0-1.導入1 物語全体の説明です。必要に応じてどうぞ。読まなくても問題ありません
1章から読むと、スローライフからはじまります。
”富士の樹海より、もっと良い森”です。
未来の世界から、娘を名乗る死神さんに呼びに来て欲しい人は、こちらから読んでも良いと思います。
↓
21章.横浜編1 50の年の同窓会
1章から読んで、展開が遅すぎると感じる人は9章から読んで、後から1~8章を回想として読んでも話は繋がります。
21章から読んでも、1章に戻るポイントがありますので、どちらから読んでも問題ありません。
(39章に1-1に戻るルートがあります)
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
☆☆☆☆ 注意 ☆☆☆☆
0章はオプションです。
前情報無しで読み進めたい方は1章、或いは21章から読み始めてください。
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
★★★★ この部分だけで2万文字あります ★★★★
導入1(今表示されている部分)は、先に軽くポイント確認してから読みたい人向けに書いてます。
事前情報無しで、読み始めたい方は、1章から読み始めてください。
この”導入1”は、より楽しく読んで貰うためと言うよりは、
どちらかというと、”読んだけどつまらなかった”と思う方を減らすために、
”本作と相性が合わない方が読まずに済みやすい工夫”として書いています。
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
再度警告
☆☆☆☆ 注意 ☆☆☆☆
0章はオプションです。
前情報無しで読み進めたい方は1章、或いは21章から読み始めてください。
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
まず、題名についてです。
”加齢臭と転移する竜”
これが題名です。
その後ろは、内容がわかるように説明を付けています。
※2022年に外してしまいました。↓元はコレが付いてました。
~ おっさんが異世界に終活にやってきました! ”富士の樹海より、もっと良い森がありますよ” ~
後ろに付いているのはタイトルの一部ではなく説明書きのつもりなのですが、
あらゆる場面でタイトルの一部として扱われて、けっこうめんどくさいのです。
----------------
”加齢臭と転移する竜”
これでも長い場合は、”加転竜”と略してもらえると助かります。
”加転竜”だと確実に見分けがつくからです!!
----------------
”加齢臭と転移する竜”
この題名だけ見ても内容がわかりませんが、思い付きでテキトーに付けた名前ではありません。
説明の方は、本編読み進めても、実は”終活の話”であることがわかるのがだいぶ後なので、先に書いてしまっています。
ただし、読者さんの感想としては「ほのぼの」になるようです。
ほのぼのした話を書こうと思ったわけではありません。
私が書くと、終活の話が”ほのぼのした話”になってしまうだけです\(^o^)/
■投稿サイト分類としてのジャンル(大分類)
ハイファンタジーに設定しています。
これは単に、サイトの分類に従っただけです。
”小説家になろうの分類の指針に沿った”です。
異世界転移モノですが、理由があって何度か転移します。
テンプレ的な内容ではなく、まあ、だいたいめんどくさい話です。
転移する理由もそのうち出てきますが、読めば読むほどめんどくさい感じです。
■書式
基本的な書式ですが、全編通して横書きを前提としています。
縦書き表示でどうなるかは確認していません。
段落字下げは行わず、カッコ内の改行では字下げをしています。
段落字下げが無いのは、このページ見ればわかると思いますが、
カッコ内字下げはこんな感じです。
↓
「あいうえお、かきくけこ、
さしすせそ、たちつてと、
なにぬねの」
「」も含めると、どちらかというと、段落字上げに近い書式になってると思います。
横表示文字数は半角63文字を想定しています。
文字数は、入力に使う機器ごとに変わってしまうので、私のPCでの表示を基準にしています。
たぶん、多くのPCで近い表示になると思います。
表示調整デフォルト状態で、十分に広い画面があると1行63文字になると思います。
句読点位置で改行していることが多いです。
なので、縦書き正義、段落字下げ正義の方は、この時点で離脱したほうが無難かと思います。
--------
”……”は一応、”……”を使っていますが、個人的には”・・・”が好きです。
”・・・”使うと荒れるので使わないだけです。
実際のところ、”…”を2個並べなければならない根拠は存在せず(日本語の文法にそのようなルールは存在しない)、誰かが勝手に言ってるだけのローカルルールではないかと思います。
もちろん、出版物のルールは出版社が決めれば良いことですが、そのルールはその会社から出版される出版物以外が従わなければならない根拠にはならない。
一方で、事実上の標準書式であることも事実だと思います。
従わなければならない根拠は無いが、従った方が無難なルールという認識です。
”・・・”に”…”の意味は有りませんが、間を表現したいのに、1文字ずつ表示すると、”…”はダダダンとなり、間よりは急いでいるイメージが強くなります。
…だとダダダンで3点バースト射撃そのものなのですよね。
(1回トリガーを引くと3連射する射撃モード)
”……”だと間の表現と言うよりは、むしろ激しい印象を受けます。
さらに”・”であれば、”・”の数を1個単位で間を調整できる。
”・・・”の方が読みやすいと感じる人も、一定数存在するのではないかと思います。
(もちろん、そう感じない方が存在することを否定するつもりもありません)
横書きでは、作家の辻仁成先生のページが、横書き字下げ無し、”・・・”で書かれています。
私もそのスタイルが好きです。
辻先生は”・・・。”で最後に”。”を打ってますが、私は”・・・”の後ろには”。”が無い方が好きです。
行の最後には必ず”。”が有る方が美しいかもしれません。
また、辻仁成先生は縦書き作品でも、段落字下げを廃止しているかもしれません。
新刊は縦書きでも段落字下げが無い感じです。
”その書式が素晴らしいから見習いましょう”という話ではありません。
私はそうであっても構わないと思うことに加え、実際に、小説の書式を知っているはずのプロの先生がそのように書いている実例として挙げさせていただきました。
なんで、わざわざ、標準的な書式を知っている人が崩して書くのかと言えば、おそらく理由は”そっちの方が読みやすいと思うから”ではないかと考えています。
読みやすい書式を採用すれば、おのずとその形になるだろうと思うので、それを実践する人が居るのは普通であると考えています。
この書式を推奨するわけではありません。
基本的には一般的に良いと言われているルールに従うのが無難ではないかとは思っています。
私がこの書式で書いているのは、この書式を広めたいからでは無く、
”私は自分が読みにくいと感じる書式で書きたくない”
という理由です。
どの書式が読みやすく感じるかは、個性の問題だと思うので、現在もっとも一般的に使われている書式は多くの人にとって読みやすいのかもしれません。
これが正義だ!という主張では無いです。
感じ方は人それぞれであるというのは普通の話であり、私と近い感性を持つ人は少数派かもしれません。
なので、合わないと思うのであれば読まないでください。
--------
桁数確認用
12345678901234567890123456789012345678901234567890123456789012345678901234567890123456789
--------
私は、印刷された書籍であれば縦書きでも横書きでもどちらでもあまり気にしませんが、
”改行が多い文章の場合、段落字下げが存在する方が読みにくい”と感じています。
段落下げが続いて段落下げ無しが来ると、目立ってほしい行が目立たずに、目立たないで欲しい行が目立つという反転現象が発生します。
”感じています”。つまり単なる主観です。
段落字下げが頻発する文章の場合、私には表示がガタガタとズレていて読み辛いと感じられる。
web媒体の小説の場合、改行が多い場合が多いです。
紙だと改行はスペースの無駄ですが、web媒体の場合、改行が多い方が好まれる傾向があります。
おそらく、スクロールの都合ではないかと考えています。
改行が多くないと、スクロールで見失いやすいから。
そして、改行が多い文章と段落字下げは相性が悪い。
私はそう感じています。
”昔ながらの改行が少なく詰まった文章では、段落字下げが読みやすさにつながります”が、
"改行が多い文章では逆に段落字下げがあることで読みにくくなる効果の方が大きい”と私は感じています。
多くの人がどう感じるかはわからないのですが、私はそのように感じるので、そのように書いています。
そして、括弧、カギ括弧内は字下げした方が読みやすいと感じています。
なので、そのように書いています。
長いセリフを書くことがあり、セリフ内で改行したい場合、
どの部分が、セリフなのかが、ぱっと見でわかる書式にしようとしています。
書式が気になるような人には、内容も含めて、おそらく向いていないだろうと考えています。
読者の方の個性で変わるものなので、推測でしかありませんが、文章を読んだ結果、文章自体は頭に残らず、残るのは内容のみ
(つまり文章の形で頭の中に保持しないので、文章自体がどうであってもどうせ頭に残らない)
というタイプの方に合うのではないかと考えています。
自分以外の全ての人が自分ではない人なので、どう感じるかはわかりません。
私が、そのように想定しているだけで、その推測が正しいかどうかはわかりませんが、
文章……特に書式は頭に残らない人を読者として想定して書いています。
--------
桁数確認用
12345678901234567890123456789012345678901234567890123456789012345678901234567890123456789
--------
元々有った”まえがき”は、こちらに移しました。
<<https://ncode.syosetu.com/n2023ft/>>
誠に遺憾ながら、6年経ってもまだ完結していません。
本作は2017年に投稿開始しましたが、当時から2021年に49歳だったおっさんの話として書いていました。
書き始めた当時は、少し未来の話だったのですが、今となっては、リアルタイムを通り越して、過去の話になってしまいました。
まさか、過去の話を書くことになるとは思いもしませんでした。
びっくりですね!
