第3章 Rx7FD3s大白硲亜久里登場
子手生樹潤が来た、次の日、Rx7FD3sの大白硲亜久里が鬼ケ窪モータースに現れた。車の点検とオイル交換だった。「いらっしゃいませ。車の調子はどうよ。」鬼ケ窪社長がおおじろはざま亜久里に声をかけた。「社長のおかげで絶好調すよ。」亜久里は社長の目を見た。「それは、それはあのチューニング正解だったな!ところで大白硲君、例のレースの再開を望んでいる奴がいるんたけど君も乗っかてみっか?後2台枠が空いているんだ。」社長は大白硲亜久里の目を見てニヤリ微笑んだ。「あのレースですよね。4年に1度の元旦レース、前回死人が出て中止になってたやつですっよね。俺でよかったら是非参加させてください。」亜久里は社長の目を見つめた。亜久里は市内に飲食店を何件もやっている外食産業の社長だ。最近、つくばではやっている鶏を使ったスープがあたってラーメン屋が儲かっていた。「社長、FD3sの整備、オイル交換終わりました。」従業員が社長の顔を見た。その時、鬼ケ窪社長のスマホご鳴った。手子生樹潤からだった。「樹潤です。昨日のレースの話、私も乗らせてください。」樹潤が参加表明をした。「樹潤、今、大白硲亜久里君がここにいるから話してみるか?かわるから。」社長はスマホを大白硲亜久里に渡した。「今度、一緒に走る事になった手子生樹潤と申します。34GTRに乗ってます。」樹潤が先に挨拶をした。「私、おおしろはざまあぐりともうします。樹潤さんの事は知っております。速い青い34GTRに乗る女性がいると今回一緒に走れて光栄です。御手柔らかに私ほRx7FD3sに乗っております。近いうちお会いしましょう?」亜久里は樹潤に挨拶をした。スマホを社長に返した。事務所のドアを出てRx7に乗るとアクセルを一回踏み込んで駐車場を出て行った。