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サンタ強盗  作者: 青色の白米
第1章 強盗たちは偶然に引き寄せられる
1/4

多田良介#1

サンタクロースはなぜ良い子にしかプレゼントをくれないのだろうか

では、その良い子とはどんなこの子とか

一説によると、良い子とは、お金持ちの家系の子供の事らしい

では、その金持ちの坊っちゃんが人殺しをしていても良い子のだろうか?

「次は東久留米駅~」

感情のこもらない機械の合成音が、就活中の自分に重くのしかかる

「多田 良介 24歳」は今日も就活生である


私はサンタクロースからプレゼントを貰えなかった

貧困家庭ではなかったし、裕福な家族だった

しかし、一度もプレゼントを貰ったことがない

なぜなのか、未だに分からない

こうして、成人し、大学に入学した頃だった

その家で見ていたニュースに写ったものは「サンタクロース」だったのだ

彼は、こう言った

「私は56代目サンタクロースです。

私は、先代とは違い、存在を明らかにし、すべてをお伝えします」

まるで、人に演説しているかのような滑らかで聞き取りやすい口調だった

「私は、あくまでも、サンタクロースとしての存在と運営しかしていません

サンタ協会には世界中の支部が存在します」

この発言に驚きを隠せなかった子供はいないだろう

同じく、私も驚きを隠せなかった

そして、更なる追い討ちが待っていたのだ

「近日、わたしとていけいをするいろんな企業に極秘情報であるブラックリストを公表します」

「この中に名前の載っている人間は、みな、悪です」


こうして、私は今も就活生なのである

私はサンタクロースを呪いたい

「すみません」

後ろにいた暗い女性にぶつかってしまった

今日から始めました

初投稿です

今後ともよろしくお願いします

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