ここからは書式ではなく内容の話に入ります。
■はじめに
宣伝文でも書いてますが、本作は”とっても残念なお話”です。
おっさんの終活のお話ですから!
残念なものが好き、残念なものも楽しめる方向きです。
異世界では、特別好きでもない”踊り”や”パンツ”を見せられて困ったり、横浜編(実際は現代日本)では、”から揚げにレモン”を絞られたり、ヤドカリの仲間は、あまり好きではないことが知られると、”タラバガニ”や”タカアシガニ”を食べさせられそうになったりと、微妙な嫌がらせを受けて、主人公のおっさんがガッカリするような些細な話を延々500万文字もかけて書いているようにも見えますが、一応話の筋があります。
※”タカアシガニ”は、ヤドカリの仲間ではありません。
スローライフを狙ったものではないのですが、意外にスローライフ、癒し系になっているようです。
コンセプトは、”主人公のおっさんに地味な嫌がらせをしている話”なのですが、嫌がらせを実行しているキャラは嫌がらせを目的にしていないので、癒し系に見えるという側面もあるようです。
本作は、ちょっと長めの話ではありますが、区切りがいくつか存在します。
大雑把に書くと、こんな構成になっています。
だらだらと長い話ではありますが、終わりのある話です。
短くまとめると、”おっさんが異世界で終活をするお話”となります。
似たようなことを、延々繰り返す”日常系”ではなく、終わりに向かって、ゆっくりですが進んでいく話です。
■大雑把な構成
絶望しているおっさんは、”富士の樹海よりもっと良い森がありますよ”
と言う言葉を聞いて、思わず釣られてしまいます。
こちらが21章~
--------------------------------
絶望して”富士の樹海よりもっと良い森”に行くわけですが、
その割に、異世界に行けば、女に捕まり、パンツを見る刑に遭わされたりと、部分部分で、かなり幅のある話になっています。
こちらが1章~20章、40章~
全然関係無さそうな話ですが、話を追っていくと、実はつながった話になっています。
1章、或いは9章から読んでいくと異世界のお話ですが、少し大きめに区切るとこんな感じです。
20章で、おっさん帰ってリセットしたつもりになっていますが、おっさんは異世界の記憶をある程度持っていますし、異世界の人達も、おっさんが戻る方法を探して行動し続けます。
--------------------------------
■ジャンル
投稿サイト上の分類ではなく、投稿サイトに限られない、
もうちょっと大きな枠で考えた場合のジャンルです。
ジャンル分け自体あまりよくわかりませんが、
異世界転移ファンタジーです。
異世界転移ファンタジーと聞くと、テンプレモノを想像する方が多いかと思いますが、
個人的にはテンプレモノとは別ジャンルだと思ってます。
(私がそう思うというだけで、実際にはテンプレモノに見えるかもしれません)
壮大なお話ですが、凄くスケールが小さいです!
普通は、スケールの小さなイベントが、
”魔物(雑魚レベル)が村の近くに出没する。どうやって追い払おうか”
とか、そのくらいだと思いますが、
本作の場合、
”雨の日テントで水滴が落ちてくる。濡れると毛布が臭くなる”
とか、そのくらいです。
ですが、そんな小さな問題ばかりではありません。
”兵舎が雨漏りする。どうしよう?”
というかなり大きな問題が発生したりもします。
凄くどうでも良いですね!
------------------------------------------------------------------------
■期待値と現実の乖離の話
”期待”。何をするにも何かしら期待するものがあると思います。
小説を読む場合は、だいたい”こういうものを読みたい”という、読みたいもののイメージを持つことが多いと思います。
そのイメージはジャンル毎にも差が存在し、”異世界転移モノ”と言うと、一般的には、わかりやすく派手に書かれたものが多く、そういったものを求めて読む方が多いのではないかと思います。
それは、書く側も同じで、一般的に、作者は、同じ労力をかけて何か書くのであれば、
”労力の割に、評価が得やすいもの(効率の良いもの)を書こうとする”場合が多いと思います。
なので、書く側と読む側はある程度、ターゲットとなる作品の形を共有できていることが多いのではないかと思います。
そのため、読者の方も同じように、デフォルトで
”作者は、多くの人が読んで面白いと思えるものを狙って書いている”
ことを前提にして読むのが普通ではないかと思います。
ですが、本作は、”明らかにそういう方向性にはないところ”を狙って書かれています。
じゃあ、何を狙って書いてるんだよ……と思うでしょうが、
生存信号上げるついでに、試しで、
”破綻しない範囲でおかしなお話を描けるか試してみよう”
と思っただけで、書きたいものを書いています。
人気作を読んで、人気の秘密を自分なりに分析して自作に反映するといった作業は一切やってません。
(基本、投稿期間中は他作は読まない派です)
”小説家になろう”に投稿されている作品数は既に100万作品を超えており、流行に乗った作品は、日々投稿されていくと思いますので、そういうのが好きな人に向いた作品も既に多く存在していると思います。
であれば、自由に書かれたものが有った方が、多様性を維持する上で重要になるのではないかと思ったのです。
……いえ、本当は、単に流行を追うのには向いていないので、書けるものを書いているというだけです。
そもそも、読んで面白いかどうかは、読者さんが決めることであって、作者の私が決めることではありませんからね。
面白くないものを書こうとしているわけでは無いのです。
実際のところ、感性ズレた人間が、
”多くの人に評価されるど真ん中”
を狙っても、どうせ、ぜんぜんど真ん中にならないのです。
なので、書けるものを書いているだけです。
実際、ど真ん中ではないのでランキングに乗って跳ねることも無く、一方で、全く読まれないということも無いという、ポジション的には狙い通りのところにあると思っています。
もう既に、初期の目標である、”とりあえず妙な設定の小説を書いてみる”というのと、
”生存信号上げておく”というのは達成できたと思っています。
見る人が見れば、私が生きている(この時期創作活動をしていた)ことが確認できるレベルの生存信号上げることができたと思うので、その目的は達成されています。
(あとは本作が完結作になれば、内容の良し悪しはあまり関係無く目的は達成されたことになります)
私自身、遥か昔に創作活動をしていた頃、同時期に活動していた人がまだ続けているのを見つけると、その時点でちょっと嬉しかったりするのです。
なので、私を見つけて誰かがちょっと嬉しくなってくれたら、良いなと思っていて、私がこの期間捜索活動を行っていたという証拠が残れば目的は達成されるのです。
総合評価がほぼ0だと、生存信号になるか心配になるところですが、
人気作のような大きな数字を得る必要もありません。
どんな数字が大きな数字で、どんな数字が小さな数字なのか?
