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氷結の騎士は民を背に  作者: 蒼月
EX-補足、解説パート※これはネタバレ等を含みます。第四章以降までを見てから読むか、ネタバレokな方に推奨します
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No.08(仮) 魔法、魔術についての解説

どうも、作者の蒼月です。

今回は、一部ネタバレ?になる可能性のあるお話です。また、茶番要素が何故か復活してしまいましたので、キャラ崩壊がチラホラあるかと。

それらが無理という方は、ブラウザバックをオススメいたしますm(__)m











さて、ではどうぞお楽しみください。

「セヴランと」「リーナの」「解説コーナー」


セ「さて、今回の解説内容は面白いものになってるな~」


リ「……いや、何言ってるのよ。魔法の解説とか、正直すっごい面倒なんですけど?」


セ「まあ、俺も魔法を熟知してるかって言われたら、正直不安は残るな……」


リ「あら、なら今回のこのコーナーはお休み――――」


セ「と、問題にならないように、既に講師を招いている!」


リ「………………」


セ「ん、どうした?俺の完司会としての璧な手腕に、驚いて声も出なくなったか~?」


 無駄にテンションアップ!


リ「……少しうざい…………」


セ「あぁ、えぇ……下手なキャラはやるべきじゃないな。うん。なら、講師だが――」



「リーナちゃ~ん!」



リ「……むぎゅ……分かってたわよ、魔法って言ったら貴方ぐらいなこと……(胸でリーナの顔を包むエメリィを無理やり引き剥がしながら)」


エ「魔法に関して言えば、王国で私の右に出る者はいないものね~」


リ「はぁ……でも、貴方頭おかしいし、普通にやって欲しいわ」


エ「もう、リーナちゃんったら酷いな~私のどこがおかしいっていうの?」


セ「……(頭だろう)……」


エ「セヴラン、今何か思ったでしょ?」


セ「ッ……いや、俺は何も……」


リ「もう、そうやって遊ぶのはまた今度ね。それで、今回は何を説明してくれるの?」



エ「と、そうだった。今回私が呼ばれたのは、魔法と魔術ってことなんだけど…………この違い、二人は分かる?」


エ「……何か違うの?」


セ「そうだな…………世間的なイメージで言うなら、魔法は奇跡、魔術は科学で再現できるもの……ってやつなのか?(メタい話的に)」


エ「某有名魔術師達の戦うアニメ(原作はゲームだけれども)とかでは、確かにそうね」


セ「ただ、それって他の設定であって……うちでは」


エ「そうね。この作品では少し違う定義ね(作品が違うのだから、当たり前とも言えるんだけども)……。魔法というのは、この世界にある魔力を用いて、奇跡を起こすもの。と言うのは、問題ない?」


 二人は頷き


エ「ある意味では、その魔法は万能とも言えるわ。なんせ、一言、精霊に向かって自分の起こして欲しい奇跡のイメージをすれば、それが再現されるんですもの(まあ、奇跡っていっても、効力はピンからキリまであるが……)」


リ「……でもそんなことしたら、体がもたないでしょ」


エ「えぇ、そうね。人間の体っているのは脆弱ですもの。奇跡を起こすにも、そんな大量の魔力を人は持ってない……だから、魔法を使うさいには、その莫大な魔力を何処にでもいる精霊達に語り掛けて、それを自分のものとして扱う…………でもこれでも、人の身には過剰過ぎる魔力が一時的にでも流れることになるわ(自身が持っていない魔力を、精霊から借りて自分の中に入れる為)。そうすれば、相当な魔法を使えるけど、同時に……」


セ「魔力に耐えられなかった人の体は、膨大な力に死を迎える」


エ「……魔法は、確かに凄い。けど、どんな魔法を扱うのか、その規模でどれだけの魔力がいるのか。それが分からず、研究をしていたら魔力の暴発で死ぬ者が増える……」


セ「そこで、魔術か」


エ「そう言うこと。魔術は、一種の学問だと考えれるわ。魔法に対して、既に研究がある程度進み、学術的な体系ができたもの」


リ「よく分かんないんだけれど…………つまり、要約するとどういうこと?」


エ「つまり、魔法を自在に操るとしたら、それはある種の才能が必要となる。けれど、誰かが作った魔法なら、それをイメージして真似すればいいから、勉強をすれば誰でも使える。それが、魔法と魔術の違いってかんじかしら」


セ「だから、この作品でも、要所要所でかなり魔法を使う者の表現がブレていると思う。まあ、これは単にこの世界ではまだ、魔法という力が一般化してなく、更に一部では使われている結果だな」


エ「ちなみに、貴方達が使っている身体強化や、氷や雷の魔法、正直あれらは魔術とは呼べない、魔法の域ね。あくまで、魔術は学べば誰でも使えるのが前提。ぶっちゃけ、この作品では、作者の作るこのシリーズ(でもまだ1作目)で、この作品が最も魔法や魔術が適当な時代なのよ」




セ「さて、今回は魔法と魔術について書いたが、皆さんには伝わったか……正直かなり不安だ……」


リ「本編では、要所要所で解説もあるでしょ?なら、心配しなくても大丈夫でしょ」


エ「今回のこれは、この作品で魔術と魔法という言葉が同一視されてる表現があるから、それの解説の為だものね。とりあえずは、魔術は魔法の中でも簡易の魔法を学術的にしたもの、と思ってれば大丈夫よ~」


セ「それじゃあ、今回の解説はこの辺にしておくか」


リ「えぇ、早く休みたいわ~」


エ「なら、私と遊びましょ~リーナちゃ~ん」


セ「……(こいつら本当に自由だなぁ……)」


セ&リ&エ「では、また次回お会いしましょう~」

どうも、作者の蒼月です。

今回は、前々から自身で気にしていたところの補足ですね。これ、なんか同じに考えている人がたまにいますが、日本語は難しいですからね。私は違いがあると思う人間なので、こういう区別になっています。


ただ、一つ作中のことを言うなら、まだあの時代はそんな考え方はないので、単に魔術師とは、術式で魔法を制御するからそう呼ばれてるに過ぎません。どうでもいいことなんで、あまり書きませんが。

そんな感じで、また今後も説明は入れたいと思います。


では、次も読んで頂けると幸いです。

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