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転生したら織田信忠だった話(わ)  作者: ましお
プロローグ
3/16

3話 乳母


それから、数日で、俺は、だんだんと、状況が掴めてきた。


①ここは、日本の戦国時代であること。


②俺は、織田信長の息子、「織田信忠」(奇妙丸)になってしまったこと。


③まだ、生まれて間もない赤ん坊の状態であること。


いきなり、言葉を話しはじめては、流石にまずいと思ったので、


しばらくは、適当に赤ん坊の真似をしておくことにした。


そうこうして、ひと月が立つうちには、館の状況が段々と分かったきた。


・ 俺を産んだ母は身体が弱く、私を産んでから、ずっと寝たきりであること。

・ 俺を育ててくれているのは、乳母の滝川殿であること。

・ ここは清州城の中の館であること

・ 父(信長)は今川との戦の準備で忙しく、この一月、顔を全く見せないこと。


滝川殿は、スラリとした美しい人で、実の母の友達らしい。


教養もあり、高校の先生だったら、さぞかし学生たちにモテただろうな、と思う。


初めは、滝川殿の胸に吸い付いて、母乳を飲むすることに抵抗があったが、


慣れというものは恐ろしいもので、最近は何とも思わなくなってきた。


このまま、館で平和にダラダラと過ごしていたいが、どうやら、そう簡単にもいかないみたいだ。


館は、今川と織田の小競り合いの話で持ちきりで、父の信長も小競り合いに出かけたり、


軍議と呼ばれる会議をしていたりと、相当忙しそうだ。


ただ、生まれて1ヶ月の赤ん坊に出来ることは何もないので、結局、ダラダラと日々を過ごすことになってしまった。
















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