という疑問もありそうですが、個人的には100ptあれば、けっこう凄いと思ってます。
----------------
■想像する中央値と、実際の中央値のギャップは恐ろしく大きい
”小説家になろう”の総合評価の中央値を2021/12時点で生きている作品を集計したところ、
中央値は6ptでした。
どうでしょう? 中途半端に低い数字に見えるのではないでしょうか。
ただし、これは生きてる作品(消されていない作品)の集計であり、小説の通し番号であるnコード(本作であればN8898EJです)の約半分は作品が存在しません。かなりの数の作品が削除されるということになります。
(実際に調べると、投稿されてからの時間が短いほど消えやすく、3か月消されなければ、1年後も残っている可能性が高いという感じのペースに見えます)
それを考えると、削除済み作品を含めると、おそらく実際の中央値は0ptではないかと思うのです。
作品数を基準に考えると、おそらく、ptの多い作品よりも少ない作品の方が消えやすい。
おそらくは生存性バイアスが働いている。
そして、生存性バイアスのかかった、現時点で生きている(存在、公開されている)作品だけを集計しても、0pt作品が36.5%あります。
つまりブックマークが1件付くと、上位2/3に入るのです。
ブックマークが1件でも付けば、それは、けっこう凄いことではないかと思います。
例え何年かかって達成したものであってもブックマークが100件も付いたら、
十分健闘したと言えると思っています。
本作は、おかげさまで、なんと総合評価で1000の単位にまで届いています。
(正直、100は書き続ければいつか……とは思ってましたが1000を超えるのは難しいだろうと思ってました)
これだけあったら、主人公のおっさんも、安心して成仏できそうです。
ありがたいことです。
================
2021/12/6時点のデータの集計です。
全852,072作品 中央値は6ptです。
昔は中央値が0ptとか2ptと推測されるレベルでしたから、数字的には改善しています。
(昔は全作品Indexが取得できなかったためか、取得可能な一部の情報から、
統計的手法で推測値として出していました。
そのため、本当の中央値と一致するかどうかはわからなかったのです)
実際は、ポイント持ち作者の投稿本数が増えているのだと思います。
(同じ作者(同じユーザーID)が投稿する作品は相乗効果を生むため、
作品ごとの集計であれば、ポイント持ち作者が投稿する本数が増えると、
作品単位で集計されたpt中央値は増える傾向があります)
これ見るとわかりますが、十分健闘していると感じています。
読者の皆様、ありがとうございますm(__)m
================================
実際の中央値は6pt。
これだけでピンと来る人も居ると思いますが、
ほとんどの作品は、ptは0か、あまり大きくない数字しか付かない。
こちらがローレンツ曲線です。
横軸が2021/12/6時点の作品数になっています。
猛烈に絶望的な形になっています。
『地獄のような線形』と言っても良さそうな線になってます。
皆が平等にポイントを持っている場合の線が赤で、緑の線が実際の積み上げです。
ほぼ右端に集まってしまっています。
つまり、極少数の作品が、全ポイントの殆どを持っている。
もう少し具体的な数字を書くと、全ポイント合計の50%を0.3%の作品が握っています。
本作は、そういうグループには入りませんが、その辺りを例外として扱うと、
十分に健闘していると思います。
上の方を見ていても、実際の普通とは、かけ離れた世界なので、
わざわざ、そこに注目する必要はありません。
まずは、全体を見渡した方が良いと思っています。
--------
実はpt分布に限らず、文字数で見ても、ちょっと想定外な感じの結果になっています。
(実際はわかりませんが)長編書くぞと思った人が、書こうと思った内容を文字にすると、1万文字を超えることが多いのではないかと思います。
言い換えると、1万文字ではそんなに多くのことを書けないので、おそらくはもっと長くなるものを書こうとして投稿を始めたのではないかと思います。
ところが、実際に長編作品を集計した結果、現実の厳しさが凄くはっきりと目に見えるようになりました。
----------------
これは2023/11/14のデータですが、短期間でそんなに比率は変化しないと思います。
投稿開始直後に投稿の継続を諦めてしまう人が多いようなグラフになっています。
投稿を続ければ、そのうち読まれるようになる可能性が上がってきます。
本作の場合はどうだったかと言いますと、これです!
↓
本作の場合こんな感じで、20万文字投稿してもブクマは5件とか、そんなレベルでした。
※このブクマ、即外れるやつなので、20万文字で投稿止めてたら、
残るブクマは1、2件だったと思います。
そんな状態だと、投稿諦める人が多いと思いますが、本作の場合は、続けたら結局1000件とか行きましたので、続けると読まれやすい、続けないと読まれにくい。
そんな法則が存在するのだと思います。
生存性バイアスがかかりまくった結果、今皆さんがこれを読んでいるとも言えますが、本作の初期はこんな感じでした。
5件しかないブクマが翌日には2件減ってたりと、基本、読者は付いていないように見えました。
ブクマがボロボロ外れるので、ぜんぜん面白くないのだろうと思ったのですが、当時既に投稿済みの最初のあたりの話は、後に意外に人気があることが判明します。
投稿した当時評価されなくても、後から評価されることもあると言えると思います。
おそらくは、本作が、所謂なろう必勝法のスタイルをとっていないからだと思ってます。
--------
作者単位(ユーザーID単位の集計)では、必ずしも長いものを書く必要も無く、単純に総投稿文字数と、pt中央値はほぼ完全な比例関係になっていました。
10万文字のpt中央値が16であれば、20万文字の中央値は32pt、40万文字なら64ptというように、ほぼ完全に文字数に比例です。
ユーザーごとの集計なので、1作品当たりの文字数は不明です。
50万文字作品を1作でも、10万文字作品を5本でも、期待できるptはほぼ変わらない。
1作品あたりの文字数や作品数を無視して、単純に総投稿文字数だけを集計した結果、
全作品の合計文字数が近い人同士のpt中央値は凄い勢いで安定していて、
とにかく合計文字数が増えればptが増えるという完全な比例の関係にあることがわかっています。
その傾向から見えるのは、pt中央値は文字数だけで決まっているということです。
(人気作は、中央値にあまり影響を与えないので)
個人個人で見ると、外れるケースも多いとは思いますが、集計した結果そうなった。
作者さんは、全作品数の1/3くらいです。100万作品なら30万人以上居るでしょう。
その方々を丸ごと集計した結果がそうなっていました。
集計の対象となる人数が十分に多いので、ほぼ完全な直線になっているという状況がはっきり見えるようになっているのだと思います。たぶん、作者の総数が1000人とかでは、直線にはならないと思います。
投稿文字数と文字数ごとのpt中央値の関係は、50万文字までは、ほぼ完全に直線になる。
投稿を続けると評価される傾向があるようです。
投稿文字数が50万文字を超えると、比例では無く、もっと上がっていきます。
なので、何作投稿しても構わないので、合計文字数が100万文字くらいになると、
ある程度はptが入ることが多いです。
※私の場合は重複投稿文字数が多いので、例外的な数字になるかもしれません。
ほぼ完全な直線になるのは50万文字程度までなので、特に統計に深刻な
影響を与えることも無いと思いますが。
なお、100万文字を超えると、pt中央値は直線では無く、上がっていく傾向があります。
200万文字作者のpt中央値は、100万文字作者のpt中央値の2倍より多い。
これは、生存性バイアスのせいだと思います。
