大東亜共榮思想
新たな東亜
新たな秩序
新たな同盟
新たな未来
近年の軍國主義は国防論として語られています。しかし我が大日本先人様方は米国の植民地支配を押し返し、亜細亜を防衛すると共に祖国の強大化を図って軍國化しました。軍事力とは権力に必ずなり、また権力を握るには軍事力は欠かせません。ゆえに度重なる亜細亜侵略を防衛し、我ら日本の悲願である大東亜共榮圏を成し遂げるには「防衛と攻撃」を兼ね備える権力一点化の必要があります。歪曲された日本史を是正すべく、東亜共榮思想の基本をお話します。
★大東亜共榮圏 大東亜共榮思想
東亜とは「東」「亜」細亜の略式語であり、東アジアが共に榮る範囲すなわち共存圏を共榮圏となります。
更に詳しく言えば、東アジアを外敵(当時も米英列強)から防衛しつつ東亜同盟を組み相互協力交易をして東アジアの発展を促進していこうという思想になります。
共榮圏の主な対象國は 日本 中国 ビルマ(現ミャンマー)タイ フィリピン インドです。※この内ビルマ、インドは英国、フィリピンは米国の植民地です。
つまり米英帝国から植民地支配を受けていた亜細亜植民地を解放する目的も大きくはありました。細部を言えば、日本も不平等軍縮条約&経済包囲網を受けており十分列強に鎖で繋がれていた被支配國の一つになります。
そのような背景から東亜には経済の安定化、軍事力の強力化は必須の課題でありました。
大東亜共榮圏は一般的に松岡洋右外務相が唱えた言葉であると言われております。戦前内閣当時(近衛文麿内閣)外務大臣であった松岡洋右は列強に幾度も訪れており、かつ満洲國否決を直に言い渡された人です。米英への被侵略危機感はかなり強い状態にあったと言えるでしょう。
近衛文麿自体は対中戦争を引き起こしてしまったので、共榮思想はなかった可能性が高いです。そもそも中共への圧力を蒋介石国民党を使ってやろうとした東條派(東條英機一派(統制派))とどちらも潰し中国を支配しようとした石原派(石原莞爾(関東軍官僚)の近衛では大東亜共栄への熱意は違います。 話はそれてしまいますが、この対立から陸軍内での均衡が崩れてしまい北進も快速とはいかず南方にまで戦力が割けなかった可能性が高いです。つまり、最初から近衛文麿内閣ではなく東條英機内閣で松岡外交をしていれば共榮の道は少なからずありました。
現在似た境遇に置かれている東アジアは分裂しており結束は米国により絶対に許可されるものではありません。北緯38度線は米国による反大東亜思想、亜細亜差別そのものを表しております。連日流される日本のニュース、報道全般は北朝鮮を非難しますが、米国による反日傀儡を全く語ることはありません。
今こそ大東亜共榮圏が必要なのです。
日本、朝鮮、中国、インド、ミャンマー、タイ、ベトナム、ロシアを軸として経済を潤滑に回していけば米英と露中の大戦は免れることができると言いきれます。ここで米国の歴史を見てみましょう。
独立、南北戦争、メキシコ国境戦争、黒人の反乱、第一次世界大戦、ロシア内戦関与、第二次世界大戦、大東亜戦争 朝鮮戦争 ベトナム戦争湾岸戦争 ユーゴスラビアNATO戦争 アフガン戦争
全て共通点があります。それは他国の争い、問題に戦略介入し軍事力で優位に立ち、戦争に「追い込んでいる」ことです。
独立戦争、南北戦争はインディアンの問題を蔑視、無視し自らを被差別対象化し戦争を正当化しました。メキシコ、黒人反乱、ロシア革命関与は敵対する民族を置くことで、あるはずのない混血国家米国の民族主義を先鋭化させ敵性対象を一本化し戦争を正当化しています。上記と同じく敵国の内政事情や軍事力を背景に戦争の頃合いまで間合いを詰め、仕留めています。 第一次世界大戦と第二次世界大戦、大東亜戦争も同盟国による軍事力の優位性を保つことと「悪の枢軸」という「民族プロパガンダ」を創り敵性対象を一本化しました。第一次はドイツが、第二次ではドイツと共に日本が米国により巨悪と喧伝され世界の敵とすることにより自らが戦火を交わすことをなるべく避ける狡猾な動きをしております。
