武仙魔術
武仙魔術
【獣装化】
肉体を獣のような強靭なそれに変身させる。発動媒体として、猛獣の毛皮を使い、その猛獣が強いほど効果も強くなる。なお、獣人族は、これを本能的に行使する。
【再生】
肉体の自然治癒力を強化することで、肉体の傷痍を回復する。高位の魔術師ならば、部位欠損も回復する。
【迷彩】または【隠形】
肉体の色素に干渉して、周囲の景色に溶け込む。基本的に【獣装化】の応用で、体色を変化させる生物の素材で作った装備を着て行使し、装備ごと変色させる。
【縮地】
脚部を強化することで、人間の動体視力では捉えられない速度で瞬間的に駆ける。
【震脚】
強化した脚部で大地を強く踏むことで、周囲を揺らして牽制する。
【発勁】
接触した対象の内臓を破裂させる。高位の魔術師ならば、鎧越しでも効果がある。
【壊心】
心臓に対する発勁。魔力炉心と重なる心臓は、特に魔力圧が高く、相当な実力差がなければまず成功しない。
【無氣】
凪の如く魔力を止めることで【発勁】をはじめとした干渉を無効とする。
【酔拳】
接触した対象を酩酊させる。
【毒拳】
接触した対象に呪毒を与える。呪毒とは、実体のない魔術的な毒のこと。
【金剛力】
肉体を強化する。筋力が増し、骨の強度が向上する。
【韋駄天】
脚部を強化することで、より疾く駆ける。【縮地】と異なり、継続的に効果を発揮する。
【千里眼】
視力を強化して、遠方の状況を把握する。
【順風耳】
聴力を強化して、遠方の状況を把握する。
【壁走】
緻密な肉体制御により倒れ込む前に駆けることで、壁面を走る。脳が伝達する電気信号を無視し、魔術で無理な行動をさせているため、脆弱な肉体での行使は死を招く。
【残影】または【陽炎】
緻密な肉体制御による緩急によって距離感を誤認させる。【壁走】ほどの負荷はないが、やはり脆弱な肉体での行使は死を招く。
【虚拍】
緻密な肉体制御により予備動作を極限まで無くす魔術。これ単体ではあまり意味が無く、さらに相手の意識の空白をつく技術があって初めて成立する。やはり脆弱な肉体での行使は死を招く。
【舞闘】
肉体制御系の奥義。全動作を魔術で行うことで、脳から電気信号の伝達により発生する思考との誤差を零にし、また、無理な急制動を可能とする。なお、これ単体では人間離れした動作が可能なだけであり、感覚系から取得した情報を的確に処理し行動を決定することを無意識に可能にするだけの鍛錬が必要である。
【掌握】
感覚強化系の奥義。五感全てを強化することで、周囲一帯の情報を文字通りに掌握する。なお、行使ができるだけでは全く役に立たない欠陥魔術であり、膨大な情報を自身の演算能力に落とし込むための慣れが必要である。
【秘孔】
肉体干渉系の奥義。効果は人それぞれであり、人体の一点を突くことで行使する。その一点にどのような効果があるのかをイメージしそれを自身の無意識に定着させる契約呪術型の魔術。肉体の超強化または超再生、逆に崩壊が一般的な効果だが、変わり種としては笑わせるとか泣かせるとかバカになるとか魔術師の個性が出るところである。




