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第19章 戦いの前の静けさ

大晦日の11時に皆、ガソリンスタンドに集まって愛車の洗車をする事にした。ガソリンスタンドの洗車場は一般の人でいっぱいだった。4人は空くのを待って順番待ちをしていた。絶対に機械では洗わない手で洗うのが鉄則の走り屋達だ。4人が順番を待っていると一人の男性が声をかけてきた、「あなた達、、もしかして明日のミッドナイトレースに参加される方々ですか?車を見てすぐにわかりました。ホームページといっしょでカッコいい!応援しています。頑張って下さい。握手お願い致します。」男性は4人の顔を見て目をキラキラさせながら握手をしてもらった。「今、ここ空きますから。」男性は、プリウスに乗ってスタンドを出て行った。「ああいう車でいいんだよな?まずはレディファースト!」大白硲亜久里がボソッと口にした。樹潤がトランクから洗車道具を出して洗車し始めた。スポンジとシャンプーでまず洗い始めた。長いモップを取り出して下回りも洗い始めた。タイヤワックスも外せない。タイヤには良くないと言われているがその頃にはタイヤ交換してるから問題はなかった。今、ピカピカなら良い。タイヤのPOTENZA RE71 RSと文字がハッキリわかるまで磨きあげた。また、ボディワックスが凄かった。拭くだけで鏡面仕上げになる物を使っていた。「手子生さん。そのワックスなんですか?どこで買ったんですか?」琢磨は樹潤の顔を見た。「コレですか?ユーチューブのcmで流れていてついポチっと押したらこれが最高だったんですよ。後で教えます。」樹潤は琢磨の顔を見てワックスをかけていた。「あれって本気だったんだな?」琢磨はボソリ口にした。ピカピカになった樹潤の34GTRを皆で眺めボディを触った。ツルツルだった。大白硲と面野井はもう洗車途中だった。琢磨は樹潤が終わるのを待っていた。「天宝喜さん。終わったわよ。車入れ替えよう。」樹潤は琢磨の顔を見て車に乗ってエンジンをかけた。バックファイヤーがパンバンとなると洗車している人達がみんな振り向いた。琢磨もエンジンをかけて樹潤が洗っていた場所へ車を入れた。琢磨もトランクから洗車道具を取り出し下回りから長いモップで洗い始めた。昨日つくばサーキットのセーフティゾーンに入ったから入念に洗った。エアロにすり傷が残っていた。マフラーにキズが付いていた。アルミをアルミ研磨剤でピカピカに磨いた。タイヤも樹潤同様POTENZARE71RSと刻印が綺麗に見えるまでタイヤワックスで磨いた。ボディシャンプーでボディを洗いやっばりヤフオクで買ったボディワックスをかけて丁寧に磨いた。それで終了した。面野井も大白硲も終わってガソリンスタンドは展示場になっていた。洗車待ちの一般の人がギャラリーになっていた。琢磨も大白硲の後にNSXを付けると「わああー」と歓声があがった。女性が声をかけて来た。「元旦レースされる方々ですよね。ネット見ました。カッコいい車ですね、女性の方も走るんですね。私なんか軽自動車ですよ。頑張ってください。私、一番後のオレンジと黒の車が良いなぁ!乗って見たい。」女性は皆の顔を見て微笑んだ。「僕の車です。乗りますか?ちょっと一回りしてきましょう。」琢磨は女性の顔を見て優しく微笑んだ。女性をエスコートし助手席のガルウィングを上げて女性の手を放した。女性は車の助手席に乗り込んだ。シートベルトを締めてあげてガルウィングを下ろした。琢磨は運転席に周りガルウィングを上げて、車に乗り込むとガルウィングを下げて、スマホを出してクラッシックをかけた。ビバルディのバイオリン協奏曲の四季全曲集をかけた。「間がもたないのでクラッシックでも聞きながらドライブしましょう。僕は天宝喜琢磨と申します。しばしの時間宜しく。」琢磨は女性の横顔を見た。「私は、遠藤奈緒美といいます。すいません。見ず知らずの男性の車に乗ってしまう身勝手な端ない女です。宜しくお願い致します。」奈緒美は琢磨の横顔を見た。車は一般道へ出た。「うわあ!低い。音が良いです。クラッシック音楽と調和してますね。アクセル踏むと身体が吸い付きます。」奈緒美は声をあげた。「スポーツカーから見る景色ってこんな感じなんですね。凄すぎます。感動します。」奈緒美は興奮していた。スタンドを中心に一周してスタンドに帰って来た。皆が見守る中NSXは先程の場所に停まった。琢磨は降りて助手席側に周りガルウィングを上げて遠藤さんを降ろした。そしてガルウィングを閉めた。降りた遠藤さんは興奮を隠しきれず感想を話しまくっていた。「皆お待たせ。飯でも食べるか?」琢磨は皆の顔を見た。隣が回転寿司だった。このスタンドは出入りが難しいので皆、エアロ、を擦りながら一般道へ出た。寿司屋には一般道からぐるりとまわって側道から駐車場へ入ったがいっぱいだったので駐車場入り口付近に停めて歩いて店まで向かった。が順番待ちの客でいっぱいであった。整理券をとりしばらく待った。番号が呼ばれた。4人はテーブル席について、おのおのタッチパネルでお寿司、うどん、デザートなどをたのんで食事を堪能した。会話の中で今晩、同じ時間に下見をしないか?と4人で合意をした。4人は寿司屋を出た。「今晩、会いましょう。」4人は言葉を揃えた。車は綺麗にした。気持ち良く走れれば良いのだが天気予報は晴れ。



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