朝鮮戦争〜アフガン戦争までは新自由主義台頭により民族主義が骨董と化し「反共主義」を掲げ国連で軍事力の高い国を味方につけてロシア組(旧ソビエト社会主義共和国連邦支援國)を圧迫してきました。これも同じく「強力な同盟国、(反共)プロパガンダ」を背景に戦勝していることに着眼することができます。
つまり米国(英国などの列強含む)は「義戦に見せかけた戦争介入=横槍」で世界の覇権を握ってきたことが理解できます。どの戦争も米国には強力な後ろ盾がおり、負け戦は「あり得ない状態」で戦争に「追い詰めて」いるのです。
逆に言うと、米国が悪の枢軸になってしまえば彼ら米国はなす術がなく(戦争屋の異名があっけなく)撃滅することができる可能性が非常に高いです。
米国はかなり繊細に後ろ盾を気にしており、その証拠に中国との裏交易があります。半導体確保の為に台湾(中華民国(旧蒋介石国民党一派)を中国(中華人民共和国(旧毛沢東共産党一派)に割譲するかの如く中華人民共和国に中華民国の統合支配を承認しております。その他膨大な資金援助により中華人民共和国は現在大国になり、米国すら歯止めが効かなくなりました。ソビエト社会主義共和国連邦を圧迫する壁としても中華人民共和国を味方にしていたことは今日明らかになっているのであります。
大東亜共榮圏=大亜細亜同盟による国交回復、経済協力、相互軍事支援により米国は後ろ盾が平和ボケし軍事力が型落ちした旧連盟国しかいなくなります。過去の英霊がここまで米国を研究し戦略的に共榮思想を形成したならばどれほど考え抜かれた先進思想だったか伺えます。
現岸田内閣もとい自民党は戦後吉田茂内閣から続き米国の犬として鎖で繋がれており、日本のための政治など毛頭考える頭はありません。亜細亜旧来の侵略国家であり覇権主義国の米国を打ち砕く唯一のヒントは先人の大東亜共榮圏にしかあり得ません。
共産主義による世界革命の前には必ず米国による「共産主義の利用」が行われてきました。第一、第二、第三インターナショナル(国際共産主義者同盟)の失敗は米国による共産主義の改悪工作があります。スターリンを筆頭に過去の共産圏の担い手は米国と対立するように見せかけて人民主義を捨てています。これをスターリン主義(反人民右派)とマルクス・レーニン主義(人民前衛党革命左派)で分けるのではなく米国の資本に流れた裏切り一派がその資本に任せ軍事内閣により実権を握り人民主義を捨てたと考えれば容易くインターナショナルの敗北原因が理解できます。ポルポト、毛沢東、金日成なども同様です。それぞれ国も政治思想も違いますが、一貫して「反人民右派」であることが言えるでしょう。ゆえに共産主義による革命はそれを利用するa国(今までの米国)を打破しない限り貫徹することは不可能であると断言できるのです。
過去に亜細亜が共存した歴史はありません。互いに潰し合い、弱体化を双方で自爆的にしてきました。この二七〇〇年(皇紀)あまりの歴史を大東亜共榮思想ではひっくり返すことができるのです。我々亜細亜諸民族は互いに歴史観を捨てることができず反日主義、共産主義、侵略主義が台頭してきました。しかし亜細亜が結束し共栄する未来には強靭な後ろ盾を「虐げられてきた亜細亜諸国家」が利用し合い「虐げてきた迫害主義者」を抹殺することができるのです。そのために民族主義による互いの競争意識と共に歴史観の排除を行い、大東亜共榮圏を創設しなければなりません。