人気作家のほうが生き残りやすく、生き残った人の集計には生存バイアスがかかっているということかと思います。
================
続けていればptは増える傾向がある。
総合評価は100万文字書けば、ほとんどの場合100ptを超えるという傾向があります。
継続して投稿していること自体が評価されるからと考えると理解しやすい感じです。
ただし、あくまでも、それは結果を見た場合の話で、実際の理由は分かりません。
評価があまりにも少ないと、100万文字書く前に諦める人が多いからかもしれません。
そうなりやすい理由はあるのだとは思いますが、
『長く書いていれば総合評価100ptは超えることができる場合が多い』
とは言えると思います。
そして、本作は凄く長い。
なので、面白いから評価されているわけでは無いかもしれない。
でも、それでもかまわないのです。
特に高評価を得る必要は無い。
ある程度読まれているので、需要はあるのだと思っています。
”ある程度筋の通った話を書いて、最後まで投稿する”これが残された目的です。
途中で力尽きたら、いきなりラストを投下する。
そんな自分ルールで投稿を続けています。
私自身が読者の立場で、凄く嫌なのが途中でエタることなのです。
最後どうなるのだろう?と思っていて、途中でいきなり放置というのが嫌なのです。
どうやって終わったかが大事なのです。
どんでん返しとか、あっと驚くとか、そんなの全然必要ありません。
終わりまで書かれていることが重要なのです。
なので、力尽きたら、いきなりラストを投稿する。
いきなりラスト投下も、読者視点では、あまり嬉しくありませんが、作者都合的には次善の策。
いきなり更新無しよりはマシではないかと思っています。
もしかしたら、そんな終わり方になるかもしれません。
まあ、そんな終わり方も好きでは無いので、なるべくちゃんと終わらせようと思っています。
★2024/8現在、長期投稿停止中ですが、今のところ投稿辞める気は無いです。
単に純粋に社会生活に重大な支障を生じる程度に体調崩して一時的に投稿止めてるだけです。
ただ、体調崩すと”いきなりラスト投下”も難しいということがよくわかりました。
そもそも文章読めないのですね。
(乗り物酔いの中、小説読むくらい厳しいです)
----------------
私は、”転生したら○○でした”という一発ネタであっても、はじめだけではなく、
その一発ネタを、最後まで大事に育てたようなものを読むのが好きです。
変なネタでスタートすると、回収で苦しむと思います。
題名に合うのは最初だけで、残りは普通の話になってしまったり。
これだとちょっと記憶に残りにくい。
(自分が読者の立場で、そう思うという話です)
個人的にはネタ自体は何でも良くて、そのネタでどこまで膨らませることができて、どうやって回収するかを読みたい。
最後どう終わるかがわかっていても、そこに至るまでの経過を見たい。
歴史モノなんか、だいたいの話はわかっているのに、面白い作品は面白い。
同じ歴史で、同じ人物を主人公にしていても、話の味付けというのは、作品ごとにさまざまです。
後に起きる事件はわかっていても、どうしてそれが起きてしまうのか、その事件に絡んでいる人々の動機付けによって、同じイベントが起きても、説得力が変わってきます。
フィクションの場合は、結果がどうなるかを読者が知らない前提で書かれることが多いと思いますが、読み直すときは、ラスト知ってます。
私は気に入った作品は何度も読み返すことが多いです。
ラストがわかっていても、楽しく読めます。
後ろの巻から読んで行くと、前から読むのとは別の感想になったりと結構新鮮に感じたりします。
例えば、前から読んで行くと特に違和感ないのに、後ろの巻から読んで行くと
『なんだよ雷電、お前、最初は戦闘要員だったのかよ!』とか新しい発見をしたりします。
だいたい面白い作品はどこから読んでも面白いように感じます。
なので、自分でもそういうものを書きたいと思っています。
そういうものを好む人は、恐らく比較的少数派だろうと思っています。
簡単に書くと、つまり、”そんな作品、合う人にしか合わないだろう”と思って書いています。
合う人ってなんだよ?と思うと思いますが、中身を読まなくても、ある程度判断しやすいように適正チェック用の項目を作ってみました。
合いそうかどうか、適性チェックしてみてください。
適正チェックの内容が、正しく適正チェックになっているかは疑問ですが、
『適正チェックが存在すること自体が、読むか読まないかを判断する目安になる』
のではないかと思います。
■適性チェック!!
□「富士の樹海より、もっと良い森がありますよ」という声が聞こえたら、
釣られてしまう人が居ても仕方が無いと思える
(むしろ、魅力的な響きに聞こえる)
□チート能力貰えるとしても、異世界転生とかしたいと思わない
(心の底から疲れてしまっている人は、異世界で俺tsueeeeとかには、
あんまり興味無いのではないかと思います)
□物語で重要なのは内容(流れ)であり、書式には、さほど拘らない
(話の流れを追っていくタイプの読み方をする場合、
話の流れに関係無い部分は記憶に残らないので、さほど重要ではない)
□国語の読解問題は得意中の得意である
(それが書かれている意味を考えて読むことができることに加え、
作者が何を描こうとしているのか推測することが得意である)
□100万文字は手軽に読める長さである
(読むのにかかる時間の問題はともかく、ある程度長くないと、
内容的に不足を感じることが多い)
□言語は一次元だが、思考は多次元。現実世界も多次元である。
そのため、多次元を表現するために言語に落とし込んだ話は、
頭の中で多次元を再構築しながら読む必要がある。
そうやって読むのが普通であると思える
(多次元思考ではない人(言語寄りの人)はピンと来ないと思います)
□かわいい女の子であっても、キメ顔されるとイラっとする
(主人公にどれだけ共感できるかの性格、性質の問題です)
□見た目完璧な女が、ポーズ決めると、脱力感を感じる
□尻尾が生えたのに、誰も罵ってくれないと不安になる
(せっかく尻尾が生えても、誰も罵ってくれないと、ネタが滑った感を
持ってしまいそうですよね!)
□もし仮に、自分が解説キャラの立場であれば、少々の危険を冒しても解説を
続けるのは正義である
(実は解説キャラになることに憧れを持つが、そんな準主役的(?)
ポジションに憧れるなんて恐れ多いように感じつつも、
解説を続けてしまう気持ちがわかる気がする)
□(それなりに書かれた物語を見ていると)フラグが立つ音が聞こえる気がする
□そして、フラグが意識して回収されたり、空振ったりするのを見るのは楽しい
(滑った!という解説も入らない場面で空振ったことに気付く才能が
あると、かなり高レベルです!!)
□それがどんなに些細なこと、くだらないことであっても、
最後までやり遂げる姿は美しいと思う
□同じ文章を読んでも、人より遥かに読めている情報量が多いと感じることがある
(逆に、何故多くの人は、表面的な部分しか見ないのだろう?と感じる)
□ほとんどの場合、平均値より中央値の方が普通に近いと感じる
(数字に対する感覚の問題です。偏差値は中央値と平均がほぼ一致します。
身長も平均と中央値はそんなに乖離しないでしょう。
が、世の中のほとんどのことは、中央値と平均値は全く異なる)
□常識は多数決で決まり、長期的にはけっこう変動するものである
(常識自体が変化するものであることを、自然に受け入れられる人でないと
読み辛いかもしれません)
□異世界には異世界の常識がある。現代日本とは違うかもしれないが、
(その常識は、その世界において妥当と考えられる範囲のものでないと
違和感を持つ)
□ある物語を読むとき、そこに書かれた背景と、事件を合わせて読むことができる
(この条件の時は、こう動くのは当然だろうという、他人の立場で行動を
読むことができる)
18個中いくつくらい該当するでしょうか?
