組織
世界三大組織
魔法学会
世界三大組織の一つにして、世界最高の魔法研究機関。世俗のしがらみに興味は無く、魔法の深淵を覗くことに心血を注ぐ者たちが中核を成している。そのため、権力闘争に関わらず、様々な利点のある魔法研究に成果を挙げるこの組織は、有用として世界中に支部を置いている。
自由協会
世界三大組織の一つにして、世界最強の武装組織。傭兵、狩人、探索者などを統合した冒険者の管理・支援を目的とした互助団体。主な活動は、魔物の討伐や秘境における資源採取、迷宮の探索などであり、国家の安定に欠かすことのできない存在。また、その実態としては、支部を置く地域に密着した存在であるため、世界を揺るがすほどの強権は無い。
商工組合
世界三大組織の一つにして、世界最大の経済組織。商人と職人の管理・支援を目的とした金融機関。その財力によって、魔法学会や自由協会と協力関係にある。他の三大組織と異なり、明確に国家権力に対抗するために組織化されているが、国家の安定は経済の発展に繋がるため、余程のことが無い限り強権を行使することは無い。
各国から共通通貨の発行・管理を委任されており、下から十枚ごとに、鉄貨、銅貨、大銅貨、銀貨、大銀貨、小金貨、金貨、大金貨、白金貨の九種類となっている。日常生活に使用するのは、最大でも小金貨までとされている。単位は、マギ。由来は不明。
世界三大宗教
聖天教会
人族が主に信仰する唯一神教。神は唯一であるために名は無く、人々を見守り、救い上げる存在とされている。聖天とは、神の御座す神域であり、死後の魂が辿り着く楽園、そのため、そこに至る道を正道、そこに至ることを昇天と呼称する。精霊を天使や悪魔と呼称するのは、主にはこの宗教であり、また、魔物は神の与える試練、屍霊種については、不浄では無く、憐れなる同胞として正道へと導くとしている。正道へ導くため、神聖魔術の原典となった魔術体系を創始し、また、その知識を独占している。ただ、導く手段として、死霊魔術を認めている穏健派が主流で、死霊魔術そのものを禁忌とする過激派は異端とされている。また、正道に対して邪道に堕ちた者の扱いも異なり、穏健派は贖罪を果たせば聖天に至るとされ、過激派は永遠に地獄の責苦を受けるとされている。葬法は、屍霊種にしないためにも、火葬である。
精霊信仰
亜人族が主に信仰する多神教。母なる星霊ガイアを主神とし、自然と調和する思想を持つ。この思想を引き継ぎ、高度に組織化された団体は、星母教を名乗っている。死後の魂は、精霊になるとされており、祖霊信仰でもある。精霊王や龍種を神霊としたのもこの宗教である。古い信仰であり、各地に神殿建築が見られる。葬法は、自然に帰るとして、土葬であることが多いが、竜鱗族は火山に投げ込む変則的な火葬、魚鱗族は外洋に流す水葬、人馬族はわざと辺りに血の匂いを振り撒くことで鳥獣に食わせ残りは風化に任せる風葬など、種族によって若干、異なる。なお、亜人族は、正の魔力に影響された精霊を源流とするためか、屍霊種になり難い。
魔神教団
魔術師が主に信仰する最新の宗教。魔術王を開祖とし、魔法を主軸とした教義を持つ。崇める神は、魔導神と呼ばれ、世界を想像し、創造した原初の意思であるとされる。また、死後の魂は、初期化され、また、新たな生命に生まれる転生思想を持ち、これは魔導神の想像力の限界として世界が有限であり、故に完全なる循環機構の元に成立しているという世界観から発生した。この宗教の本質は、創世さえも魔法であり、魔術師に不可能は無いという思想による魔法のさらなる発展を願った魔術王の遺産である。決まった葬法は無く、死霊魔術のためか、遺体は唯の物という価値観が一般的で、その扱いは信者ごとに異なる。




