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サンタ強盗  作者: 青色の白米
第1章 強盗たちは偶然に引き寄せられる
2/4

鮫島零子#1

「すみません」

「いえ、こちらこそ」

バスでぶつかってしまった薄暗い就活生のような風貌の男に謝る


子供の頃は早く働いて、自分でお金を稼ぎたいと思っていたが、今になってみると、職場に行くのがとても気だるい

しかし、今のご時世で唯一見つけた職場だったので、やめることもできない

先程ぶつかってしまった就活生に対して、罪悪感を感じる


私は、都内の某有名カフェで働いている

「いらっしゃいませ~」

よく、店長にはもっと愛想を作れと言われるが、親から愛情を貰えなかった人間は、どうやって愛想を作ればいいのだろうか

そんなときだった

「鮫島さん、ちょっと来て」

私は、店長に呼び出され、いつもの説教かと思ったが違った

「あなた、ブラックリスト掲載者のところ偽ってるよね」

ブラックリストの掲載者かどうかは、自己申告なのだが、もしも、申告を偽っていた場合、履歴書の偽造で逮捕されるとかうんたらかんたらとか聞いたことがある

「うちの店にブラックリスト入りの人は正直、要らないんだよね」

「でも、ちゃんと誠意をもって働いてるじゃないですか」

私は必死の抵抗を見せるが、

「でもさ、ブラックリスト入りを偽ってる時点でそんな話は関係ないんだよね

だから、明日から来なくていいよ」

「そ、そんな」

こうして、私は浮かない顔でカウンターに戻ったのだった

私は、この時ほどサンタクロースを恨んだことはないだろう

「すみません。サラダとチーズのサンドウィッチもらえますか?」

いま、職場から出てきましたという感じの工場長と書かれた名札を工場服につけた男は、注文する

第二話です

分かりにくくてすみません

今後ともよろしくお願いします

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