たぶん、該当する数が多いほど、適性高いと思います。
(実際にどうかはわかりません\(^o^)/)
------------------------------------------------------------------------
■戦闘はあまり多くありません。勝つために頑張るシーンは、ほぼありません
本作は、作中で、まともな戦争はほとんど発生しません。
基本、ほとんどの人は戦争をしたくありません。それでも起きてしまうときは起きてしまう。
運が悪いと、まともに戦うことになりますが、多くの場合は、出撃した、或いは戦闘を行ったというアリバイを残すためというようなぬるい戦いをします。
普通の作品に読み慣れていると、戦闘のぬるさに違和感を持つかもしれません。
人口が増えれば変わってくるかもしれませんが、今のところ、双方とも死人を出したくない。
そして、お互いに相手を滅ぼさなければならない理由もない。
そんな平和な世界ですが、軍隊は存在します。
有った方が平和に暮らせるからです。
------------------------------------------------------------------------
■主人公のおっさんの性格
主人公に共感できないと読みにくいと思います。
本作の主人公はこんな感じの性格です。
主人公のおっさんは、前向きなことは避けます。活躍とかは嫌がって逃げます。
ただし、後ろ向きなことには案外真面目に取り組みます。
真面目に取り組むことの例:
・失踪したとき、人に迷惑が掛からないように、あらかじめ荷物を
ほとんど捨てて整理しておく
・勇者になるのが嫌だから、誰かに押し付ける
主人公のおっさんには尻尾が生えてしまうのですが、誰も”化け物だ!!”とか言って迫害してくれないので悩みまくります。
しかも、尻尾が太すぎて、下着が穿けなくなってしまいます。
とても深刻な悩みを抱えて生きているのです。
その上、尻尾を拭かずに寝ると怒られてしまいます。
なんだか、生きていることが嫌になってしまいそうですね!
※ほとんどの人にとって、どうでも良さそうなことが話の中心になっています。
■向き不向きの話
多くの人に楽しんでいただきたいとは思いますが、向き不向きが有りますので、向かない方には、せめて無駄な時間をとらせないようにしたいと考えています。
テンプレ展開とか期待されてると、思い切り空振ります!
ミンキーモモや、その他多くのテンプレモノのように、トラックに轢かれて転生とかしません!
※ミンキーモモ(昭和版)のモモは、トラックに轢かれて転生します。
(主人公がトラックに轢かれて転生するネタの元祖かもしれません)
令和にも通用するナウいネタですね!
或いは、ダンバインのように、異世界召喚されて勇者として戦わされたりしません!
※ダンバイン(昭和のアニメ)は、1話で主人公が異世界に勇者(聖戦士)として
召喚されて、ロボットで戦わされるという、令和の時代にも通用する
ナウいネタの作品です!(びっくりするほど、現在でもテンプレとして通用しそうですね)
1985年になると、異世界召喚された主人公がビキニアーマーで戦ったりして、令和の時代にも通用するくらい凄くナウいですが、本作にはビキニアーマーも出ません!
主人公のおっさんは、召喚と言えば召喚なのかもしれませんが、とりあえず異世界には来ます。
でも、異世界にきても、いきなり遭難して死にそうになるだけです!
努力と根性とか無くても、はじめから強いです。
ところが、本人気付いていません。あまり、戦う機会もありませんし。
例えば、現代社会で普通に生活している人の中に、体が丈夫で、そう簡単には死なない人が居たとしても、それを知らずに生活していると(普通に怪我して血が出て痛みを感じれば)、たぶん気付かないのではないかと思うのです。
普通は大怪我することを、避けますからね。
経験値という数字を稼ぐようなレベル上げもありません。
経験値アップ用の魔物も出ません。
元々手に武器持って戦ったことが無いので、慣れるに従い強くはなりますが、経験とともにアホみたいに強くなって、剣より巨大な敵を真っ二つとかはありません。
熟練による、能力向上幅は現実と大差ないです。
物理法則も、現実と大差無い世界なので、巨大な武器を振り回したりもしません。
力が増したところで、自分が振り回るだけで、武器は振り回せませんよね。
魔王とか魔族とかも居ません。
魔物がアイテムドロップしたりもしませんし、強い敵ほど高く売れたりもしません。
弱者を救いませんし、悪も倒しません(仕事や、自衛で撃退することはあります)。
魔法は有りますが、火の魔法は慣れればローソク点火できるレベルです。
マグネシウムのファイヤースターター(メタルマッチ)くらいのものです。
利便性でライターにも及びません。
そもそも、戦闘もあまりありませんし、ヒロイン攻略とかもしません!
(呪いの効果で、女が憑いてくる)
------------------------------------------------------------------------
■ガンダムに例えたら(ストーリー抽出面)
(初代ガンダムをある程度まともに見たことがある人なら、これで判定できます)
初代ガンダムを見て、あらすじをまとめたとき
A.民間人だった青年アムロが、連邦軍の新型モビルスーツガンダムの
パイロットとなり、戦いを通し、ニュータイプという人類の新たな
可能性に目覚めていく話。
B.ジオンの息子が、シャアという偽名を使って、父の敵討ちをする話を
他人視点で見た話。
AもBも正しいのですが、Bになる人が、たぶん、このお話し向きの人です。
アムロは主人公で、出番が多いのですが、場当たり的に行動しているだけで、
目的があるわけでも無く、物語上、重要なキャラでは無い。
(いつ退場しても構わないキャラではありますが、小説版ではホントに途中退場しちゃいます)
逆にシャアの方は、追放された王子様で、妹(元お姫様)は、ホワイトベースに乗っています。
はじめはただの敵役なのに、話が進むにつれ、いろいろ話が繋がってきます。
最終回は、キシリア死亡で終戦ですが、キシリアを殺すのはシャア。
話を追う派からすると、初代ガンダムはシャアの話に見えるのではないかと思います。
続編も当然、アムロよりシャアの話の方が多くなります。
本作は特に、主人公がしばらく出てこなかったりします。
■ガンダムに例えたら(兵器面)
ガンダムの初めの方(地上に降りるまでの部分)を見て
A.最初は不慣れながらも、ガンダムの性能に助けられつつもなんとか地上に逃げ延びる話。
B.ザクマシンガンが通用しない装甲と、戦艦の主砲並みの火力を持つビーム兵器を
装備したスーパーロボット ガンダムを、ザクというリアルロボットで
撃破するために頑張る話。
これも同じですね。
リアルに描かれているのは、ジオン側で、どうしてもジオン側に感情移入してしまうような人には合ってると思います。
命がけで大気圏に落としたのに、単独で大気圏突入して無傷なんて酷い話です。
あ、いえ、そういうタイプの人に合ってますという例え話ですからね!
--------
私は個人的にはロボットアニメでは”ボトムズ”が好きです!!
なんか、ネタのテンプレ解答みたいですが、本当です。
気軽に乗り捨て可能な底辺マシンが好きなのです。
ガンダムは、初代以外は、ほとんど見たことがありませんが、ボトムズはだいたい見てます。
ボトムズと言う名前が付いてても、むせない感じのやつは見てないのもありますが、
むせる感じのやつは、だいたい見てます。
※2021年ごろ、Zガンダムは見ました。
--------
この導入部分は、どんなものか先に知っておきたい、目安が有った方が読みやすいという方向けに用意したものです。読まずに進んで貰っても問題ありません。
本作は500万文字とかありますので、なんの目安も無しに読み始めて、”思ってたのと違った”となると、時間の無駄ですからね!
