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越後春、散歩道の独り言  作者: あっちゅ寝太郎


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【近況:春の散歩道にて】 物語を終え、ふと歩いた越後の春。 目に映った景色を、五つの句に託しました。

一つの物語を書き終え、ふらりと外へ。そこには、ただ静かに移ろう越後の春がありました。大河のせせらぎ、遠くに見える弥彦の山影。小説を執筆する際に、私がいつも大切にしている「名もなき営み」への視線を、五つの句に託しました。歩いた道順そのままに、五つの風景をお届け

一つの物語を書き終え、ふらりと外へ。そこには、ただ静かに移ろう越後の春がありました。大河のせせらぎ、遠くに見える弥彦の山影。小説を執筆する際に、私がいつも大切にしている「名もなき営み」への視線を、五つの句に託しました。歩いた道順そのままに、五つの風景をお届け 大河ゆき 散り舞う桜 かすむあめ 枯れ草の ぽっかり浮かぶ 三分咲き 彌彦(いやひこを ほんのり照らす 日のあかり 銀面に 映す桜の しなやかさ われどぶに はらりと落ちる しろき花 雄大な川の流れから、足元のどぶに落ちる一片の花びらまで。歴史のうねりも、誰にも気づかれない日常も、私の中では等しく尊いものです。散歩道の泥にまみれた花びらを見て、ふとそんなことを思いました。さて、歩いてお腹も空きました。今日の執筆のご褒美は何にしましょうか。

雄大な川の流れから、足元のどぶに落ちる一片の花びらまで。歴史のうねりも、誰にも気づかれない日常も、私の中では等しく尊いものです。散歩道の泥にまみれた花びらを見て、ふとそんなことを思いました。さて、歩いてお腹も空きました。今日の執筆のご褒美は何にしましょうか。

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