動物警察
ここは、動物たちが互いに共存している世界、「動物世界」。そんな世界にも、警察はある。ライオン警察だ。
今は一人で新聞をつくっているカピバラのカッピーは、ライオン警察に取材しに行くことになった。
ドーン!!!!!
目の前にそびえ立つ恐ろしい雰囲気の建物が、まさにライオン警察署だ。
「うわぁ…」
カッピーは、ライオン警察署を見上げながら、うめき声をあげた。こんなに恐ろしそうな建物とは思っていなかったのだ。
おそるおそるカッピーは、建物の中に入った。
カッピーが中に入ると、まず右手に相談窓口があった。カッピーは、その場所であることを相談することにした。
「……ということで、どうすればいいでしょう?」
カッピーが尋ねると、相談窓口の担当者は、「それは分かりません」と答えた。
その後も、カッピーは警察署の中をうろちょろした。満足すると、カッピーは帰っていった。
家に帰ったカッピーは、新聞を書いた。
新聞を書き上げると、カッピーは、次は病院を取材しようかなと考えた。そして、翌日『ウサギ病院』に行くことにした。
カッピー新聞 第二号
驚き‼︎ 警察署に隠された秘密とは⁉︎
本日、カッピー新聞社に勤めていた、カッピー(27)がライオン警察署を訪れました。カッピーは、そこで良い新聞の書き方を聞きましたが、教えてくれませんでした。どうやら警察は、そのことを隠蔽しているようです。