1章から読み始めると、
”富士の樹海よりももっと良い森”からはじまります。
ごく一部の方にとっては、とっても魅力的な言葉の響きですね。
→ 1章”富士の樹海よりももっと良い森”
なんで”樹海よりもっと良い森”に行くのか、その理由の方を知りたい人は、
→ 21章 横浜編から読むと良いかもしれません。
どこから読んでも、読む順番が変わるだけで、大体繋がると思いますので、どこから読んでも構いません。
■1話あたりの長さ
1部分あたり4000(2500~6000)文字を目安に書いています。
個人的に4000~5000文字くらいが読みやすい(書きやすい?)と感じるからです。
区切りの都合で1500文字くらいの話もあります。
平均は4500文字くらいです。
一般的には、1000文字くらいが読みやすいという話もあります。
なので、一般的な長さよりも、もっと長い方が良いと言う方向きだと思います。
それに、1部分1000文字だと、400万文字で4000部分とかになっちゃいます。
バランス悪いですよね。
■読み方
比較的珍しい内容なので、楽しみ方が分からず混乱するかもしれません。
なので、はじめに書いておきます。
改めまして、興味をお持ちいただきありがとうございます。
本作には期間的に2面性があります。
短期で見るとギャグ要素が強くなっています。
長期的に見ると、謎を解明し、おっさんが、何の目的で何をしようとしているのかが、わかるような話になっています。
短期の残念系ギャグが好きな人が読んでも、長期の謎解き、伏線、話の流れを読む人にも楽しめると思います。
実は主軸は長期間の方に置いています。飽きないようにギャグを入れてます。
ギャグがギャグで終わるのは好みでは無いので、ギャグにも重要な情報を混ぜてあります。
単に笑いだけを目的にした、取って付けただけの設定は比較的少なく、だいたいくだらないことにも理由があります。
理由は、どこかに書いてあるか、書いてある情報から、推測できるようになっています。
これから書かれる部分にあるかもしれません。
ただ、本当に放置の話もあります。
話の流れ的には、
だいたい毎回、残念なお話になっています。
とっても馬鹿馬鹿しいことが、いくつも繋がって、大きめのことにまで繋がってしまいます。
とっても気の長い話です。
(1章から読むと)主人公のおっさんは、はじめ貧乏で、どんどん(勝手に)特別な存在になって行きます。
が、テンプレ物のように、始め酷いところからスタートして、成り上がっていくとか、そういうものではありません。
成り上がりを目的に設定したのではなく、何も無しに異世界に飛ばされたので貧乏生活からのスタートになってしまっただけです。
そして、望みもしないのに、避けていても勝手に追い込まれて勇者やらになっていきます。
なんでそんなことになって行くのかは、読んでいくとわかりますが、避けても避けても見事にトラップに嵌りまくって、どんどん望みもしないものになってしまうのです。
戦闘がほとんどない上に、ヒロイン攻略とかもしません!
主人公は、ヒロイン達を愛でてはいますが、娘だと思って接しているので、恋愛の対象とも見ていません。
でも、刺激が強いと倒れてしまうので、おっさんにとっては、愛でつつも、とっても厄介な存在です。
それで、何を楽しむかと言うと、基本的には、おっさんが酷い目に遭うのを楽しみます!
おっさんが悪足掻きしても、希望とは別の方向に行ってしまうのを読んで、そっちかよ!!と突っ込みを入れながら読むことを推奨します。
そして、読者は、少しずつ出てくる情報の断片を集めていろいろ考えます。
物語がが終わるころには、だいたいの情報が集まって、おお!ここがこうなってああなるのか!納得した!!という感じに読んでもらえると嬉しいです。
フラグがいっぱいあるので、気付くと話の流れが読みやすくなると思います。
答えは遠くに書いてあったりします。
今、その瞬間に読んでる部分の描写そのものを楽しみたい人には向いてません。
主人公達が、やる気、根性、或いは、頭を使って何かを、解決していくような話を読みたい人にも向いていません。
21章から読むと、現代日本の話になります。
氷河期世代のおっさんの、何歳ごろに何が起きたという、リアルな話になりますが、異世界の話と繋がっています。
話の内容は、現代日本と異世界でだいぶ変わりますが、おっさんは同一人物であり、性格や行動パターンは変わりません。
結局、現代日本と、異世界の話が1本に繋がっていきます。
そして、文体の特徴もあまり変わりません。
直接的な、その場面の描写はほとんど出ません。
どんな見た目で……とかはほとんど書かれず、主に、主人公のおっさんが思ったこと、感じたこと、考えたことが書かれています。
具体的な記載よりも、理由や考え方、その結果予想されることなどを追っていく人向きだと思います。
(おそらく、MBTI診断でSとNのNになる人向き(Nは少数派です)だと思います)
今、目の前に見えているものよりも、それを通して見える裏側にあるものを追っていく人です。
(MBTI診断は、いろいろありますが、例えば、<<https://www.16personalities.com/ja>>など)
そして、余計な蘊蓄は説明される割に、物語自体をわかりやすく説明したりしません。
つまり、頭を使うのは読者です!
いえ、暇つぶしにだらだらーっと読んでみるのも良いかもしれません。
テンプレ展開を期待する人には向いてないという説明です!
だらだら長いです。
その長い話に散りばめられた情報が、最後に1つにまとまっていくようなものが大好きな人が、じわじわと読む。そんな内容になっています。
終活の話ということもあって、最後はちょっと泣けると思います。
我慢して読むと最後にちょっとだけ、ご褒美があると思っていただけると良いかと思います。
※2024/10現在では、体力的に最後まで書き切るのが難しいので、
切りの良いところで、終わらせようとしています。
終わった後に解説が入る予定です。
答え合わせではなく、説明や本編に書かれていない情報を補強するものです。
(読者の解釈が正。作者の意図は参考情報に過ぎない)
■現在の進捗と、終わりまでの見通し
37章投稿し終えた時点で、空きや、章ごとの”あとがき”なども入れで、全部で958部分。
文字数では460万文字程度になっています。
200万文字を超えた頃は、暇潰しに読むのに手頃な長さになってきたと思ってましたが、350万文字超えてくると、自分が読者の立場でも、ちょっと長目の話という感じになってきました。
200万文字くらい無いと、盛り上がる前に終わってしまう気がしますが、350万文字くらいで終わるのが、手軽さと、盛り上がりのバランス的に好きなので、私自身が、ちょうど良いと思う長さを超えてきてしまいました。まあ、400万文字で終わるなら、適度な長さなのですが、それを超えてしまいました。
一般的には長いものは、終わらせる気が無く惰性でダラダラ続く話になると考えていたのですが、実際に自分で書いてみると、そうはなりませんでした。400万文字では書き終わらなかった。
終わらせようと思って書いていても400万文字くらいでは終わらないのですね。
これは自分でやって初めて知りました。
現時点では、47章構成で、1230部分(589万文字)くらいで終わる予定になっています(この数字は章が進むにしたがって変動します)。
※進むと、残量が減るはずなのですが減らないですね。何故でしょう?
==================================
初期と29章投稿終了時の現在の章の対応図を書いてみました。
本作、”加齢臭と転移する竜”は、
元々”11章構成、110話程度、35~50万文字規模”を想定して書いていたものです。
2017年の10月の体育の日の連休に突如、”そうだ、小説を書いてみよう!”と思いついて書き始めたもので、ターゲットは2018年のGWでした。そこまでには完成させたいなと思っていたのです。
まあ、少々膨らんで、伸びるというのは有りがちです。
2018年のGWには無理でも、元の全11章のうちの9章に入ったあたりまでは、そこそこ順調でした。
その時点で75%くらいまで行ったつもりだったのです。
もうすぐ、おっさんの終活は終わる……と思っていました。
そろそろ終わりに向けて、ちょっとボリュームが増えてきた……と思ったら、
8章が予定の4倍!
