予想外
どうも有楽夢華です
これから異世界系を担当させていただきますのでよろしくお願いします
ライトノベルが好きです。まぁこんなタイトルにしたのもそれが理由なわけで。
アルティメットがそれ勇に続く長編って言ったけどあれは中編でこれが本当の長編だと思います
あとは異世界転移して魔法少女達がいる世界で生き残る小説も書こうと思ってます
それで精神が病みそうになったらエルフの奴隷と仲良く暮らす異世界もの書きます
「異世界転生…かぁ……」
俺は本屋でラノベを立ち読みしながら独り言を呟いていた
異世界転生
小説では主人公が転生した先でハーレムを作ったり強い能力を持って異世界にいる巨悪を倒して勇者になるのが大多数だ
もちろん魔族側についてる場合もあるが、大体自軍が無双してハーレムを作ることに変わりはない
ぶっちゃけて言うと俺はそんな異世界にいるであろう勇者たちに『憧れて』いる
俺も異世界に行きたいと思っている
「そんなん言ってもな……」
もちろん現実に異世界が無いなんてことは知っていた
それは気を休めるための
自分に希望を持たせるための手段の一つでしか無いと言うことも
「俺も一回でいいから行ってみたいなー……」
店主が今すぐ立ち去れと言わんばかりの眼光で睨みつける
本に夢中になっている間に2時間も過ぎてしまっていたらしい
いつもは30分から1時間以内を心がけていたはずなのに
今日はいつもと違うな。
なんて妄想を広げながらいつものように電車に乗って自分の家を目指す
「……」
2時間もあの本屋にいた理由も案外疲れていたからかもしれない
俺はすぐに寝てしまった
見たのは狐を拾う夢
俺の家の前に捨てられている段ボールに入った狐を
その狐はお礼に。と俺の前に異世界と繋がる『穴』を開いて…
「入るか? ここに入ったらもう戻ることは出来ない 厚かましい願いだとは思うが……」
何の話をしていたかは忘れてしまったがどうせ夢の中
「あぁ…お前と一緒に異世界に行ってやろうじゃねぇか」
狐が喋っていることには一切違和感を覚えず間髪入れずにそう言うと突然目が覚めた
「……やっぱり夢かよ…⁉︎」
その時だった
電車の中に狐がいた
「お前……まさか」
「すまないな」
「何…ッ!」
それだけ言うと狐は妖しい炎で俺を包み込み
俺を焼き殺した
次回からやっと異世界に行きます
週一等ではなく出来たらすぐ投稿という形にしたいのでよろしくお願いします