ブルーリヴァー奪還戦2 ― 水守の誓い、決意の光
〈ブルーリヴァー峡谷・最深域〉
谷の底から、黒い魔力が噴き上がる。
虚界の亀裂が裂け、そこから巨大な影がゆっくりと立ち上がった。
――影の執行者。
四腕に黒刃、背から無数の鎖が伸び、空を貫いている。
> 『光を護る者よ……その愚かなる執念、我が闇にて終わらせよう。』
周囲の岩壁が崩れ、帝国兵が吹き飛ばされる。
ルミナ・プロト装備の光が激しく揺らぎ、警告音が響いた。
ミュリオ:「ヤ、ヤバいっす!! 出力が暴走寸前っす!!!」
ヴェイル:「ちっ……バケモンの瘴気が濃すぎる!!」
ティル=アクエラ:「水が……黒く濁っていく……!」
レオニード:「全軍後退! レイヴン殿たちに任せる!!」
リスティア:「レイブン様、行きます!」
レイヴン:「ああ――奴を止める。」
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ルミナ・シールドが蒼く輝く。
レイヴンが地を蹴り、ヴァルドラへ突撃。
二つの黒刃が交差する――轟音。
レイヴン:「この剣は……人の希望の象徴だ!」
ヴァルドラ:「希望? それは虚ろな灯。闇に抗えば、消えるのみだ。」
リスティアが横から突撃、蒼槍がヴァルドラの胸を貫く。
「今です、レイブン様!」
レイヴンが剣を振り抜くが、
ヴァルドラの身体が黒い霧に変じ、再生していく。
ミュリオ:「うそだろっ!? 核が複数ある!! 一つ潰しても再生するっす!!」
ヴェイル:「だったら全部ぶっ壊すしかねぇ!!!」
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ミュリオがルミナ・プロト装備の増幅陣を叩く。
「出力200%、リミッター解除ぁぁぁっ!!!」
青白い光が陣地を覆い、兵たちの光輪が拡張。
ヴェイル:「おおおっ!!」
リスティア:「今しかありません!!」
ティル=アクエラが祈りを捧げる。
「水の聖樹よ、加護を……!」
地の底から水流が噴き上がり、光が反射して谷を照らす。
ヴァルドラの鎖が一斉に動き出す。
> 『抗うか……ならば、全て呑み込もう。』
黒炎が天へと噴き上がる。
レイヴン:「リスティア、俺に合わせろ!」
リスティア:「はいっ!」
二人の武器が共鳴し、白銀の閃光が奔る。
「――“双閃陣・ライトブレイカー”!!!」
閃光がヴァルドラの胸を穿ち、ついに中心核を露出させた。
ヴァルドラ:「ぬうぅ……愚かなる光よ……だが、まだ終わらぬ!」