これは、まあ、個人的には許せる範囲なのですが、
9章が15倍
10章が40倍!! なんでじゃあ!!と自分で突っ込みを入れました。心の中でです。
投稿版の9章”2代目トルテラ”は、今では序盤って感じですが、
元々の原稿では、けっこう後の方の話なのです。
でも、元の11章構成の10章まで来ています。
終活に必要なので、形見を取りに来ただけなのですが、横浜の妻が形見をくれないのです!!
クリックすると大きく表示されると思います
元(下書き)は、11章構成110部分で、投稿ボリュームで35~50万文字程度の規模を、想定していました。
ところが、100万文字超えてしまいました。
終わらせることが目標なのに、何故かなかなか終わってくれません。
150万文字超えないように、がんばってましたが150万文字に収まりませんでした。
200万文字は超えないように……ちょっと無理でしたね。
250万文字は超えないように神様にお祈りしてみます。← これもダメでした。
現時点では、300万文字は行かない気がしています。← これもダメでした。
350万文字くらいでしょうか。 ← あばばばばーーーー
予定部分がだいぶ消化されているのに、なかなか終わりません。
終わりのある話なのですが、なかなか、そこに到達できません。
もう少し、短めのものを期待していた方々には、申し訳ないです。
この話は、短期で見ると起伏があまりありません。
それは、元々、筆者がそういう性分なのです。
筆者本人が、あまり主観の無い人なので、気持ちがこもらず、だらだらーーーっと話が進んでいくわけです。
長期的には、起伏はあるつもりで書いてますが、周期が長すぎて起伏と感じるのは難しいかもしれません(人によって、受信可能な起伏の波長が異なるのです)。
なので、だらだらーーーっと読んでいただくことをお勧めします。
よく読むと、小さな伏線を、あちこちで回収してます。
私自身が小説読むとき、小さな伏線の回収を見つけると楽しいと感じるからです!
大きな伏線は回収して当たり前。
小さいやつは回収されるかもしれないし、放置されるかもしれない。ほどほどのやつが好きです!
2回目、3回目に読んだ時にも、新しい気付きがあると嬉しいからです!
私は、気に入ったものは何度も読むので、最後まで読んで何度も読んでしまう人が居てくれると嬉しいです。
”最後まで読んで”と書いているのは、このお話は最後にピークを持ってきています。
最後があるために途中を書いています。なにしろ終活のお話ですからね。
読んで欲しいのは最後の部分です。
そして、最後まで読んだあとに、”また初めから読みたい”、と思える作品になったら良いなと思っています。
はじめからこう思ってましたが、そろそろ、ラストが近付いてきたので書いてみました。
※ラストは遠かったです
まあ、”もうすぐ終わる”、”ラストが近付いてきた”とあとがきに書いてあるのに、終わらない作品というのも、書籍でも散見するのですが、その気持ちがよくわかりました。
■ターゲット層について
本作は、ある仮説に基づいて書いています。
簡単に言うと、
”多くの人にとって良い作品と言う物は存在するが、100%全員にとって良いというものは存在しない”
という説です。ここだけ見ると、ごく普通の話です。
これを、もう少し進めて考えると、
多くの人が良いと思うものに合わせて作られると、一部の人にとってはつまらない作品が増えたと感じる可能性があるということになります。
上でも書きましたが、古くからある古典的なMBTIという性格診断でも、SとNのSの人は、その場の状況の描写を重視すると思いますが、Nの人にとって、それはあまり重要な情報では無かったりします。
そして、主人公も、Sの性格付けになっていると、Nの人にはあまり共感できなかったりします。
”なんで、この主人公は短絡的な条件反射みたいな動きをするのだろう?”と思うわけです。
Sの人がNの主人公の考えを理解するのは、もっと難しいでしょう。
たった2種類に分けるだけで、こんなんです。
どちらかに寄せると、そうでない側の人には読みにくくなる。
逆に言うと、多くの人がつまらないと思うものも、一部の人にとっては面白いものであったりする。
理由は個性です。
認知特性や思考パターンの近い人とは、お互いに少ない言葉で意思疎通ができる。
それは文章でも同じで、特性の近い人の書く文章は、読みやすいという仮説です。
認知特性と言うのは、受けた刺激が、どのように頭の中に展開されるかの特性です。
視覚であったり聴覚であったり、味覚や触覚、嗅覚であったりと全てひっくるめたものです。
小説の場合だと、文字なので視覚ですが、言語という意味では聴覚寄りです。
わざわざ好んで長文読む人ですと、目で文字を読むのが得意な人が多いかと思います。
同じ文章を読むのが得意という特性を持っていても、同じ文章を読んで、頭の中にどのように展開されるかは人それぞれ異なります。
文字を音声として再生する人も居れば絵として構築する人も居ます。
そういったパターンが近い人同士は少ない文字数で相手に伝わります。
本作は多数派にフォーカスしていません。
筆者が少数派の方に分類される人だからです。
一般的の範疇に入らない人は、認知特性や思考パターン、何かをやるために取る解決手段が一般的な人と離れています。
手段が違えば必要とする情報も異なります。
おのずと、書かれる内容や順番が変わります。
なので、その人にとってわかりやすく書くと、結果として、多くの人にとっては、わかりにくいということもあると思います。
なので、一般受けを狙うのではなく、合う人に読んで貰おう!!
という、とっても安直な作戦です。
多数派に合わせると、逆に少数派にとって魅力が減ってしまうのです。
極端な話、作者にとって良いものを書けば……もちろん、内輪ネタとか、
後で読み直したら作者本人でも意味が分からない……みたいなのはダメですが、
そのあたりをクリアしているものであれば、比率は少なくても、気に入ってくれる人は必ず居ます。
かなりレアなものでも1000人に1人くらいは良いと思ってくれるはずです。
所詮は好みですから、比率が変化するだけで100%というのは有り得ません。
そして、逆に0%も有り得ないのです。
なので、刺さる人に刺されば良い。
そもそも、このターゲット層の話が出てくること自体が、多くの人にとって理解しにくいのではないかと思います(普通は、多数派に合わせますからね)。
そして、逆に一部の人には良くわかると思います。
そういう方には良く合うと思います。
作者がMBTIでSの人では無いので、本作の特徴として、具体的な見た目の記述があまり出ません。
新キャラ登場時に、具体的に、どんな顔をしていて、髪の長さがどうだ、とか色がどうだとか、そういう情報がほとんど書かれません。
なので、文字から頭の中で絵を組み立てる人には、向かないかもしれません。
セリフに、誰が言ったかも省略されてるところも多いです。
多くの人にとって読みにくいかもしれません。
わかる人には、これでも十分わかるでしょう。
そのかわり、キャラを理解していれば、その場で、誰が何を言いそうか予想できる程度の、個性付けはしているつもりです。
キャラにはそれぞれ個性があり、まるで生きているかのように、勝手に何かをやり、何かを言います。
なので、個性を分かっていれば誰が言ったか書かなくてもわかる人にはわかる……と良いなと思って書いています。
もしかしたら、ほとんどの人が、読んでも意味がわからないかもしれません。
それでも、ひとまず最後までこのスタイルで書きます。
それも含めての投稿なのです。このスタイルで最後まで投下する。
それを目指しています。
■話の構成について
最後の最後が終活です。でも、そこまでが長いです。
いえ、はじめから終活なのですが、”よし!終活頑張るぞ!”と決意するまでが長いのです。
まず異世界から始まります。だいぶ後になって、一時現代日本に帰ります。
2021年ですので、少しだけ未来です。
※投稿開始時は2017年だったので未来でしたが、そろそろ、猶予が無くなってきました
→ 31章書いてる間に、リアルタイムを超えて、過去の話になってきました
1章から読むと、この世界について、まったく知識無しのところからはじまります。
伝承やら、テントの雨漏りやら、トイレ問題やらを解決しつつ進みます。
とても地味です。
8章の終わりで、一時主人公が行方不明になります。
9章は主人公が行方不明の状態からはじまります。
主人公はこの時点で、この世界の記憶の多くを失っているため、また0に近いところからのスタートになります。
ところが、主人公以外は主人公を覚えてますので、話は進んでいきます。
1章から読み進めると、読者は知ってるのに主人公は知らないという状態になります。
9章から読み進んで、あとから1章に戻るという読み方でも問題ないと思いますので、先に話の内容知って、後から補完したい人は8章の終わりか、9章から読み始めると良いと思います。
21章では、一時、主人公が横浜に帰ります。
実ははじめから終活の話だったことが分かります。
横浜編は、横浜に戻ってから、また異世界に行くところまでを読んでも1つの作品として成立するように書く予定です。
本作は、些細なことにもだいたい理由があって、だいたい理由がどこかに書かれているので、後からでも1章に戻って、細かく拾ってもらえると嬉しいです。
例えば、主人公の名前、”トルテラ”に隠された意味は、250万文字後に書かれることになります。
もちろん、それ単独ではなく、他の名前の謎に絡めてです。
一般的には、こういう配置はしないと思います。
■ストーリーについて
基本は異世界、地球ではない別世界でのお話です。
1章では、横浜在住49歳 中小企業勤務のサラリーマンだったという記憶を持つ男が、いきなりまったく知らないところに飛ばされた直後から物語が始まります。
そこは、男が早死にするという、無茶な設定の世界でした。
男が早死にする世界では49歳は老人です。お荷物です。
なんとか貧乏少女に引き取ってもらい、”加齢臭”を指摘されるのを恐れながら、貧乏でも村人Aとして平和に暮らして行こうと望んでいます。
はじめは貧乏で、それでも幸せな生活を送ります。
ところが、失敗してどんどん勇者やら神やら竜やらになってしまいます。
悪を倒したり、弱者を助けたり、もっとでっかいスケールで魔王を倒したりとかそういうことはぜんぜんしません!
