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氷結の騎士は民を背に  作者: 蒼月
序章~日常の終わりと少年の終わり~
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第三話 ~歴史~

 はるか昔、まだ竜と呼ばれるいにしえの生物が存在した時代。人々は対抗する術を持たず、ただ蹂躙され、人類は滅亡の危機を迎えた。

 そんな時代の中、剣を掲げ、魔法を編みだし、数々の英雄が生まれた。人々は数多くの犠牲を出しながらも竜に打ち勝ち、人類は繁栄を遂げた。そして数百年にわたって平穏は続いたが、それも永遠には続かず、終わりが近づいていた……。

 今から約五十年前、大陸の東に消えることのない灰色の霧が表れた。霧は徐々に範囲を拡大し、次々に国が飲まれれていった。霧の先に何があるのかを調べるため各国は調査隊を送ったが、誰一人として戻ることはなかった。大陸の東に住む人間は西へ西へと移住を繰り返した。しかし、土地は無限でなく、人類が逃げる場所は徐々に減っていった。西や南の海の先には大陸や島もなく、各国は増え続ける人口の食料を賄うのにも限界が近づいていた。

 そして三十年前、広い国土を保有し、大陸中の主な食料を生産していたオータム王国が突如謎の滅亡をした。オータムの土地は荒れ、食料の大量生産は事実上不可能となった。各国は徐々に食料難の兆候が現れ、食料と土地を求めた全面戦争が始まったのであった。中でも大きな土地と力を持っていたパラメキア帝国と軍事国家レギブスは周辺諸国を次々に侵略、併合を繰り返していた。両国は互いに力を温存し牽制しあうことで正面衝突を免れていたが、ほぼすべての国がパラメキア側とレギブス側に分かれたことにより、大国同士の戦争は膠着状態から動き始め、その進行は遂に、パラメキア、レギブス両国に挟まれ隣接しているフィオリス王国にも迫っていた。

どうも、作者の蒼月です。

今回の話は、当初はキャラ同士の会話などで出すつもりでしたが私の技量不足によりこのような形で出しております。分かりやすくはなったかなと

今後詳しい歴史はキャラの掛け合いで出すので、そこら辺も頑張りたいですね

次からは本編なのですが、次からはもう少し短めの長さで投稿しようかと

次も読んでいただけると嬉しいです。

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