲載サイト『小説家になろう』:http://ncode.syosetu.com/n0971dm/
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