踊りで誰が一番か選んだだけで神様です。※強制的に選ばされます
井戸やトイレが奇麗になっても神様です!些細なことですぐにフラグが立ってしまいます。
長期的には、主人公がこの世界に来た理由や役割を解明し、何をすべきか考えながら進めていく話になっています。
このおっさん、けっこうわがままで、死に方には拘りがあるのです。
後の方で、一時、横浜に戻る話があります。そこでは、異世界から戻ってきた主人公が、現代日本での生活をどのように感じるか、なぜ異世界に行くことになったのかが書かれます。
そこだけ分離して読んでも、話が通るように書く予定なので、そこだけ読んでいただくのも良いかと思います。
■舞台
主人公が行く異世界は、主に森、沼地、荒れ地の3地方が舞台になっています。
最初に主人公が出現するのはトート森と呼ばれる森林地帯です。ここには”竜が人間になった大鎧という神様”が居ます。
森は水が豊富で奇麗ですが、水産物に乏しく人口密度が低い、あまり栄えていない土地です。
荒れ地には、ダルガンイストと呼ばれる要塞と、ダルガノードという大きな町が存在します。
この地方には勇者の伝承があり、森の大鎧と敵対しています。
ダルガンイストの外側はタンガレアと呼ばれる外国です。
ダルガンイスト要塞は、タンガレアから国を守るために存在しています。
沼地(一部山岳地帯あり)は森と荒れ地の間の緩衝地帯です。
水は豊富で水産物も多いのですが、きれいな水が入手しにくい土地です。
森(トート森)、沼地(マイト候領)、荒れ地の3地区の他に、荒れ地の要塞ダルガンイストの外はタンガレアと呼ばれる外国が存在します。他にも細かな土地が登場しますが、基本的には3地方+外国だけ認識してれば十分です。
このほかに、竜の国という別世界が存在します。
竜はヒトの世界にやってくることがありますが、人間が竜の国に行くことはできないようです。
地球は主人公の記憶にありますが、地球に戻って活躍したりはしません。
(寄り道的に、少し帰ります)
■ヒロイン
異世界側のヒロインは、最初は拾ってくれた恩人という関係で始まります。
慣れるに従い、だんだんと娘のように接するようになって行きます。
どちらにしろ、おっさんは、恋愛対象として見ていません。
ところが、この世界では男はすぐ年取って早死にするのが普通だからか、ヒロインたちは年の差自体は、あまり気にしません。
結果として、勘違いした攻略を受けまくり、おっさんは大変困ります。
そしておっさんは、娘たちにお婿さんを貰おう!と頑張ります。
最後には、おっさんも観念するわけですが、そこまでの道のりは、普通の作品とはだいぶ違っています。
人間以外に擬人化されない竜のヒロインも登場します。竜の目から見ると、凄く可愛いらしいです。
いえ、大きさを別とすれば、人の目から見ても可愛いです!!
横浜編のヒロインは、同級生ですので49歳です。49歳でも、主人公にとっては大好きな人なのです。
■伝承
トート森には竜が人になった神様、大鎧の伝承があります。
竜は神様、勇者は悪魔と考えられています。
ダルガノードには勇者の伝承があります。竜は敵と考えられています。
沼地(マイト候領)には、踊りの聖人の伝承があります。ただ踊るだけの意味不明の聖人です。
これらの伝承の影響を大きく受けつつ、何故か勝手にいろんなイベントが発生していき、だいたいいつも主人公が酷い目に遭います。
■竜
主人公曰く、地球出身者が見たら”でかい犬”と表現するだろう……という生き物です。
基本的には人間と話はできませんが、話すものも極稀にいます。
そして竜は、擬人化なしにそのままヒロインとして登場します。凄く残念な感じです。
ヒロインとして扱うこともあり、作中では単位は匹ではなく、人、或いは体、頭で書いています。
竜は竜に名前を付けないので、竜の名前は人間が付けています。
竜が竜を呼ぶときは、特徴で呼びます。
例えば”人の言葉を話す竜“です。
そのため、同じ個体が別の名前で呼ばれることがあります。
■勇者
皆に”特別な人”と思われるくらいの存在です。
勇者の伝承の、勢力圏内の人々にはとても人気があります。
■神
皆に、”勇者よりももっと特別な人”、と思われるくらいの存在です。
何もしなくても、神様だと思われて、人々にありがたられます。
ただ、ときどき、自分が人間だと思っている、ちょっと残念な神様とかも居ます。
■神殿跡地、ストーンサークル
神殿跡地とストーンサークルは同じものを指します。ストーンサークルはゲートとも呼ばれます。
各地にストーンサークルが散在しています。
そのうちのいくつかは作中で重要な舞台になります。
竜と関係のあるものです。
この程度の予備知識を持って読み始めると、深読みしやすいのではないかと思います。
それでは、本編にチャレンジしてみてください!
気に入っていただければ幸いです。
補足:
ところどころ、話の内容と関係無いような絵が入ってます。
本当に関係ありません!
深読みとか必要ありません。単なる絵の再利用ですので、気にせず読み進めてください。
再利用じゃ無い絵もあります。これも深読みせず、気にせず読み進めてください。
しかも、途中で微妙に修正してあったりします。
主人公のおっさんは、自分がアニメや漫画の登場人物なら、解説キャラだろうという自覚を持っています。なぜか、ひたすら解説しまくったりします。
----
この1部分の文字数が2.5万文字くらいです。
だいたい1話あたり、この1/5程度の長さです。